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今や死神の世界もサステナブルの時代

 ぼやけた白い壁が見える。

 違うか、天井か。


 くっ。頭痛え。

 背中、腰も痛え。


 なんだったけか。

 そう、歩道橋の階段を転げ落ちた……。

 じゃない。

 横断歩道で鉄の塊からタックル受けてぶっ飛んだ。


 途切れず繰り返す電子音のリズム。

 清潔感を主張するこの匂い。


 生きているのか。


 生きてはいるが、万事無事には済まないだろう。

 やっちまったなあ。

 上半身が動かせれば儲けものってくらいか。

 首は、まあ動くな。


 少しだけ右へ頭を回すと、見知らぬ女性がすぐそばで座っていたことに気付く。


 首をれている。


 物憂げに下がる眉、自分の両膝より遥か奥を見つめる瞳を長いまつ毛が隠す。整った鼻筋の下では唇が固く閉じられている。


 肩まである黒い髪はやや乱れ、その幾本かが痩せ気味の頬に張り付いている様が疲れを滲ませる。着ている白いシャツは皺が目立ち、化粧もしていないようだ。


 一見、貧相で目立たないナリをしているが、俺にはわかる。


 か、な、り、綺麗なオンナだ。


 年齢はそれなりにオトナのようだが、俺よりはずっと年下、三十代前半といったところか。


 しかし、誰だ。

 全く記憶にない顔だ。


 もしかしてあれか。あのウロチョロ走り回っていた子供の母親か。我が子から目を離した罪悪感から怪我をした俺に付き添いをしていると。


 だとしたら、子供は救えたということだ。まあ無駄骨折りにならず格好がついてよかった。


 いや、いくらなんでも病院まで来て張り付かないよな普通。察するに、彼女はシングルマザー。倒れ伏した俺を一目見て惚れたか。


 と思わせての、損害賠償を恐れて交渉したい一心で居座っている。そんなところだ。根拠は俺の人間不信。


 なんでもいいが、そんな表情をされては頭痛が一層ひどくなるじゃないか。

 せめて穏やかな笑顔を見せてくれ。


「せっかく俺好みなんだからさ」


 あ、やべ。口に出ちまった。


 呟く程度のか細い声だったはずだが、しっかりと気付かれてしまった。


 ぱっと見開いた目が合う。


 ベッドが俺好みの寝心地なんですよ、くらいで誤魔化せるだろうか。


「ユキトくん?」


 さて。知らない名前ですね。

 俺はハルカです。千住悠せんじゅはるかと申します。そう返したいところを両手で頬を押さえられて顎の動きを封じられる。


「ユキトくん! わかる? ね、わかる?」


 わからん、わからん。

 ユキトくん知らん。


 ちょっと待て待て、いまカラダすげえ痛えんだよ。このオンナ、人違いでずっと付き添ってたってことか。そこは気付こうぜ、気が動転したのかもしれないけどさ。


 ユキトくん、隣のベッドとかいうオチなんだよきっと。頼むから視野を広げてくれ。そうすれば世の中も違った風景になるってもんさ。


 いや待て。顔か…………。


 もしかして、人違いされるほど俺の顔は潰れたのか。


 はー。やっちまったなあ。


 ほどなくして医師と看護師がやって来た。先生、とりあえずそこの女性の勘違いを正してあげてくださいよ。


「ユキトくーん。自分の名前、フルネームで言えるかな」

 お前もか。クソ。


「センジュ、ハルカ」


 名乗った直後、いきなり体が氷水に浸かったように硬直したが、すぐ戻った。


 しかし医者はなぜ俺の名に眉を顰める。

 振り返って「心当たりは?」みたいな顔すんな。


「家でやっているゲームの関係かもしれません」


 おいオンナ! 勝手に俺の独り身生活設定作ってんじゃねえぞ。


 だめだ、意識がはっきりしてきたら全身の痛みが酷くなる一方だ。

 もう声出す気力もしない。


「骨折や打撲の痛みの所為で意識が混濁しているのでしょう。CT検査結果では脳に異状はありませんでしたので、とりあえず安心してください」


 適当なこと言うなよヤブ。勘弁しろ。


 ヤブは看護師に用意させた注射を俺に打つと、さっさと去っていった。おお。これ効くな。痛みが和らぐ。


 あと眠い。クソ眠い。


「長嶺さん、よかったですね。息子さんはもう大丈夫ですから、あちらで少し休みましょう」


 顔は潰れたけど俺のムスコさんは無事って事ですかね。ナガミネさんじゃなくてセンジュさんだぞ。看護師さん。


 もうどうでもいいな。俺は寝る。



 あー。あー。本日は晴天なり。

 マイクテスト。テスト。

 ワン、トゥー。ワントゥ。

 

