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落ちたら最強になりました  作者: 春日野一朗太
一章
3/3

入国するんですが

ブクマ登録ありがとうございます!

私とロンさんは国に入国するため、長い長い列を数時間並んでいます。

入国には銅貨が必要と言っていたのですが、どう言うことでしょうか?気になったので訪ねてみました。


「入国の時に銅貨が必要になるのではないのですか?」

「入国時に銅貨は必要だ。しかし、それと同時に身分証明書が必要なのだよ。確認に時間がかかっているから、長蛇の列になっているのだろう。」

「え?では、私達入国できないじゃないですか!?」

「いや、幸い我らは犯罪歴がないため、魔術師ギルドに登録すれば冒険者として入国できるようになるのだ。」


自慢げに胸を張るロンさん。性別はなく、どんな姿にでもなれるロンさんは、今は少女に変化している。

かわいいですね。黒くさらさらな長い髪が風になびいて、殆どぱんつ丈のスカートが揺れる度にドキドキさせられます。周り人も少なからず見てしまっています。

あ、私は変態じゃありませんよ?

ところでところで、先程から先に進みません。そろそろ日が傾いてきて、左側の山々が真っ赤になってます。でも、ロンさんのお話は面白く、退屈はしていません。

さっきは、この世界の常識について教えていただきました!「ヘルプ」より役に立つことばかりでしたよ。


そういえば、私ここの国の言葉しゃべれません。

けど、ロンさんと話すことができるので心配にはなりませんでした。神様が何かしてくれたに違いないですよね




( ´,_ゝ`)



もうすでに暗くなりました。

私達は門まであと少しと言うところまできました!周りの人たちは馬車で寝たりしていますが、残念ながら私達は馬車を持っていないので、寝ることができませんでした。なので、今もこうやって魔術の「ヒート」で暖をとっているのですが、周りの人からおかしな目で見られてしまいます。他にも馬車を持っていない人たちも同じようにしているのに、どうしてでしょうか?その答えもロンさんが答えてくれました。物知りですねロンさんは。


「彩乃。魔術を無詠唱で発動できるのは、冒険者のAランクに匹敵する。あまりやらない方がいい。」


そうなんですか!?それはやめたほうが良さそうですね。

お昼に教わった冒険者の知識だと、冒険者には白、E、D、C、B、A、S、黒とランクがあり、強さにより別れるらしいです。

強さは

黒 人類の限界

S 英雄クラス

A 騎士団長クラス

B 騎士団隊長クラス

C 騎士団クラス

E 新人

白 登録したて


となっているらしいですよ?つまり、無詠唱で発動できる私は騎士団長クラスらしいですね!

今後気を付けて魔術を使うことにしますね。

と言うわけで魔術は代わりにロンさんがやってくれたのですが、「ヒート」の上級魔術の「ヒーター」を使っているのです。ロンさんも大概ですね!

けど、「ヒート」と比べ物にならいくらい暖かいです。思わず寝てしまいそうです。

しかし、私の眠気を妨げるかのように事件が起こりました。


「そこの二人のお嬢ちゃん。順番を譲れ。我々は急いでいるのだ。」


なんと強引な物言いでしょう。

周囲からも野次が飛んできます。しかし、周りの野次をものともしない男が抜刀した。


「私は入国するため、長い長い列を数時間並んでいます。

入国には銅貨が必要と言っていたのですが、どう言うことでしょうか?気になったので訪ねてみました。


「入国の時に銅貨が必要になるのではないのですか?」

「入国時に銅貨は必要だ。しかし、それと同時に身分証明書が必要なのだよ。確認に時間がかかっているから、長蛇の列になっているのだろう。」

「え?では、私達入国できないじゃないですか!?」

「いや、幸い我らは犯罪歴がないため、魔術師ギルドに登録すれば冒険者として入国できるようになるのだ。」


自慢げに胸を張るロンさん。性別はなく、どんな姿にでもなれるロンさんは、今は少女に変化している。

かわいいですね。黒くさらさらな長い髪が風になびいて、殆どぱんつ丈のスカートが揺れる度にドキドキさせられます。周り人も少なからず見てしまっています。

あ、私は変態じゃありませんよ?

ところでところで、先程から先に進みません。そろそろ日が傾いてきて、左側の山々が真っ赤になってます。でも、ロンさんのお話は面白く、退屈はしていません。

さっきは、この世界の常識について教えていただきました!「ヘルプ」より役に立つことばかりでしたよ。


そういえば、私ここの国の言葉しゃべれません。

けど、ロンさんと話すことができるので心配にはなりませんでした。




( ´,_ゝ`)



もうすでに暗くなりました。

私達は門まであと少しと言うところまできました!周りの人たちは馬車で寝たりしていますが、残念ながら私達は馬車を持っていないので、寝ることができませんでした。なので、今もこうやって魔術の「ヒート」で暖をとっているのですが、周りの人からおかしな目で見られてしまいます。他にも馬車を持っていない人たちも同じようにしているのに、どうしてでしょうか?その答えもロンさんが答えてくれました。物知りですねロンさんは。


「彩乃。魔術を無詠唱で発動できるのは、冒険者のAランクに匹敵する。あまりやらない方がいい。」


そうなんですか!?それはやめたほうが良さそうですね。

お昼に教わった冒険者の知識だと、冒険者には白、E、D、C、B、A、S、黒とランクがあり、強さにより別れるらしいです。

強さは

黒 人類の限界

S 英雄クラス

A 騎士団長クラス

B 騎士団隊長クラス

C 騎士団クラス

E 新人

白 登録したて


となっているらしいですよ?つまり、無詠唱で発動できる私は騎士団長クラスらしいですね!

