プロローグ
注意!
・駄文です
・文才は美味しくいただきました
・どこかで見たぞってかたもそっとしといてください。これからの成長を見守ってやってくださいい
・本当に大丈夫ですか??
「 お兄ちゃん!」
「なんなんだ。巳瑠亜」
てへっとかわい子ぶった俺の妹、巳瑠亜はいきなり押し倒してきた。俺はいきなりのことにびっくりして体が思うように動かない。そうこうしてるうちに巳瑠亜に完全に馬乗りされる。
「やめろよ!巳瑠亜!」
念のため抵抗しておくがこのどう見ても不利な姿勢では勝ち目はない。
「涼お兄ちゃん...........」
巳瑠亜は俺に顔を近づけ話かけてくる。吐息が顔に直にあたってかなりヤバい。
どうしてこうなったのか、俺は必死に記憶の糸をたぐり寄せた。
日付は今年の3月に遡る。
「はじめまして。神崎巳瑠亜です。よ、よろしくお願いします!」
ちょこっと俺の前で頭を下げる彼女。見た目はどこのアニメから抜け出してきた!と叫びたくなるよな美少女。黒髪のストレートにくりっとした目が特徴的だ。しかしなぜこんな可愛い子がうちにいるのか皆目検討がつかない。仕方なく俺は唯一の親、母さんに聞いた。
「で?なんでこんな子がうちにいるの?」
「あらー、まだ涼には話してなかったかしら?お母さん今度巳瑠亜ちゃんのお父さんと結婚するのよー」
つまりお互いの父親と母親が結婚するため俺たちも強制的に兄妹となった。今日はその顔合わせということで来ていたらしい。
(これは俺のクラスの飢えた男子が喜びそうな感じの子だな........)
さっきも言ったが、アニメの世界の住人と言ってもおかしくはないほどだった。
俺は今高校1年生。この子も高校1年生で俺と同じ学校に通うらしい。高校生ともなると彼女欲しいが口癖となり可愛い子がいるとなればなんとしてでも彼女にしようとする。俺は特別彼女どうたらに興味はないが一応誰々くんは何々ちゃんが好きとかはある程度知っている。もちろん話題に置いて行かれないためにだが。
(だが、これは絶対狙われるぞ)
ちらっと視線を向けてみるが母さんとの会話に夢中で気づいていない。
(たくっ、いきなり可愛い女の子が妹です、なんてどこのラノベだよ!)
かくして俺の巳瑠亜との非日常な毎日がはじまった。