スケベ心の末路……!
おそらく!?多分!! ポン友は生きている!
生きていて…病院にいる、と思う…! おそらく意識不明の状態で! トドメを刺しに……! あぁ
ダメだ。 そんな事、出来ない! う〜ん
仕方ない……覚悟、決めた。
刑事ちゃんトコ……行くか!
…………………!!!刑事ちゃんトコ、来た。
「刑事ちゃん!」 「!、あぁぁピー助さん?」
ボクが訪ねたとき、刑事ちゃんは食事中………
かけそばを食べていた。 「あれ!?ピー助さん、どうか、しましたかぁ〜」
「はい、ボクは…酔っている、ポン太を!殺意を持ってプールへ突き飛ばしました……」
「!っえ!?」と刑事ちゃんは目を丸くして驚いている…のか!?
「観念しました……ポン太!、奴らは酒を飲んでいました。ボクが家の中にいると!ポン太が大きな声でボクを呼びました。 奴の家の庭に行くと!ポン太の友だち!ポン友がプールで溺れていました。」
「友だち?ポン友……?」刑事ちゃんは驚きながらも…?の顔をしているようだ。
「ボクは、溺れている!ポン友を無視して、ベロベロに酔っ払ているポン太をプールに突き飛ばした。」
「……そうですが!」刑事ちゃんは驚いた顔で!
「よく…言ってくれました……!、でも…よく、解らない事が…」 「?」
「ポン太さんの友だち…のポン友!…とは?あと、観念したとは?」
「ポン友…ポン太のプールで泳いでいた人ですよ!」 「プールでポン太さんが亡くなった時、プールには他に誰もいませんでした…!」
「えっ!」 「でも…プールに変わったモノはありました。それは……」
「それは……?」
「大きな人形です。」 「人形?」
「……はい!」 「………!?」
「……ピー助さん!あなたは、勘違いした。ポン太さんは!自分の能力を使って、大きな人形で遊んでいた。 自分の話し相手にもしていた。 でも、それに飽きたので、いつもバカにしている貴方をまた、からかってやろう…と!プールに人形を浮かべて、溺れている様に操って…あなたを呼んだ。 あなたは人形を人と勘違いしたまま…ボクが貴方のご自宅へ訪ねた時、ポン太さんの事しか言わなかったので……不安になって! それで、ボクに全部本当の事を言ってくれた!? のでは?」
「正解です。 刑事ちゃん」パチパチと拍手を送った。
「わぁーい」と刑事ちゃんは両手を挙げてぴょん、ぴょん と跳ねて、笑っている…喜んでいるようだ!
「スケベ心の末路です!我慢して人形を助けて、また…大人しくアイツにからかわれておけば…ボクは…犯罪者にならずにすんだ。」
「……どうでしょうか! 付き合いが続いていく以上…貴方がたの関係は爆弾! いずれ…酷い爆発をしたはずです。」
「ボクの爆発は最小限に抑えられた?」
「知りません!スケベ心の末路です」