 蒼天。果て無く広がる空の下。


 ぽつんと置かれた純白のベッドで俺は再び目覚めた。あれほど酷かった痛みが今は全くない。ゆっくりと上半身を起こしてみる。


 やわらかな風が涼しくて心地いい。


 どこかに花が咲いているのか。好きな匂いだ。なんて名前の花だろうか。ただ、起きておいてなんだが、これは夢の最中だな。辺り一面が鏡のように凪いだ水面になっていて、真っ青な空を映している。


 まるで水色しか無い世界に俺が異物となって浮いているようだ。そして向こうの方にもう一つの異物がある。これは少し前にも見ていた風景。見覚えがあった。


「それで、何の用だったかな。井澤さん」


 ずっと離れた先に佇む経理部の井澤さん。


 真面目、潔癖、一片の搾取も許さない女性を絵に描いて3D化したような印象。若いながら、ベテラン営業猛者の威圧にも全く動じないので、出張費と接待費を通すのは毎回骨が折れる人物。


 そんな彼女が、パンツスーツの出立ちで右手にマイクを握りしめ、お辞儀をする。


 これが夢でなくて、なんだと言うんだ。


「先ほどお目覚めになった所為で説明が中断しました。最初からやり直しです」


 ふう。溜め息までマイクを伝って俺に届く。何だか知らんが迷惑をかけたようだ。今、説明と言ったか。そういえば、何か大事な話をされていた気がする。


 夢を見たことは覚えていているが内容は思い出せそうで思い出せない、あのもどかしい気分と同じ感覚。


 まずは話を聞こうじゃないか。


 再び中断する懸念の払拭を試みる。

「今度は薬が効いているから大丈夫だと思う。手間を掛けて悪いが、最初から説明をもらえるだろうか」


 俺の声はマイク無しでも届くようで、彼女はあっさりと応じてくれる。


「承知しました。まず、私のことを貴方はイザワと呼びましたが、この姿と声は、事務的な申し送りに対して貴方が思い浮かべる人物を真似ています。すべて貴方の記憶から借用していることを予め断っておきます」


 なるほど。俺が井澤さんに対してかなり失礼なヤツなのは理解した。そして、俺の記憶を無断で覗き見るこの失礼なヤツは何者か。


「それで、イザワさんを真似てる中の人も俺の記憶の誰か、なのかな」


 彼女は顔の前に両腕を交差させバッテンを作り、俺の推測を否定する。腕を降ろす時にマイクが左の肘にぶつかってボンッと派手な音を響かせる。


 慌ててマイクに手のひらを被せてしまうので、また派手にボンッ。


 自分で驚いて仰け反った。ちょっとしたアクシデントに弱いところは、記憶にある井澤さんのままだ。


 性格まで真似ているのだろうか。


「んっんっ。今こうしてお話ししている私は、普段貴方が認識する世界の存在ではありません」


 咳払いで仕切り直すと、今度は壮大な方向へもってかれた。

 確かに、そもそもが夢だからな。俺の潜在的な願望が作り上げたイメージだとしたら、彼女が登場する心当たりはなくもない。


 手ごころ。


 そう。彼女は、本当に困った時には寛大で頼もしい存在だったのだ。


 言い換えるなら、

「じゃあ天使だ」

「違います」


 学習したのか懲りたのか、ジェスチャーは付かない。


「おかしいな。俺の井澤さんに対するイメージは天使そのものなんだが」


「なっ、ば、ばかにしないでください。ほんといい加減な人。ハラスメントです」


「いやいや、ただのヨイショですよ」


「ヨイショハラスメント。ヨイハラです」


「へえ。良いハラ、スメントもあるんですね。勉強になりま……、オッサンでごめんなさい許してください」


 いきなり俺のすぐ正面に瞬間移動して仁王立ち。威圧に負けて即敗北宣言。侮蔑を帯びたその目に何度降伏してきたことか。


 こんな軽口でうすら赤くなる頬も、やっぱり井澤さんそのまんまじゃないか。


「今の人類が扱う言語に私を適切に表す言葉はありません。貴方の数少ない語彙の中から強いて選ぶならば、『死神』が近いでしょう」


 いきなり中二っぽいセリフを吐きつつさりげなく俺をディスる彼女は、本物の井澤さんでも口にしない不穏な名称を、いつも俺が去った後に「◯ねばいいのに」くらいは口にしていたのかもしれないが、比較にならないほど強権を有する神の名を挙げて自己紹介する。


