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極悪少女とビスクドール ~一回きりだぞ約束は!~

厚村も苦笑しつつ

「行くぞ」

と戸を開けた。


鮎原も背を向けると

「じゃあ、明日答え合わせ一緒にしようね」

綺羅ちゃん

とにっこり笑って立ち去った。


綺羅は僅かに目を見開き

「やはり胡散臭い野郎だ」

と呟いた。


三人が立ち去ると悠は

「綺羅はもう何か分っているのか?」

と聞いた。


綺羅はそれに

「…その前に」

と厚村と鮎原が通った場所と座った席の周辺を調べた。

「流石に盗聴器は仕掛けてないか」


悠は驚いて

「そんなことするわけないだろ」

と声を出した。


綺羅はふっと酷薄に笑むと

「あいつは分からん」

と言い、悠を見ると

「悠、こっちに来てくれ」

と自室へと入れた。


悠は心で

「鮎原さん綺羅が好き好きなのに凄く警戒されて気の毒だな」

と呟いた。


綺羅は悠と部屋に入ると

「人形が送られてきただろ?」

と告げた。


悠は頷き

「高そうなビスクドールだろ?」

と告げた。


綺羅は頷いて

「人形とこの紙の天秤が入れられていたんだ」

と紙の天秤を手にすると開いた。

「…やはりこれにも通じていたんだ」


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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