詩 草原
掲載日:2026/04/20
草原に1人、立つ。他に誰もいない。
あるのは、優しく吹きつける風と、踊るように揺れる草のみ。
さあ、さあ、さあ。
風は太陽の光が混じり、気持ちの良い温度となる。
目を閉じて、十分、味わう。
髪の毛も風の方向に流れていく。
ああ、気持ちがいい。
このままでいたいと願う。
風が自分を挟むように変わっていく。
まるで自分を中心に、道を作るような、そんな吹き方。
両手を広げれば、風がドレスアップしてくれる。
ひらひら、ひらひら。
風のドレスは絹のように、柔らかい。
このまま、ずっとここにいよっと。




