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極悪少女とルーツをたどる旅

綺羅はふぅと息を吐き出し

「わかった」

今回は手伝ってくれている

「許してやる」

と告げた。


2人は近くの松吉といううどん屋に入ると名物の長命うどんを頼んだ。

まるでビスクドールのような愛らしい少女と有名俳優に似た青年。


誰もが2人に視線を向けた。


「え?もしかしてテレビ?」

「新人子役と俳優とか??」


そう口々に話を始めた。


綺羅はふぅと息を吐き出し

「そう言う話より黒崎茜の情報寄こせ」

と心の中でぼやいた。


その時、中学生前くらいの少女と青年が姿を見せた。

そして、周囲を見回すと綺羅と悠の一つ向こうの奥まった席に座った。


綺羅はそれを見て二人に視線を向けた。


悠は一瞥したが首を傾げて店員が持ってきたうどんに目を向けた。

「来たよ、綺羅」

と呼びかけた。

が、綺羅は立ち上がるとハンカチを口に当てて携帯をかけている青年の前に立ち

「おい、犯罪はダメだぞ」

と告げた。


それに少女と青年が驚いて立ち上がった。


悠は慌てて

「綺羅!」

と引き留めかけた。


綺羅は二人を見ると

「そんな自分の携帯を使って犯罪するなんて…ダメダメだろ」

取り敢えず話を聞いてやる

「言ってみろ」

それか他でやれ

と告げた。


周囲では視線がそのまま彼らに注がれた。


青年と少女は姿と言葉のあまりのギャップに綺羅を呆然と見ていたが青年が

「だから俺もダメだって言っただろ」

と告げた。


少女は唇を尖らせて

「でも…私…お父さんにどうしても会いたかったの」

と告げた。


綺羅は隣の座席に座り

「父にか…話して見ろ」

と告げた。


悠も笑顔で

「話したら気が楽になるってことあると思うよ」

と告げた。


少女は俯いて

「お母さんとお父さんが離婚して…お母さんにお父さんに会ってはダメだって言われて」合わせてもらえないの

「でも、会いたくて」

だから叔父さんにお願いして

と目を潤ませた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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