エピローグ
初投稿なので暖かい目で見てくれると嬉しいです。
俺は阿久津忍どこにでもいる高校生2年生だ。
突然だが俺は妹が好きだ。
こいつは何を言ってるんだろうと思うだろうが、
俺は妹が好きで好きで仕方がない。
「あー今日は空から妹が降ってこないかな〜」
そう言いながらベッドでゴロゴロしていながら呟くと隣でいつもベッドに潜り込んでくる妹が呆れたように
「妹が空から降って来たら怖いよ、それに私がいるんだから良いでしょ」
こんなくだらないやり呟きにちゃんと答えてくれるのが最愛の妹の名前が阿久津陽菜乃高校1年生で最愛の妹である。
「いや、俺はヒナの事が大好きだけど俺としてはもっと妹が欲しいと思ってしまうんだよ」
とダメなことを言う兄に妹はため息を吐きながらこの兄はダメかもしれないと思いつつ呟く。
「お兄ちゃんって残念な発言しなければモテるのにね」
顔だけはいいのでなにも言わなければモテるのに喋ったら残念な兄に微妙な顔をする妹に兄はドヤ顔をしながら言う。
「俺は妹にだけモテればいいーーーー!」
…
妹は残念な目で見ながら何も言わずに目を瞑る。
そんな妹の反応など露知らず兄はたくさんの妹に囲まれながら暮らす想像をしながら自分も寝るのであった。
……………………………………………………………
朝暖かい日差しと気持ちの良いそよ風が俺の体を包むまるで草原の真ん中でベッドで寝ているようなそんな気分になる。
隣にいる妹の寝息が聞こえる。
草原にいるような?違和感を感じながら目を開けてみる。
「えっ?えぇぇぇぇー!」
あら不思議辺り1面緑が広がってるではありませんか。
突然の出来事に朝の寝起きの頭では思考が追いつかない、どうして部屋で寝ていたら草原の真ん中でベッドで寝ているのか。
隣から可愛い欠伸をしながら目覚めるヒナ。
「ふぁ〜、お兄ちゃん朝から叫んでどうしたの…」
妹のヒナも当たりを見回して唖然としている、当然だろう朝起きたら草原の真ん中にいるのだから、誰でも自分が起きたら突然草原にいたら驚くのはしょうがないだろう。
「これは夢かもしれないそうだ夢だもうひと眠りしよう」
「そうだねお兄ちゃん寝て覚めたらお部屋だよね!」
現実逃避をして寝ようとする兄と、妹も信じられない出来事だからか兄に同意をして眠るのであった。
こうしてまだ異世界に転移したとはまだ気づいていない兄妹の異世界での物語が始まったのだ…
突然草原に転移してしまった兄妹の運命やいかに!