表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

夜は、獣の時間だ。


遥か昔、夜は狼などの野獣が徘徊し、君臨する、野生の獣の時間だった。

人が力を持ってからは、人の味を覚え、人の皮を被った獣の時間だった。


しかし今はどうだろう。


野生の獣は人の住む所からは駆逐され、恐れる者などいないし、

人の皮を被った獣も、現れればすぐに捕らえられるようになっている。


こんな世において、本気で「夜は獣の時間だ」などど言う者がいても、ただ笑われるだけだろう。


しかし、 それでもやはり、


「夜は獣の時間」なのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