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アイ ドント ラブ AI!!  作者: 花園三京-Chan-
保証なき混沌の2日目

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次なる一手

YOH同窓会TIPS


樹里じゅりは兄の桜澪ろみおと一緒で運動もできる。

ただ、兄よりテストの点はやや高い傾向にあった。

2035年1月17日 12:20


ゆいの自室


□関 ゆい


『うわあ、今回もすごい同接だ。来てくれてありがとう!』


ホログラム画面上のアリス──『林檎 わん』ちゃんはそういう。

配信者ライフセーバー同志の配信の閲覧には名前が表示される設定のはずだが、うまくバレずに忍び込めたようだ。


ちなみに、さっきの私の配信には誰もクラスメイトは来なかったことは把握済み。

もし、私がみんなの立場でもマークするべきはアリスとか上位者だからね。


さきほど、彼女が言っていた同接数。うん、軽く10万は超えてるよね。

これが「唯一マスメディア」と言われているアリスの求心力だ。


そして、私がその称号を奪いに来た。

世の中には市場で一人だけいる。ってことはあり得ない。

例えば、梅山に美容室が一個しかなかったら。

私だったら速攻で独立して美容室を梅山に立てる。


そこには髪を切りたいお客さんがいっぱいいるはずだからだ。


今回、私がやりたいのはそれの「動画版」

動画制作者であるアリスの真似。


「ところで、午前の早い段階で私が1位だったと思うんだけどさ、関さんに抜かされちゃったんだよね~あの子の配信見てた人いた?」


今の私の投げスコアは151万、アリスは148万。

さっき上回ったけど、まだまだ追い越される見込みがある。

それに3位の阿弥あやのことだってある。

3日間で1位を取るにはもっと私は求心力を得る必要があった。


そこで目を付けたのが唯一動画を上げているアリス。

配信を多くやらない代わりに多くの時間をクラスメイトの配信を見て情報収集をしている。

昨日、りんがAIだと見抜いた動画は300万再生を超えている。


「無言で100万投げた人がいる!?すごい大金持ちがいたもんだね~。もしかして私にもそれくらい投げてくれる人いるのかな?」


私の配信を見ていた人がいたのだろう。

そういう告げ口、、、伝書鳩っていうんだっけ。鳩行為だっけ?

をする人がいた。


んーここを切り取ってみる?

でも「ここに焦りを感じました~」ってニュースのネタになる?

…というか私にニュースのネタを探すようなことできるのかな。


というかこれ録画の許可下りてる?あ、アーカイブだったらいいのかな。

…いけない、こんなこと考えてたらニュースなんて無理だ。


(動画ネタか…)


私に中立な立場で何か言うことなんてできるのかな。

どうしても何かしらの私情が入っちゃうんだよね。


ん?というか人間なんだから感情が入ってもいいんじゃないかな。

それがネガティブなものでなければ。

例えば、茶兎さとくんの賢さをほめたたえる動画とか?

確か昨日すごい冷静な配信していたよね。


私はいったんアリスの配信を離れて、茶兎さとくんのアカウントページへと飛んでいく。

あ、アーカイブ残してる。さすが、真面目な茶兎さとくんだ。


うん、最初の掴み──緊張してるね。

でも、こんなところも彼のいいところ。

ってこれ最初から見てたら日が暮れちゃうな。


とりあえず私は使おうとしている動画編集ソフトに彼のアーカイブ動画を読み込ませる。

あ、AI要約機能とかあるんだ。自動でピックアップ機能もある。

あれ?今の時代動画編集って元動画があれば結構楽?


とりあえずやっつけだけどやってみるか。

テーマは、、、頼れるクラスリーダー山口 茶兎さとで。



「3時間かかった。。。」


動画編集からアップロードまで終えた私は壁に手をつきながら白い部屋へと進んでいった。


AI編集でこんだけかかるんだもんな。

AIない時代の人たちって動画編集どうやってたんだろ。


「随分と長いことなんかやってるなと思ったら。どうしたの?」


樹里じゅりが部屋の隅っこで体育座りしながらこっちを見てくる。

ホログラム画面で何かを見ていたようだ。


「いや、あのさ」


動画編集をしていたんだけど、疲れちゃって──という前に私はまたチート行為を思いついた。

この小説は、葉月 みそのさんに応援されています。

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