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落ちたら最強になりました  作者: 春日野一朗太
幕間
2/3

移動してます。

出掛ける前に書いたので、かなり短いです。

それでも二回投稿できてよかったです。

次はもっとこいないようなのですよ!

空を飛んでます。

自分に念力をかける形で飛べるようにしました。

ロンさんの上に乗ってもいいとのことですが、一緒に空の散歩もいいな!と思いまして、現在並空中です。けれど、飛んで1時間は経ったと思うのですが、風景が全く変わって言わせん。私のMPが2減ってしまいました。どうしましょうか。このままだと、私のMPが空っぽになってしまいます。

あ、思い付きました!スピードをあげればいいのです!

それをロンさんに伝えます。


「ロンさん。このままだと、私のMPが空っぽになりそうなので、スピードをあげてもいいですか?」

「え、あ、まぁ、彩乃がそれでいいのなら反対はせぬが、これでも音速は越えているぞ?」

「え!!これが音速ですか!?では何故話せているのですか?!」


音速を越えると声が聞こえないという。自分がボールを今いる相手のところに投げても、相手が動いていたらキャッチできませんものね。

なので、今会話ができているのが不思議でしかたがない。それもロンさんが答えてくれました。


「我が魔法で彩乃との距離を0にしているのだ。それで聞こえてるのだよ。」


成る程。そう言うことでしたか。

それで聞こえているのですね。


「ん?今魔法って言いましたか?」

「ああ、いったが?」

「魔術とは違うのですか?」

「それはだな、魔術と魔法はほとんど同じでな?魔術は媒介、要するに杖や剣などを使って発動させるものなのだ。魔法は自身が媒介なので、その文杖などでロスするはずの魔力が無くなり、つよくなる。」

「それなら魔法の方がいいのではないでしょうか?」


ロスがない魔法のほうが、効率がいいと思うのですが。


「いや、そうでもないのだ。魔術は媒介を使うことによって、より正確な攻撃ができるのだ。使い手にもよるが、一撃必殺の魔法は大体1/10で成功するのだが、それを杖を使った魔術で再現すると1/2まで減るのだ。威力が落ちるとはいえ当たれば致命傷。どっちを選ぶかは人次第だな。」

「と言うことは、魔法でつかえる技は魔術でも使えるということですか?」

「いいや、今のは例え話だ。実際は使えないのだよ。」


ロンさんが言うなら使えないのだろう。そう言うことにしておきました。


「ところで、スピードをあげてもいいですか?」

「ああ!よいとも!」

嬉しそうに言うロンさん。お言葉に甘えて全速力全身!


おお、景色がぶれて見える!


なかなか楽しい。目はバリアをはっているから大丈夫です。

一方のロンさんはというと、息切れしながらついてきていた。あれ?ロンさんは年なの?そう訪ねようと思った矢先、ロンさんが口を開きました。


「あ、彩乃。......は、はやい....もう少し、緩めて、くれ.....」


急いで速度を緩めます。


「あと少しで光の速度に達するとこだったぞ。そこまで出せるのは、この世界にはいないのだよ。ホントに規格外な小娘だ。我が気に入っただけはある。」


自己完結してしまいました。出る巻くがありませんでした。あ、そろそろ見えてきましたよ?おっきな国が。


「そういえば彩乃。お金は持っているか?」

「円なら。」

「なんだそれは?銅貨だよ。それがなければ入れないぞ?」 



な、なんと、ここまで来たのに入れないなんて。

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