 死神といえば死を司る神か。


 思い出すのは目の前で領収書をくしゃくしゃに丸めて捨てられる死の宣告。顧客のリビドーを訴求するのも立派な営業戦術だというのに、説得虚しく理解が得られなかった。

 ならば一度現場を見れば考えが変わるだろうと思い立ち、店へ誘った瞬間に鳩尾へグーパン見舞われたのは、俺と彼女の秘密だ。暴力を振るわれたのに上司には黙っていてくれと痛みに震える俺が縋り付く絵面はなかなかにシュールだった。


 色々あったが、今まで命まで取られることはなかったのに、今回は違うらしい。ヤブ先生によれば脳は無事。看護師さん曰くムスコも無事。


 まあ我ながら生きているのはおかしいと思ったほどだし、目の前の死神さんが俺の命を刈り損ねて、「ごめん手違いで目覚めちゃったけどやっぱり死んでね、てへ」的な言い訳をしようとしているなら、他人の姿を模して事務的に済ませようとするのも納得がいく。


 納得はすれども、このドジっ子死神の失敗を隠蔽するのはいかがなものか。


「君の上司と話がしたい」

「どれだけ失礼な想像をすればその要求が出るのですか」


「理由はどうあれ、そちらのミスのおかげで俺はしなくてもいい勘違いから生きる希望を持ってしまった。間違いを正すにしても、この希望を捨て去るための猶予が欲しい。その交渉がしたい」


「いろいろ誤解が進んでいるようですが、当方にミスはありません」


「またまた」


 互いの間にしらけた空気が澱む。


 死神に上司の概念があるかも知らん。彼女の疾しいところに鎌を掛けてみただけだ。死神だけに。そういや、あの象徴的な大鎌を持っていないな。代わりにマイクを握るのが今風なのか。


 どうでもいいが、こんな近くまで来てマイクはもう要らないだろうに。いずれにせよ、しらを切り通されてしまえば俺に勝機は無い。

 お情けに縋って、せめてスマホの履歴と自宅PCのコレクションを抹消するだけの時間くらいはもらいたいと思う。


 それもダメなら諦めるさ。今際の恥はかき捨てってやつだ。


 そんな事を考えながら俺が沈黙を守っていると、彼女は上着のポケットからスマホを取り出す。見覚えのあるスマホケース。俺のだ。間違いない。


 軽快な指使いでアルバムのアプリを立ち上げると、ささっとスワイプ、何やらひとつの写真をタップしてから迷わずとある部分をピンチアウト。差し向けられたその画像から受けた衝撃は、どうやってスマホのロックを解いたかなんて矮小な疑問を跡形なくぶっ飛ばしてくれた。


 まさかのグロい死に様。@俺。


「貴方のカラダは件の事故で魂を繋ぎ止められないほど損壊しました。いわゆる即死でした」


「昨今の他人の不幸に喜んでスマホを向ける連中のことを下品だとは思っていたけどさ、よりによって死んだ本人のスマホ拾って記念写真残してくれるって、どんだけ容赦ないお節介すんだよ、おい」


「私の業務記録をお見せするために媒介として貴方の記憶にある表示器を用いただけですよ」


 記憶、記憶て。相当に便利だな俺の記憶。


「わかったからもう見せんなって。で、それが本当だとして、なぜ俺は病院で目覚めたのさ」


「端的に申し上げると、貴方の魂をリサイクルさせてもらいました」


「はは。今や死神の世界もサステナブルの時代か。笑かすなよ」


「その言葉は言い得て妙と思います。魂を新しく生成するには膨大なエネルギーと資源を必要としますから、使用可能な魂を再利用することは合理的で昔から続く事業です」


 なんか最後の方はAIの危うい回答みたいになってたが大丈夫かよ。事業ってなんだよ、とツッコミたいのはともかく。


「リサイクルと言ったが。この状況からすると、リユースじゃないのか?」


 ガラス瓶で言えば一旦粉砕してからガラス原料として再利用するのがリサイクル。洗浄後そのまま瓶として再利用するのがリユース。俺の場合、今まさに散々好き放題に使われている記憶とこの人格が残っている時点で、リユースと解釈するほかない。


