表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
知識頼りの異世界生活  作者: 白月 空
始まりは突然に
7/26

反撃開始

 海はまず岩壁は壊すことから始めた。


「ピッケル」


 手にピッケルが現れた。


「せぇーの」


 岩壁にピッケルを振り下ろしたがピッケルが折れた。


「硬すぎるな」


 そして折れたピッケルは、あとかたもなく消えた。


 なるほど壊れたりすると消えるのか

 前に出した包帯を破ってみた。

 するとピッケルのように消えた。


 なるほど正確には、一部分欠陥があるとか


「ドリル」


 次に出したのは、掘るのではなく削るに特化した物をだした。


 物凄い音をたて岩壁をを削っていく。

 そして50cmくらいの穴があいた。


「さすがに時間がかかるな」


 そしてドリルを手放すと消えた。

 役目を終えると消える。


 だんだん法則が見えてきたぞ。


「ダイナマイトダイナマイトダイナマイト」


 連続で同じ単語を言ってみた。

 すると束になったダイナマイトがでてきた。


 一定以上の単語を連呼するとほしいだけの量がでてくる。


「これは便利だな」


 海は、それをさっきの穴に入れると


「ライター」


 出したライターでダイナマイトに着火した。

 すると物凄い勢いで導火線が燃えた。


 海はその場所からすばやく離脱した。


 刹那、爆風がこちらに届くくらいの爆発がおきた。

 すると爆発したところから光がさしこんだ。


「今だ‼」


 海はその光に飛び込んだ。


 すると外は、荒れ果てた街だった。

 きっとさっきの場所なのだろう。

 その変わりように海は、驚いていた。


 そんなことより今は


「ぐおぉぉぉぉぉ‼」


 そこにはさっき俺を食べたゴーレムが、爆発したところを抑えていた。


「よお、さっきぶりだな」


 海は狂気に満ちた笑顔で言った。


 ゴーレムが、襲いかかってきたが


「ロケットランチャー」


 そして手に持ったロケットランチャーを容赦なくぶっ放した。

 爆発とともにゴーレムの手が吹き飛んだ。


「ぐぉぉぉぉぉぉ‼」


 ゴーレムは叫んだ。


「どうだよ。自分より弱いと思っていたやつにやられる気分は」


 海は笑顔のままそういった。


「これで終わりにしよう。シェルター」


 下に身を守るための設備を設置して。


「じゃあな。水爆」


 海は、下のシェルターに逃げ込んだ。


 上からは、機械音のいやな音がした。


 刹那、爆発の音が、ダイナマイトの比ではないくらいの轟音を響かせた。

 しばらくするとあたりは静けさだけが残った。


 海は外に出るとゴーレムは、鉱石以外あとかたもなく消えていた。


「勝った」


 海は笑ったままその場で勝利の余韻に浸っていた。

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