今後気を付けて魔術を使うことにしますね。

と言うわけで魔術は代わりにロンさんがやってくれたのですが、「ヒート」の上級魔術の「ヒーター」を使っているのです。ロンさんも大概ですね!

けど、「ヒート」と比べ物にならいくらい暖かいです。思わず寝てしまいそうです。

しかし、私の眠気を妨げるかのように事件が起こりました。


「そこの3人の子どもたち。我輩に順番を譲れ。我々は急いでいるのだ。」


なんと強引な物言いでしょう。

周囲からも野次が飛んできます。しかし、周りの野次をものともしない男の人は、子どもたちの前に入ろうとしています。子どもたちは必死に抵抗していますが、子どもの力と大人の力では雲泥の差があり

、簡単に入られてしまいました。


「ロンさん。あれは頻繁に起こることなのですか?」

「ああ、成り上がり貴族か、冒険者がたまにすることだ。特に罰はないが、周りの目が厳しくなるので、そっちが罰なのかもしれないな。」


なるほど。

では、あえて首を突っ込むことではありませんね。子どもたちには悪いですが、あの男の人の印象は最悪なものでしょうし、入国しても長居できない殆ど居心地が悪くなるはずです。

しかし、その考えは外れでした。

諦めていないのか、子どもたちはまだ抵抗しています。その行為が目障りだったらしく、男が抜刀しました。


「五月蝿い餓鬼め、貴族に逆らうとはいい度胸してるじゃないか。ここで打ち首にしてやる!」


最初は周りのブーイングがあったのですが、貴族という言葉にすっかりやんでしまいました。

しかし、どんなことがあろうと、罪もない人を殺すのは悪いことです。

私は一気に貴族と子どもを目ざし駆けます

距離的には40mぐらい離れていたのですが、レベルアップしてからというもの、50mぐらいなら1秒もかからず駆けることができるようになりました。

そのお陰で、貴族が振るう剣を受け止めることが出来ました!

あれれ、剣を持っていた貴族が倒れてます。どうしたのでしょう?


「ば、ばけもっ、化け物だぁ!!!」


なんと失礼なのでしょう。私のことを化け物扱いしましたよ?この人。女性を化け物扱いしたこの人は、罪ですよね?

あとから遅れてきたロンさんに剣をとられました。


「彩乃、そのオーラどうにかしなさい。それが原因だ。」


ロンさんの言葉に手を見てみました。

なんと、紫色のオーラをまとっていたのです!

すかさず抑えろ!と念じてみました。すると、みるみるうちに消えていったのです。

しかし、押さえたときすでに遅しでした。

私達は警備員さんに連行されていくのでした。




(´・ω・`)


事情聴取するためか、個室につれてこられました。

ロンさんとは別々の部屋だそうです。


「そこに座れ。」


強面なお兄さんが命令してきます。逆らう理由もないので、木の椅子に座りました。

目の前には、占い師が使う水晶みたいなのがおかれています。これは私の能力を計るものでしょうか?

その考えは正解らしく、お兄さんが手を置けと言ってきました。

その通りに手を起きます。

みるみる光を増していく水晶。

しかし、ある一定まで光ったらヒビが入り割れてしまいました。


お兄さんも唖然と見ています。


「お、お前ら(.)、何者なんだよ。二人して魔力測定水晶壊しやがって。」


ぶつぶついっています。

後々知ったのですが、この水晶は魔力を計るもので、10000までの魔力を計れるそうです。それを軽くオーバーしている私やロンさんでは壊れてしまうのもうなずけます。


「取り合えず身分証明書を出せ。その強さなら冒険者なんだろ?」


私が冒険者であると思っているらしい。


「私、冒険者じゃないし、身分証明書持ってません。」

「そ、そうか、ならこの水晶に手をのせろ。」


ものわかりいいですねこの人。

乗せると私のステータスが現れました。

それを見てお兄さんが絶句しています。


「ひゃ、百越えかよ。しかも、称号神の友って.....」


何やらぶつぶついっているのですが、そんなにすごかったのでしょうか?

兎にも角にも早く解放されたいので、無理やり現実に戻させます。


「あのー。早く入国したいのですが。」


その言葉にパッと私の方を向いて土下座してきました。


「ご無礼を申し訳御座いませんでした!以後失礼の無いように心掛けますので、お怒りを抑えてくださいませ!!」


私って、そんなに怖いのかな?





q(^-^q)




無事に入国できました!

