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再会…?

以前、写真立てを見せてくれた時はれいさんの事を大親友って教えてくれたつばきちゃん。


この人がつばきちゃんの大親友なんだ。


でも、この2人の間に何かあった雰囲気だ…。


美玲「ねぇ!つばちゃん、あっくんとあんちゃんは何処なの〜?」


この沈黙を破ったのは、美玲ちゃんだ!


つばき「えっ?えっとね、新と杏は今ねパパとババのお家にお泊まりに行ってるんだぁ。」


とつばきちゃんは美玲ちゃんの視線に合わせて答えた。


美玲「えぇ…。そうなの?美玲、あっくんとあんちゃんと遊びたかったなぁ…。」


新と杏ちゃんがいない事を知った、美玲ちゃんは落ち込んでしまった。


つばき「ごめんね、美玲。」


落ち込んでいる美玲ちゃんの頭を優しく撫でてるつばきちゃん。


美玲「大丈夫だよ!つばちゃんに会えたから!」


つばき「美玲…。」


美玲ちゃんの言葉を聞き、つばきちゃんは申し訳なさそうに美玲ちゃんの名前を呼んでいた。


美玲「ママね、凄く心配してたんだよ!つばちゃんが忙しいから全然連絡取れなくて大丈夫なのかな?って!つばちゃん達、お祭り好きでしょ!だから、色んなお祭りに行けばいつかつばちゃん達に会えるかもよ?ってママが言ってたの!色んな所のお祭り行ったんだよ〜!そしたら、つばちゃんに会えた!ね、ママ!」


れい「えっ、あっ、うん。会えたね!」


とれいさんは、無理して笑顔を作っていた。


つばき「れい…。ご…めんね。連絡返さなくて…。」


連絡が取れなかったんじゃなくて、つばきちゃんが連絡をしなかったみたいだ。


れい「ううん…。大丈夫…。つばき達が元気でやっているならそれだけで私は安心して帰れるよ…。」


つばき「うん…。元気にやってるよ。」


れい「そっか…。なら、良かっ…た…。」


つばき「れ…い?」


れい「あれ…?何で…だろう?勝手に涙がでちゃうや…。」


と言い涙を拭いているれいさん。


急に泣き初めたれいさんを見た私は、ティッシュを渡そうと慌ててカバンを開けようとした時っ!


つばきちゃんがれいさんを優しく抱きしめた。


ドクンッドクンッドクンッ


れい「つば…き?」


そんなつばきちゃんの行動にビックリしているれいさん。


私もその1人だ!


つばきちゃんの行動に私は、動揺が収まらない。


それにつばきちゃんに初めて会った時と同じ辛そうな顔している。


何でだろう…れいさんとつばきちゃんは、親友なのにこの嫌な気持ち!


つばきちゃんの友達まで嫉妬するなんて!


自分が嫌になる。


つばき「ごめんね、れい!私…私は…。」


次の言葉が言いづらいのか言葉が出ないつばきちゃんにれいさんは、


れい「ううん!つばき、大丈夫だよ!ごめんね。いきなり泣いて!もう、私は大丈夫だから!」


とつばきちゃんを自分から離し答えた。


つばき「れい…?」


れい「つばき達が元気で良かったよ!美玲、帰ろ!」


とれいさんは美玲ちゃんの手を握った。


れい「みおさん?だったよね?変な雰囲気にしてしまいごめんなさい。」


私に頭を下げるれいさん。


私「えっ?あっ、大丈夫です。頭を上げてください。」


れい「ありがとう。つばきもごめんね!元気でね!みおさん、さようなら。」


つばき「…。」


と言い私達に背を向けて帰って行く。


私は、黙っているつばきちゃんの方を見た。


私「!!!」


凄く辛そうな顔してれいさんの後ろ姿をずっと見ている。


そんな、辛そうな顔をしているつばきちゃんは初めてだ!


