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極悪少女とルーツをたどる旅

悠は困ったように笑み

「…綺羅、悪いな」

と告げた。


その横に座っていた功一は

「まあ、良いじゃないか」

ちゃんと、るる旅買って雫石町に何があるか調べたんだからな

と告げた。


あの後、功一から三連休遊ばないかと電話があり、悠が岩手へ行く話をした結果であった。

綺羅は不機嫌そうに

「そうか、だったら下僕らしく色々調べてもらうからな」

と告げた。


功一はハハッと乾いた笑いを浮かべ

「誰が下僕だ」

と突っ込み

「まあ、二泊三日を楽しく過ごそうぜ」

と笑った。


盛岡駅に着くと三人は降り立ち、そこからJR田沢湖線で雫石駅へと向かった。

功一はるる旅の本を見ながら

「一応、手前の小岩井駅には有名な牧場があるらしいけど」

雫石町に住んでいた人を訪ねるなら雫石だな

「宿泊はしずくの森っていう温泉と宿泊施設が一緒のところがある」

と告げた。

「泊まることが決まったら電話して予約をとるな」


悠は笑顔で

「ああ、ありがとう」

助かる

と答えた。


こういうところに功一の行動力が発揮されるのだ。


綺羅はフムッと考えながら

「なのに、何故、探偵」

と呟いた。

「もう旅行添乗員で良いじゃないか」と思ったのである。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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