けど、どさくさに紛れて冒険者にさせられました。

その証拠にほら、白のカードが私とロンさんの手に。

ま、過ぎたことよりと目の前のことですね!

ここは東京よりも都会です!石の建物はかりだと思っていたのですが、鉄を骨組みにしている建物の方があり、高さ的にはランドマークタワーよりも高い建物がずらーっと並んでいます!

興奮していた私をロンさんが押さえてくれました。


「そんなことよりも、お金を稼がなくてはならない。幸い我には鱗か一枚あるからそれを売って食費にしよう。」


そうですよね。私達一文無しなのですよね。


「あ、冒険者になったので、職はありますよ!」

「それは、明日ギルドに行く。今日は遅いし、野宿するしかないがな。」

「分かりました。早速売りにいきましょう!」




私達は知りませんでした。

夜はお店がやっていないのです。


お腹を空かせ、ふたり仲良く空き地で寝ることにしました。




(。>д<)



翌朝。

開いたばかりのギルドに行きました。

そこには、大きい斧や、立派な剣を持っている強そうな男の人がいました。

私達が入るといきなり「ここはお前たちが来るような場所じゃねぇーぞ!」や「お前たちみたいな娘は商売ギルドに行って雇ってもらえ」などなど、いろんなことを言われました。しかし、何処に行ったら良いかわからない私達の元へギルドマスターさんが来るのと、周りの冒険者さんの声が変わりました。


「ありえねぇ、マスターが直々にお出迎えかよ」

「黒にでもならないとマスターがお出迎えなんてあり得ねぇーぞ。」

「年端もいかぬ娘が黒か?只の道案内だろ」

「道案内なら職員が行くだろ」

「あいつら何者だ?」


周りの反応からして飛んでもないことだったらしい。

少し照れますね。


「おふたりさん、取り合えず進級試験を受けてもらえませんか?」


その言葉にさらにボルテージが上がる冒険者たち。彼らには衝撃的だったのでしょうね。

もちろん受けない理由がないのではい、と答えました。


「ありがとうございます。では、移動しますが、私の手に捕まってもらってもよろしいですか?」


何かするらしいが分からないので、手を掴みます。ロンさんも同じようにしました。


「では、転移酔いに気を付けてくださいね」


そう言うと、足元がゼリーみたいになり、船みたいな感覚が私を襲いました。


次の瞬間には闘技場みたいな場所に居ました。

私はギルドマスターに質問しました。


「ここで何をするのですか?」

「ここで、魔物と戦ってもらいます。それに勝てたらランクがSになります。」

「一気にですか?」

「はい。一気に」


危ない気がします。

Sは英雄クラスではないのですか?そこまで行くからにはかなり強い魔物と戦わされるのでしょう。辛いですね。


「申し遅れました。私はギルドマスターのドケラスともうします。」


それ、今言うことなのですか?

ロンさんも何で笑ってるのですか??

ああ、もういいです!何でもこいです!


《GYAAAaaaaaAAA》


何でもこいといいましたが、これ、ロンさんから聞いた魔王と酷似してるんですが。ロンさんも少し焦ってますよ?これ、本物ですか?いや、本物ですよこれ。魔力が半端じゃないほど漏れてますし、すごい威圧感です。正直気が狂いそうです。

そこにドケラスさんの声が響きました。


「時間は6分。それまでに倒してください。」


これは所謂無理ゲーですよね。

倒せるわけないじゃないですか!

そんな心の嘆きを知っては知らずか、魔王が火の玉を打ってきます。その一つが私の足元に着弾しました。私の頭が危険信号をガンガンに鳴らしたため、それにしたがって後ろに退避しました。目を私のいたところに戻すと、そこはどろどろに溶けていました。あれを受けたら、傷どころではありませんね。死んじゃいますよ。けど、速すぎますよ、あの火の玉。ロンさんの方をちらっと見ると、水の幕をはって防いでいます。私もそれを真似しました。

魔王は、この攻撃が聞かないと判断したのか、火の玉をやめて、特大な火の玉を作っています。

あれ?今チャンスなんじゃないですか?

私はレーザー(|小)を打ちました。魔王のお腹に当たったレーザーは、見事お腹に黒い焦げをつけることが出来ました!

ロンさんもわかったのか、雷を放っています。どれも、かなりの攻撃のはずなのですが、黒い墨しかつけられていません。そろそろ火の玉かわ完成しそうです。あれを受けたら死んじゃいます。それは嫌なので、出し惜しみをやめることにしました。

私はレーザー(|大)を魔王に打ち込みました。


ぽっかり開いたお腹の穴から崩壊していく魔王。

魔王討伐成功です!

無事に私達はSランクになることが出来ました。










後に聞いたのですが、あれは魔王に似せて作った人形に、百人の魔力をいれて作ったものだったそうです。そう考えると、魔王ってあれより強いんですね、戦いたくないです。

誤字や意見等がありましたら感想欄にてお願い致します。



百人の魔力って相当ですよね。

1人5000はもっているとして、500000もあるんですよ?フリー○並みですよねw

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