つばき「あっ!ごめんごめん!私達も行こう!」


私の視線感じたのか、つばきちゃんは私の方を見て言ってきた。


私「…。」


つばき「次、何食べる?甘いの食べたいよね!」


私「…。」


かなり無理しているのは、分かった。


そんな、つばきちゃんは見たくない。


元気なつばきちゃんがいい。


辛いつばきちゃん、


無理して笑うつばきちゃんは、嫌だ。


つばき「みお?」


いっこうに動かない私につばきちゃんが近づいてきた。


私「れいさんに言いたい事あるんじゃないの?」


つばき「えっ…。」


私「つばきちゃん、私に言ったよね?後悔しないような人生を送りなよって!」


つばき「…。」


黙っているつばきちゃん。


私「ここでれいさんと別れたら、後悔するじゃないの?今のつばきちゃんは、つばきちゃんらしくないよ!私の知っているつばきちゃんなら後悔しないような行動するんじゃないの?」


つばき「みお…。」


私「行って来なよ!つばきちゃん!」


つばき「……。みお、ありがとう!ちょっと行ってくるね。待ってて!」


と言い、れいさん達を追いかけた。


正直なところ、行って欲しくなかった。


何も言いたい事ないよ!って私とこのまま、またお祭りを楽しみたかった。


言っている事と思っている事が矛盾している私…。


でも、つばきちゃんがこのまま辛い思いをするなら私だけが辛い思いをすれば良いって思えた。


私って本当…つばきちゃんの事好きなんだ…。


でもね…つばきちゃん。


私ね…つばきちゃん好きになってから、凄く辛いんだ…。


それでも、つばきちゃんが好きなんだよ?


多分、普通に異性を好きになっても同性でもつばきちゃん以外の同性を好きになってもここまで辛い思いもしなくて済んだんだと思う…。


つばきちゃんだから凄く辛いんだと思うよ…。


私は、れいさんを追いかけて行ったつばきちゃんの後ろ姿を見えなくなるまで見続けた。


私「帰ろうかな…。」


私は、つばきちゃんに待っててって言われていたが待っているのも辛かったので帰ることにした。


私[つばきちゃん、私はもう帰るから気にしないでれいさんとお話して良いよ!今日は、楽しかったよ!ありがとう。またね〜]


スマホを手につばきちゃんに連絡した。


私「よし!」


帰宅しようと歩き出した時、後ろから肩をトントンとされたので振り返ると真澄がいた。


真澄「みお、まだ見回りしてたなの〜?」


私「ます…み。」


真澄「随分長いね〜!ってみお!?」


私は、真澄の顔を見たら勝手に涙が出てしまった。


そんな私を初めて見た、真澄はテンパっている。


真澄「ちょっ…ちょっと大丈、夫?なにかあったの?」


真澄は、テンパりながらも私の背中をさすってくれた。


真澄「みお、少し落ち着いた?」


泣いてから2、3分経った頃に真澄が優しく聞いてきた。


私「うん。ごめんね、急に…。」


真澄「大丈夫だよ!立ってるのもアレだから近くの公園のベンチに座ろう?ね?」


私「うん…。」


私達は、ここから5分の所の公園に向かった。


真澄は、何も聞かずに私の手を繋いで歩いてくれた。


公園に着きベンチに座った。


真澄「何か飲む?」


私「ううん。大丈夫!ありがとう。」


真澄「わかった!」


と真澄もベンチに座った。


私「本当、ごめんね。急に泣いて…。」


真澄「大丈夫だよ!でも、みおの泣くところ初めて見たからちょっと…嫌かなり焦ったよw」


私「そうだよね!私も初めて、友達の前で泣いたよw」


真澄「そうなの!?じゃ、レアだったんだねwハハハw」


私「レアってw辞めてよw」


と2人して笑った。


真澄「元気なみおに戻ったね!」


私「う…ん。」


真澄「ねぇ?聞いてもいい?泣いた理由。もし、嫌なら無理して言わなくて大丈夫だからね!」


私「ううん。実は、親友の真澄にはずっと言いたかったんだけど言いづらくて言えなかったんだ。でも、真澄にはちゃんと言いたいから。言うね!」


私「ふ〜す〜。ふ〜す〜。」


私は、大きく深呼吸をした。


真澄「大きい深呼吸だけど、そんなに言いづらい事なの?」


私「うん!あのねっ」


♪〜


真澄に話そうとした時、私のスマホが鳴った。


私「…。」


画面を見たら、つばきちゃんからの電話だった!


真澄「でないの?」


私「えっ…でるよ。ちょっと、ごめんね!」


と私はつばきちゃんの電話を出た。


私「もしもし。」


つばき(もしもし、みお?何で帰ったの?何処にいるの?)