 ムッとする彼女。時々、俺が的を射た指摘をした時に井澤さんが見せる表情を見事に再現している。


「ごもっともな指摘です。正確には、貴方の魂の九十パーセントをリユース、不足する残りの十パーセントをリサイクルした魂で賄ったことになります」


 正確に説明されたらいよいよ訳がわからなくなるって、どうなんだよ。


 モノだな。俺は完全にモノ扱いされている事だけは分かった。もっと言えば、この先の説明は聞きたくなく知りたくなくなった。


 否が応でも、つい今しがた目覚めたあとの短いやり取りで感じた違和感の正体に近づいてしまう。この超絶面倒臭い予感のどこに合理的要素があると言うんだ。昔から続いてる事業なら死神の技術も進歩してるだろうに、なにゆえ完璧な百パーセントリサイクルにしないんだよ。


「リユースの方が低コストだからです」


「人の疑問を先読みすんな。それにそこはコスト重視でなく手間を掛けてじっくりとだな」


 俺の主張を打ち切って反論する死神の説明はこうだ。


 目下の課題は魂純度の低下。現代は一人前の魂を作るためにやむなく混ぜ物を加えているらしい。

 原因は世界人口の激増にある。魂とは、いわば金鉱脈から大量に採掘した土砂から僅かに得られる砂金のような希少材料を集め、長い年月の精製工程を経て作られるモノなのだそうだ。


 ゆえに今の人口増加具合にとても生産が追いつかない。しかし納期は絶対だから混ぜ物で薄めたものを世に放つしかないという理屈。


 どうりで俺が薄っぺらい男になるわけだと頷けば、そんな薄っぺらい話より深刻だと怒られた。だったら新たな生命の誕生を抑制すればいいと思うが、そうはいかないのがこの世の仕組みだという。

 ちなみに魂の生産は死神の仕事じゃない。そりゃそうだ。


 死神の問題はここから。


 人が爆増すると死ぬ人も爆増するのがモノの道理。おかげで死神さんは連日のブラック労働。鎌を担いで魂の回収なのかと聞けば違った。


 死んでカラダを離れた魂の殆どは自然の力であるところへ収集される。本来ならそこで粉砕され、新たな魂を作る原材料の一部として再利用される。


 ところがだ。ここで苦し紛れに使っていた混ぜ物が問題になる。

 魂をリサイクルするには混ざった不純物をきれいに取り除く必要があるのだ。この工程にはリサイクル業者さんも唸るほどの手間と労力がかかり、今や死神の仕事の大半を占めるまでになってしまった。


 自然に帰らない滞留魂を探し集めて旅した昔が懐かしいと語るのは再生工場で働く死神Aさん(想像)


 そんな状況の中、死神業界で注目され始めているのが魂の『リユース』だ。


 最近の研究で、死後離れた魂の鮮度が一定以上良好な状態では混合リユースの成功率が飛躍的に高まることが分かった。ここで重要なのが『混合』というキーワード。


 魂は生きながらにして少しずつ失われる。死んだのち回収できる魂は新生児一人前のそれに満たない。足りない分を新品やリサイクル品で賄うリユースは昔からあって実際やっているが、特殊な合成技術を要するため資格を持つ死神が少なく普及が進んでいない。


 ちなみに、リユースの魂に混ぜ物を加えるのは御法度らしく、詳しくは教えてくれなかった。

 そこで、極端な言い方にはなるが、死んで離れたばかりの新鮮な魂を幾つか適当に寄せ集めて一人前の分量にさえなれば、カラのカラダに放り込むだけでそのまま使えるという、簡単でコスパ厨も喜ぶ身も蓋も無い技術が実用化されつつある。と。


「それさ、いろんな人の記憶とか人格とかのカクテルだよな。不純物も残ってるし。そんな赤ん坊が生まれてほんとに大丈夫なのか?」


「現在は検証段階で未承認です。実用化しているのは、貴方のような一人物のリユースのみです。不足する分は新規生産またはリサイクルされた魂で補われます。新生児ですと、生まれた瞬間に大人の記憶を持つのは多少の挙動不具合を引き起こしますが、肉体と精神は本来一体となるものですので、時間の経過とともに精神が肉体に合うようになります」


 なんだか、ものすごく怖い事言われてる気がするぞ。

 それはあれか。恥じらいながらもおっぱい吸い続けるうちにどうでも良くなって、ついぞ人格放棄に至るってことか。どうなんだそれ。


 そりゃ、ま、あの目覚めた時にいたオンナのを吸うってなるなら、人生どうでもよくなるわな。

 バブるのも仕方なし。いいから早くしろ。すぐさせろ。


「じゃねえよ、さっきの俺は赤ん坊じゃなかったぞ。どういうことだよ」


 吸ったら犯罪じゃねえか。


「はあ。ようやくここまで来ました。これからが本題。説明の続きになります」


 あ、そういうこと。ごめんね。


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