町についたぞ
しばらく歩いてくると、遠くに町が見えてきた
「やった!やっぱりこっちだったんだ!やっとかえってこれた~」
「そういえばもも髪ちゃんはどうしてあんなとこにいたんだ?」
「もも髪ちゃんではありません、ルルーチ・サクラです! 」
「で、もも髪ちゃんどうしてあんなとこにいたんだ?」
「ですから!ルルーチェ・サクラですぅ!」
めんどくさい奴だな、名前呼ばないと言わないつもりか?
「はいはい、ルルーチェちゃんは、どうしてあんなとこにいたんですか~?」
「むぅ、馬鹿にされてる気もしますがよしとします。なぜ、私があそこにいたのかですか、それは生きるためです。生きるためには、食べなくてはならない、だから私は森の中に猟をしにきていたのです。」
ふむ、やはりこの世界の生き物みんなが食べなくて良いわけではなくゴーレムだけ食べなくてもいいようだな
「あと、サクラでいいですよ、ルルーチェだと、母もルルーチェなので」
「なぁ、サクラは貴族様なのか?」
「はいぃ!?違いますよ、恐れ多い私なんて魔力もあんまりないのに、貴族様なわけないじゃないですか!」
う~む、別に苗字があるから貴族っていうわけではないのか
「悪かったな、サクラが貴族様なわけないよな」
「むぅ、それはそれで傷つきますが、まぁいいでしょう」
「おい、あれサクラちゃんじゃないか?」
村に着くと優しそうなおっちゃんが話しかけてきた
「あ!ニックさん、サクラ無事に帰還しました~!」
「無事に帰還しました!じゃないよサクラちゃん森の奥まで行っただろ?息子のサヴァがそういっていたぞ、みんな心配してサクラちゃんを探していたよ」
「うぅすみません...」
なんか、場違い感がすごいな僕
「あ~っと、感動の再会の中悪いが、コレは売れるか?」
レムゴーは、そう言い手に持っていたコワイルドを持ち上げた
「あんたは?」
「ニックさん、この方は、私を助けてくれた、え~っと、はっ!?名前をきいていませんでした!名前の知らないひとです!」
「そうか、サクラちゃんを助けてくれたのか、感謝する!して、これを売れるか、だったねってコワイルドじゃないか!こんな大物よくとれたな!18000gpでどうだい?サクラちゃんを助けてくれた分で3000Gも渡すよ、ステータスウィンドウ物質化してくれすぐにわたすから、」
物質化?分からんがやってみるか
「ステータスウィンドウ物質化!」
おっ、触れる、できたみたいだな
「ほら、あわせて21000Gだよ」
ステータスウィンドウに、所持金が増えているな
名前メイケンレムゴー
種族イケメンゴーレム
スキル 罠師 生け贄をささげしもの 生け贄にされし者
能力補正ポイント 0 詳細
所持金 21000
「確認した、ありがとなニックのおっちゃん」
「いきなり名前呼びか、まぁ、良いがなサクラちゃん名前も知らない兄ちゃん、おっちゃんは 村長にこの事をつたえてくるよ!」
おっちゃん二は教えておくか
「おっちゃん僕は、レムゴーだ、覚えていてくれ」
「おう、わかった覚えておくよ、じゃあな、おっちゃん行ってくるわ」
嵐のような人だったなさぁて、冒険者ギルドでも探すか
レムゴーは、歩き出す明日に向かって