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性格極悪美少女探偵と狙撃事件

その時。

「見せてあげてください」

俺が保証します

と警察手帳を見せて鮎原が息を切らせて駆け寄った。

「彼らは確かに我々がプライベートアイとして助力を頼んでいます」


医師は警察手帳を見て

「…分かりました」

と答え、弾を手術室から持ってきたのである。


鮎原はそれに

「それから、診断書のコピーもお願いします」

と告げた。


綺羅は弾を見ると

「金属製の改造弾か」

と呟いて、写メを撮った。


鮎原それを見て

「パラベラム弾でなくて良かった」

と安堵の息を吐き出し、医師に

「この事は他の刑事にも内密に」

極秘調査なので

と口止めをした。


そして、綺羅に診断書のコピーを渡し待合室へと連れて行ったのである。

綺羅は鮎原を見ると

「何故?」

厚村は反対だったと思うが

と聞いた。


鮎原はそれに

「何かが…あると思っているから」

と言い

「けど、これは貸しだからね」

厚村さんには内緒で

とウィンクすると

「途中抜けしてきたから戻らないとバレるとヤバい」

と走って立ち去った。


綺羅は静かに笑みを浮かべると

「わかった、借りは返す」

と言い、悠と功一を見ると

「神在月も無事だったし帰ろう」

と歩き出した。


悠は綺羅の背中を見つめ無言のまま足を進めた。


パーフェクトクライムの資料集のドラマ公開撮影会で狙撃事件があった事はニュースになったが詳細が流れることはなかった。


家に帰ると悠は

「綺羅」

と部屋に入りかけた綺羅を呼び止めた。


綺羅は振り返り

「悠、分ってる」

と言い

「来てくれ」

と部屋へと誘った。


悠は部屋に入ると綺羅がパソコンを立ち上げるのを黙って見つめた。


綺羅はUSBをさして、あの川瀬ひかりの一覧を開くと

「あの来賓の中で神在月直と賀川辰雄はこの一覧に載っている人物なんだ」

と告げた。

「あの福岡NowTimeのライターに会う」


悠は綺羅に

「その時は俺も一緒に」

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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