未来へのエピローグ
ある日、日本中がお祭り騒ぎになった。「ラブパ結婚」の見出しが大きく取り上げられたのだ。テレビでもインターネットでも、新聞の各誌面でも、それは大々的に取り上げられた。
小さなアパートの一室で、金髪のトミくんはスマホを見ていた。画面には「ラブパ・アイ奇跡の復活」という見出しのニュースが表示されていた。
トミくんは、ひとりガッツポーズをした。
彼の部屋には、たくさんの中古CDと、弾き込んだギター、そしてアンプがあった。そのギターのすぐ側に、2枚の色紙が並べられて飾ってあった。
1枚はラブ・ライト・パークのヴォーカリスト・ライトのサインだ。ライトはトミくんとの約束をも忠実に守った。
ライトのサイン色紙の隣に飾られている、もう1枚の色紙――それは、トミくん憧れのギタリスト・アイのサインだった。
ハッピーエンドです!読んで下さり、ありがとうございました。数年前に心の中に生まれたアイちゃんとライトくんのお話を、ひとまず完結できて良かったです。わたしが1番の幸福ものかもしれません。生まれてきてくれた2人に感謝です。
途中から出てきたキャラクターは、みんな、話の流れで自然に生まれてきてくれました。
気がついてくれた方がいらっしゃるかもしれません。主人公の名前「アイちゃん」。もう1人の主人公「ライトくん」のお母さん「メイさん」、そしてアイちゃんのお母さん「安子さん」。
ここまでは、本当に無意識に、何も考えずにつけたネーミングでした。でも、彼女たちの名前を、一部カットしてつなげると「アイ・アン・メイ」となる!ということに気がつきました。
それで、マネージャーさんに「デンちゃん」というニックネームをつけました。
これで、晴れて「アイアン・メイデン」となりました。
歌詞を物語に使うのは著作権上はてしなくNGでしたので、タイトルだけを入れました。好きな曲ばかりです。