電話の向こうでちょっとテンパってる様子のつばきちゃんが早口で質問してきた。


私「帰った理由は、連絡した通りだよ。それに今、真澄と会って真澄と公園にいるから、つばきちゃんはれいさん達といて大丈夫だよ!」


つばき(そっか。真澄ちゃんといるんだね。分かった。でも祭りを一緒に来たからにはみおを家に送るのが大人の常識だからこれから迎え行くから!何処の公園なの?)


私「大丈夫だよ!1人で帰れるよ!」


つばき(駄目!絶対、駄目!)


私「でも、れいさんは?」


つばき(れい達は、私の家に先に行ってもらったよ!家で話す事にしたから!だから、みおは何処の公園にいるの?)


私「っ!!!!」


れいさんをつばきちゃん家に呼んだんだ…。


何となく話は長くなるとは分かってたけど、家に呼ぶって聞くとやっぱりムカッとしてしまう。


つばき(みお…?)


私「本当、大丈夫だから!迎えは、お兄ちゃんにお願いするから、つばきちゃんはもう帰って良いよ!じゃぁね。」


つばき(ちょっ、みおっ)


ブチッ


初めて、つばきちゃんに強く言ってしまった。


嫌われてしまうかもしれない…。


でも、逆に嫌われてもらった方が私は楽になるかもしれないなぁ…。


真澄「みお?電話の相手ってつばきさん?もしかして、さっきまで一緒にいたの?」


電話の内容でなんとなく分かったのか、真澄が

聞いてきた。


私「うん…。そうだよ。私ね…この前ピッグから帰る時真澄が必死で私に隠してた事分かったんだ。」


真澄「えっ…?」


顔付きが変わった真澄。


私「私ね、何でつばきちゃんだけに色んな感情が出るんだろうな?って思ってたんだ。でも、気付いたんだ…私は、つばきちゃんの事好きなんだって…。」


真澄「で、でも好きっていっても友達としての好きなんでしょ?」


私「ううん。恋愛として!」


真澄「ちょ、ちょっと…恋愛としてってみお恋愛した事ないじゃん!その前に人を好きになった事ないじゃん!恋愛としてって思ってるだけなんじゃないの?」


私「真澄の言う通り、恋愛はもちろん人を好きになった事ないから恋愛とかは良く分からない。でもね…つばきちゃんに触れたい、触れられないとかも思うし私だけを見て欲しいとも思う。それにキスだってしたいと思ってる。恋愛分からない私だって、これは恋愛としてなんだって分かるよ…。」


真澄「…。」


真澄は、下を向いて黙ってしまった。


私「ねぇ!?真澄は、気づいてたんだよね?」


真澄「うん…。何となくだけ…つばきさんと会ってる時のみおの表情を見た時にもしかして?って思った…。でも、みおは気づいてなかったからこのまま気づかなきゃ良いなぁって思ったんだ。」


私「そうなんだね…。」


真澄「でも、みお分かってる?みおの好きになった人って同性だよ?」


私「分かってる。」


真澄「分かっているなら、今からでもつばきさんと距離置いた方が良いじゃないの?」


私「それは、やだ!確かにつばきちゃんといると辛い事も沢山あるけど辛くてもつばきちゃんのそばにいたいの!」


つばきちゃんが私の事何も思ってなくても私は今はやっぱり、つばきちゃんのそばにいたい。


真澄「分かってないじゃん!同性を好きになるって辛い事もたくさんあるのは分かってるみたいだけど問題はそこじゃないよ!友達や家族に簡単に言えるの?私にだって、なかなか言えなかったんでしょ?それに、付き合えたとしても将来の事考えたことある?同性と付き合っても周りからは白い目で見られるし家族だってそうだよ!お父さん、お母さんに元気な孫を見せる事なんてできないんだよ?わかってる?」


そんなの、つばきちゃんを好きだと気づいてから分かっていた。


分かっていても、つばきちゃんの好きが止まらなかった。


私「分かってるよ…。」


真澄「なら、もう一度考えた方が良いよ!私はみおの好き人を賛成できない。応援できない。」


私「私は…私は…真澄には分かってもらえたかった!大事な親友だからこそ、私の気持ちをわかってもらえたかった!」


真澄「親友だからだよ!」


私「他の友達に否定されても真澄には否定して欲しくなかった!私にとって大事な人だから!」


真澄「みおっ!」


と言い残し私は、走って公園を出た!


