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性格極悪美少女探偵の苦悩

「綺羅!」


悠ははっきり言って美形である。

美形俳優の皐月勇仁の息子で容姿も彼に似ているのだ。


当然と言えば当然である。


女子生徒たちがきゃぁきゃぁと騒ぐ中を綺羅の前に立ち

「大丈夫か?」

迎えに来た

と告げた。

隣には功一がおり

「しっかし、この辺一帯の学校全部みたいだな」

とぼやいた。

「何があったんだ?」


綺羅は通り過ぎていく生徒たちを横目で見て

「…脅迫だな」

とぽつりとつぶやいた。


悠と功一は同時に綺羅を見た。


綺羅は二人を見ると

「だったら、悠と一緒に入れるのは良かった」

と悠の手を握りしめた。


功一は綺羅の顔を覗き込み

「脅迫って…何か聞いたのか?」

と聞いた。


綺羅はムッとして

「何で俺がお前に応えないといけない」

とつーんと無視した。


それに悠が困ったように笑み

「綺羅、この前の時も綺羅の思い出したことが役に立ったって厚村さん言っていただろ?」

功一に教えてあげたらどうだ?

と告げた。


綺羅は悠の顔を見て

「なんて、人の良い」

その人の良さは俺がついてないと生きていけねぇぞ

と心で呟きながら

「学校の生徒全員を急に帰宅させる点とそれが学校学年関係なく一定の範囲に及んでいる場合に思い当たるのは」

地域のどこかの学校に爆弾を仕掛けたくらいしかない

「だったら、この騒ぎの説明がつく」

と告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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