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下を向いていたって

作者: 暇庭宅男
掲載日:2026/02/20

下を向いていたってさ

楽しいものは楽しいよ


足元の雪はもう溶けて ふきのとうが今顔を出す


前を向いていなくたってさ

どっこい僕は生きている


なんどき来るかも分からない いつかどこかの話より 今立っている場所の話をしよう


みんなは前を向かなきゃと 焦って足を前に出す

追われているから目は虚ろ 口はへの字に曲がってる


周りを見なきゃと誰かが言って

自分をついつい見失う

後ろを向いたらほら君が

昨日の向こうから手を振るよ


明日の景色は明日に見えるさ

だから僕らの足元に

今日だけのしるしを探そうか


君が生きる今日のしるしと

僕が生きる今日のしるしを

前向きじゃなくたって、いいんです。きっと。

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