私達の内容をタカに聞かれたのも知らずに…


私「痛ッ!」


私は、公園から少し離れた所で靴擦れをしてしまい、しゃがみ込んだ。


私「あぁ〜あ。絆創膏もってないしなぁ…はぁ〜。新しい靴履くんじゃなかったなぁ〜」


と靴擦れをしている所をじっと見て落ち込んだ。


つばき「やっと見つけた!はぁはぁはぁ」


私「えっ?」


目の前に息をきらしているつばきちゃんがいた。


つばき「色んな公園探したじゃんよ」


と近づいてくるつばきちゃん。


私「だって、大丈夫だよって言ったよ?」


何でよ…?


私、勝手に嫉妬して勝手に怒って電話切ったのに!


何で、そんなに必死に私の事探してくれるの?


何で、そんなに優しいの…?


つばき「本当に大丈夫かどうか自分の目で確かめたかったし、それにみおと最後までお祭り楽しみたかったから!」


私「そんなんだから、私は…」


つばき「みお?どうしたの?」


下を向いて座り込んでまま、動かない私を心配して更に近づいて来るつばきちゃん。


つばき「わぁ!靴擦れ?これ、痛いよね!いててててっ!」


靴擦れに気づいた、つばきちゃんが凄い痛そう顔をしている。


私が怪我しているのに自分が怪我したかのように痛がっている顔だ!


私「ふっw痛いけどつばきちゃんの顔を見たら少しいた痛み引いた気がするよw」


私は、笑いながら答えた。


つばきちゃんは、グロい系が苦手だ。


だから、余計凄い顔をしていたから可笑しくて笑ってしまった。


つばき「何、笑ってんのよ!」


私「別にw」


つばき「てか、このままじゃ歩くの痛いよね…。私、絆創膏もってないんだよね…。」


私「大丈夫だよ!靴脱いで帰るから!」


つばき「余計危ないよ!ガラスの破片とかあるかもだし!」


私「でも…」


つばき「私がおぶってあげるよ!」


私「え!い、いーよ!そんなっ!」


つばき「遠慮しなくていーの!ほらっ!」


と私に背中を向けた。


私「ほ、本当大丈夫だよ!」


つばき「じゃ、タクシー呼ぶから待ってて」


私「え?タクシー?いや、そんなお金かけなくて良いよ!」


つばき「じゃ、どっちがいー?私におぶってもらうか?タクシー呼ぶか?」


私「2択って…。いいよ、歩けるし」


つばき「もう!みおって頑固だよね!良いから乗って!」


とつばきちゃんは、私の腕を引っ張り自分の方に引き寄せた。


グイッ!


私「っ!?」


つばき「みおは、黙って私の言う事聞きなさい!分かった?」


と私の顔を自分の方に向けさせつばきちゃんの顔が私の顔に近づけて言ってきた。


近い////近すぎるよ////


私「わ、分かった///」


つばきちゃんの顔が近すぎて何も言い返せない私は、つばきちゃんにおんぶしてもらう事になった。


つばき「素直でよろしい」


といつもの笑顔を見せて、私をおんぶした。


ドキドキッドキドキッ


私は、ドキドキが止まらない。


ど、どうしよう。


心臓の音がうるさすぎて、つばきちゃんにバレないか心配だ。


つばき「みお?」


私「なっ、なに?」


バ、バレた!?


つばき「今日は、本当ごめんね…」


私「えっ?何が?」


つばき「れいの事。」


そっちか!

正直、今は聞きたくなかった。


私「全然、大丈夫だよ!だって、れいさんってつばきちゃんの親友なんでしょ?」


つばき「え?何で知ってるの?」


私「前、写真見せてくれたでしょ!」


つばき「あっ、そっか!見せたね、そう言えば!ハハハ」


私「私も途中で思い出したんだけどね!」


つばき「そっかぁ。あのさぁ…話の内容で分かったと思うけどれいと全然連絡取れてなかったのって私が連絡返してなかったからなんだよねぇ…。」


私「うん…。聞いてて何となく分かったけど、何で連絡返さなかったの?」


れいさんの事は、聞きたくないけど何で親友なのに連絡返さなかったのかは気になっていた。


つばき「……。」


つばきちゃんは、少し黙った後に口を開いた。


つばき「それは…自分自身の気持ちが弱かったから…。違う…。怖かったんだ…。れいと連絡取り合ったら、また前と同じ事になるんじゃないかって!だから、避けてたんだ…。」


やっぱり、2人の間に何かがあるらしい…。

それに前と同じ事ってなんだろう?


