歌詞⑪ 始めと終わり
「もういいか」
何度も何度も、そう思ってきた。
けれど、いざ実行すると躊躇してしまう。
まだ希望があるんじゃないか?
まだやれることはあるんじゃないか?
答えは自分の中。
他人が教えてくれるなんて甘い。
人生は自分のもの。
始まりも終わりも自分で決めろ。
1人くらいいなくなったくらいで、他人の生活が変わるわけではない。
でも何か悔しい。
「もうちょっと頑張ってみよう」
川のほとりに1人立つ。
青や緑に澄んだ川を、気持ち良さそうに魚が泳いでいく。それを自分は第3者の目で見ている。
足を浸すと、最初は冷たいが、慣れていく。
このまま、魚として生きるか。
そんなことを思い、両足を川の中につける。
「流されないかな」
望んでみても、止める人は皆無。
舌打ちして、空を見上げる。川を反射したような、美しさ。目を閉じて、心を落ち着ける。
「そろそろかな」
何度も何度も言い聞かせてきた。
けれど、いざ実行すると、足が竦んでしまう。
まだ自分の居場所を見つけられるんじゃないか。
まだこのままでいたいんじゃないか。
答えは自分の中。
他人が助けてくれるなんて、甘い。
人生は自分のもの。
始めも終わりも、1人ぼっち。
もし自分がいなくなったとしても、誰も悲しまないに違いない。それが腹が立つ。
「もうちょっと、続けてみるか」
川のほとりに1人立つ。
青や緑に澄んだ川を、気持ち良さそうに魚が泳いでいく。それを自分は第3者の目で見ている。
足を浸すと、最初は冷たいが、慣れていく。
このまま魚として生きるか。
そんなことを思い、両足を川の中につける。
「流されないかな」
望んでみても、止める人は皆無。
舌打ちして、空を見上げる。気持ちを落ち着かせるような、青と白の織物。目を閉じて、今は風に体を預ける。




