始まり
初投稿です。これから「異世界召喚物語」を投稿していきます。不慣れな点等あると思いますが、宜しくお願いします。
「…きて…」
「…んあ?」
「起きて…貴方は私が呼び出しました…この国を救う勇者になって…」
「いやいや…俺が勇者って…ん?ここ何処?てかさっきから語りかけてる君は誰で何処にいるの」
少年の名は戸部 優馬。16歳。謎の声で目覚めたらそこは知らない世界だった。
「私は…この国の王女ログメル。貴方にこの王国ログメルを救って欲しいの。」
天使のような透き通る声。ずっと聴いていたいが聞きたいことが山ほどあるためユウマは1つ、2つ質問をした。
「えーと…色々聞きたいけど、まず何で俺が勇者に選ばれたの?ひょっとして俺、凄い力持ってたりする?」
「私はユウマがどんな能力を持っているのかは分からない…けど私は強大な力を貴方から感じたの…」
「名前も知ってるのか。…あれ、いきなり呼び捨てで来た?まあいいや。多分なんだけどその能力、俺まだ使えないみたいなんだ。でもログメルが俺から力を感じたなら、俺は開花させる努力をするよ」
王女ログメルに名前を呼び捨てで呼ばれ、対抗心でも生まれたのかユウマもログメルを呼び捨てで呼ぶことにした。
「まだ力を使えない…そうなんだ。ユウマ…取り敢えず宮殿に来て…ここから語りかけるの大変だから…」
分かった。とユウマは返事をしたものの、優馬は宮殿の場所を知らなかった。
「あ…ログメル。ログメル?おーい」
彼女は語りかけを止めたらしく、こちらの声には反応しなかった。
「仕方ない…宮殿の場所を街の人に聞いて行くか。」
ここまで読んで頂いた皆様。有難うございます。 投稿は毎週月曜の20時になると思います。完結させるつもりは今の所無いので次話も読んで頂けると幸いです。それと次話からはこの回よりも多少ボリュームupします。(今回ちょっと短過ぎましたねm(_ _)m)