私「……。」


つばき「でもね、みおが今の私なら後悔しないようにするんじゃないの?って言ってくれたから覚悟できたんだ!それにれいと再会した時、あんまり動揺しなかったんだよね。まぁ少し、動揺したけどwでも、それってみおのお陰なんだよね!」


私「えっ?私のお陰?」


つばき「うん!詳しくは、自分でも分からないけどねwでもね引っ越して来た時、私ね凄く落ち込んでたんだ!だから、正直誰とも関わりたくなかったんだけどみおと出会ってみおがこの町の良い所教えてくれたり、おばあちゃんにあの家の家賃の値下げを交渉してくれたりとか色々必死にしてくれて、引っ越ししてからも私の話し相手になってくれたり子供達の遊び相手もしてくれたり色々みおが私にやってくれたお陰でだんだん元気になったんだ。てか、みおの元気を分けてもらったんだ!それにみおのお陰で色んな人と関われて良かったなぁ!って。だから今の私がいるのは、みおのお陰なんだよ!」


私「そんな、私…何も…」


つばきちゃんがそんな事思ってたなんて、正直嬉しいけど…


私は、ただつばきちゃんと仲良くなりたかっただけ…


それに、つばきちゃんを好きって分かって今はただつばきちゃんの側にいたいだけ…。


全部、私の為…。


なのにつばきちゃんは、私のお陰だよって…。


素直に喜べないよ…。


つばき「私は、みおと出会って本当に良かったと思ってるよ!ありがとう。私達をここに引っ越しさせてくれて」


私「ううん。つばきちゃんがそう思ってくれてるなら良かったよ!」


私もつばきちゃんと出会え良かったよって言えなかった…。


つばき「うん!だから、私みおが辛い思いしてたり何か悩んでたりとかしてたら助けてあげたいんだ!」


私「え?」


つばき「みおさぁ!真澄ちゃんと何かあった?」


私「なんで?」


何で、分かったの?


つばき「ん〜。みお、見つけた時凄く辛い顔してたしそれに真澄ちゃんがいなかったから何かあったのかな?って!でも、靴擦れしてたのもあったんだろうけど…。」


私「参ったな…。つばきちゃんって凄いね!」


つばき「私なんだかんだ、みおの事気にしてるんだからね?」


それは、恋愛とかじゃないんだろうなぁ…。


私「ハハハw……。私ね、誰にも相談できない話を真澄に話したんだ!でもね、理解してくれなかった…。親友の真澄だからこそ、理解して欲しいかっただけなのに…。」


つばき「そっかぁ。親友でも考え方は違う事もあるから難しい話しだけど、理解してほしいからみお自身が理解してもらえるように努力するしかないんじゃないかな?」


私「難しいよ…。」


つばき「確かにw努力するのってそう簡単じゃないからね!でも、努力できないならみお自身その相談内容がそこまで理解しなくても良い内容だったって事じゃない?」


私「……。」


つばき「私なら、理解して欲しい人がいるなら理解してもらえるように必死になって理解してもらうようにするよ!完全に理解してもらえなくても少しだけでも理解してくれるように努力するけどなぁ〜」


私「そうだね!私、真澄と会った時もう一度理解してもらえるように相談するよ!」


つばき「うん!親友なら尚更だね!」


そうだよ!真澄は、私の一番の親友。


一度、理解してもらえなかったからって諦めて真澄とぎこちなくなるのは嫌だ!


だから、真澄に理解してもらえるように私努力しよう。


私「つばきちゃん、ありがとう!私、頑張ってみるよ!」


つばき「頑張れ!挫けそうになったら、今でも相談のるからね!」


私「うん!その時は、頼むね」


その後も今日行った屋台の話しをしながら帰った。


つばきちゃんの事だから、つばきちゃんには相談できないけど…。


でも、私理解してもらえなくてもつばきちゃんの事は好きでい続けると思うよ!


どんな、辛い事があってもつばきちゃんの顔を見ると安心するだ!


だから、まだ今は好きでいさせて!


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