表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/148

極悪美少女の夏休み ~一宿一飯の恩義だ手伝ってやる~

3人は戻ると宿泊データを見せてもらい二人の宿泊記録があるかを調べ、その全てを見た。


功一は記録を印刷して泊まっている客室に持ってはいると

「3年前から結構な頻度で泊まっていたんだな」

と呟いた。


綺羅はそれを奪うように手にすると

「…なるほどな」

と言い

「この宿に問題はなさそうだな」

と呟いた。


悠はそれに

「綺羅どうしてそう言えるんだ?」

と聞いた。


綺羅は膳の上に広げると

「担当の仲居はバラバラで同じ人物が付いている訳じゃないし」

その時にクレームがあったという記述もない

と告げた。

「それよりも」

この二人の宿泊の連れが気になるな


功一は「ああ」というと

「三年前の12月から今年の3月まで一緒に来ていた鈴木由美子さんか?」

それともこの3ヵ月ほど一緒に来てる牧原凛子さんか?

と聞いた。

「仲違いしたとかでグループが変わったんじゃないのか?」


悠も頷いて

「そうだな」

と答えた。


綺羅は二人を冷めた視線でじっと見ると

「…功一、お前の目は節穴か」

と告げた。


ここで『お前ら』と言わないところが綺羅の綺羅たる所以であった。


功一は心で

「え!?俺だけかよ」

と突っ込んだが声に出すことはしなかった。

最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