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極悪美少女の真夏のバカンス ~興味は無いが手助けはしてやる~

厚村は綺羅が何かに気付いたのだと理解すると香川を呼んだ。

綺羅は携帯越しに彼を見ると

「一つ聞くが坂田正敏の妻の名前は治沙か?利沙か?」

と聞いた。


香川は不思議そうに頭を傾げながら

「後者の利沙さまでございます」

と答えた。


綺羅はジュースを飲むと

「やはりな」

と言い

「それと坂田正敏は不倫をしたことがあるな?」

三人の他に子供がいたんじゃないのか?

と告げた。


それには厚村も鮎原も功一も悠も驚いた。


香川は驚きながら

「さようでございます」

何故それを

と聞き返した。


綺羅は思案しながら

「名前だ」

と言い

「次男の沙智雄と言う名前の文字は通常では使わない漢字だ」

恐らく男子には母親から一字とり

「女子には父親から一字とったと考えられる」

つまり正子の正は正敏の正

「メイドの敏子の敏は正敏の敏じゃないかと思ってな」

と告げた。

「彼女の言葉には矛盾がある」

本来彼女が翌日の食器を準備するとするなら坂田正敏、長男の利治に妻の友梨佳、次男の沙智雄に長女の正子の5人分だ

「だが彼女は4人分だと言った…そう、手に掛けた坂田正敏の分は必要ないから無意識にそう言ったのかもしれない」

もっとも証拠がないが背後から殴った凶器が見つかれば分かることだろ

「捨てに行くチャンスはなかったと思うから屋敷内にある可能性は高い」


全員が固唾を飲み込んだ。


綺羅はふぅと息を吐き出すと

「彼女を呼んでくれ話がある」

その間に二か所調べて欲しいところがある

「調理場と彼女の部屋だ」

と告げた。


厚村は頷くと麻生敏子を呼んだ。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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