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アイ ドント ラブ AI!!  作者: 花園三京-Chan-
人狼ゲーム(2日目)

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閑話休題⑤

YOH同窓会TIPS


…。

2035年1月17日 13:40


姫野県梅山市


□???


お昼休み後の業務って眠くなるよね。

それは小中高とずっと変わらない。

そういえば、小学校の時には授業中に寝るっていう発想がなかったのに、中学以降には寝るようになったよね。なんで小学校の時には格闘してたんだろう。


いや、格闘しているのがいい子なんだったな。

ん~っと伸びをしながらあくびをしていると、上司の高橋さんにヤレヤレという顔をされる。

あ、やばい。やっちゃった。


そんなことを言っていると何やら受付が騒がしいことに気づいた。


「あなた方、どちら様ですか?」


「我々は、保安省のものです。───さんはこちらにいらっしゃいますね?」


石塚さんと声の低い男の人?が張り詰めた空気で会話している。


「はい。ちょっと待ってください。なぜうちの人間のところに国の方が?」


「国家機密です。案内してくださらないのなら、失礼。」


「ちょっと!勝手に上がられたら!」


なんだか変なことが起きているな~とのんきに思っていたら

複数の足音がこっちに近づいてきていることが分かった。


途中で曲がることなくまっすぐとこちらに進んでくる。


入ってきた人たちは大柄な男性?が3人。全員サングラスを装着している。

ちょっと遅れて石塚さんも入ってくる。


「な、なんだ!ここは関係者以外立ち入り禁止だ!」


窓側にいる高橋さんが声を張り上げて注意する。

そんなことを気にしないで等の本人たちはオフィス全体を見渡している。うち一人と目があった。


「───さんですね?」


あ、この声の高さ。女性かも。

大柄で屈強そうだ。

腕相撲とか仕掛けたら秒で負けるタイプ。


「え、あ、はい。」


その人物は私のデスクまで来て、サングラスを外して身分証を見せてきた。

ドラマでしか見たことがないような、仰々しい身分証。

残る二人は一歩引いたところで後ろで手を組んでいる。

この女性がリーダーなのかな。

うわーすげー統率取れてる。

その人物はサングラスをもう一度装着した。


「保安省のものです。あなたに国家緊急事態法に基づいた召集命令がかかっています。ご同行を願います。なお、法律の下、あなたに拒否権はありません。」


「えっと、任意ですよね?」


「これは警察の案件ではありません。」


えーっと、警察の事情聴取って任意じゃなかったっけ?

刑事ドラマとかでも容疑者って最初の1,2回は任意同行求められている気がするし。


「ご同行を。」


「わ、わかりまし、、、た?」


「お荷物をまとめる必要があればお申し付けください。首都での連泊となります。ただ、衣食住必要最低限のものは政府が用意いたします。」


に、荷物…?衣食住がついてるんだったら特に必要ないかな?

私そんなに贅沢したいっていう人じゃないし。

そんなに物欲がないっていうか、平和に生きられればいいなーって思っている人だから。


あれ?もしかして今そんなどこにでもありそうな平和が崩れ去ろうとしてる?


「やめてください!───はうちの職員で勤務中です!」


「上司の高橋さん、、、ですね。先ほど申し上げましたが、この招集に拒否権はありません?ニュースをご覧になっていますよね?」


「もしかして、───さんが第三小学校の1組だったから…?」


石塚さんが顔面蒼白でつぶやく。


「それ以上は国家機密です。必要最低限の情報はに道中でご教授します。

話を戻します。何か準備されるものはございますか?

残念ながらご自宅にされているご実家には寄ることができませんが。」


「んーっと、じゃあ特にはないかな?」


「それではご同行お願いします。」


そう促されるまま私は立つ。

呆然とする高橋さんや石塚さん、ほかの同僚たちに見守られながら私は退出する流れとなる。


「それともう一つ。」


部屋から出る直前にリーダー格のような女性がオフィスを振り返った。


「ここで起きた事象は国家機密でお願いします。詳細は本局からメールで送られてきます。

それでは。」


職場からは唾をのむ音が聞こえるんじゃないかという静寂がいきわたっている。

相変わらず眠い私は、なんだか変なことがはじまったな~とくらいにしか思っていないのだけど。

この小説は、葉月 みそのさんに応援されています

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