第036話「女帝の推理」
今回初めて画像を使いましたが、もし見ずらい等があったらご連絡お願いします。
■05月15日 夜:帝国との停戦協定初日 レオン死亡確定後
「こいつが、兄さんを殺した犯人……」
「それが本当なら許せないですね」
「ああ、そうだな。その場合は、どうするのが良い?」
「普通に考えれば極刑じゃないですか?」
「ああ、そうだな。それが普通だな」
フレイヤがレオンさんを殺した犯人だと言う女帝の言葉に呼応するかのように、皇族たちは倒れているフレイヤに向けて殺意と怒りが混ざった視線と声を注ぐ。
しかし、そんな皇族たちの感情を無視するかのように私は地面に手をついているフレイヤを庇うように立つと、彼女を犯人だと言った人物へ向けて口を開いた。
「フレイヤが犯人? 何を証拠に行っているんですか!!」
今までに無いほどの怒りが混ざった声に自分自身でも驚きつつも、私は全員に向けて更に口を開いた。
「貴方達もです! 家族が亡くなったことが悲しいと言う気持ちは分かりますが、それがフレイヤが行ったものだと言う証拠を確認していないのに、寄ってたかって言いたいことを言って……
挙句の果てに極刑にするのが普通だなんて……ふざけないでください!」
「うっ、だ、だが……」
「だが? 何がだがですか!
そんなにフレイヤを断罪したいのでしたら証拠を――――」
「そう、なら証拠を見せれば納得するのね? お嬢ちゃん」
しかし、そんな私の怒号をあざ笑うかのようなに女帝は苦笑を浮かべつつ、馬鹿にするかのような返事をする。
「――――え? まさか証拠があるんですか?」
「うふふ、王国人の汚らわしい顔が馬鹿面に変わる瞬間は、何時見ても面白いわね。
それほど見せたいのなら見せてあげるわ。彼女以外はレオンを殺せないと言う絶対的な証拠をね」
そう言って、小馬鹿にするかのように笑う女帝を先頭に私たちはレオンさんの部屋まで歩を進めた。
そして、犯行現場であるレオンさんの部屋に着くと同時にこちらを振り向くと女帝は気持ち良さそうな顔を浮かべながら自身の推理を始めた。
「では、私の推理兼、この汚らわしい王族貴族が我々の素晴らしい血族に手をかけた証拠を説明するわ。
まず、大前提として、この部屋はこのような構成になっており、全員このことを頭の隅に置いておいて」
そう言って、女帝はこのホテルのパンフレットの部屋の構成のページを開いて、私たちに見せた。
「まずこの部屋の構成は、寝室、洋室、お手洗い、浴室、露天風呂で構成されていて、ジークはこの洋室の窓に吊るされる形で殺されていた。
そして、レオンを吊るした縄はこのような形で玄関の扉に固定されていたわ」
全員注目するようにと言うかのように、大きな音を立てながらレオンさんの部屋の扉を開く女帝。
その取っ手には、何重にも縛られ、固定されていた縄があり、その縄は洋室にまで伸びていた。
だがしかし、そんな縄よりも私は玄関の扉にあるべきはずのあるものが壊れていることを見つけた。
「……内鍵が壊れている」
扉についているはずの内鍵のつまみはまるで何か硬いもので叩き潰されたかのように完全に壊れており、その姿に私は思わず、誰にも聞こえないほどの小さな声で呟いた。
しかし、そんな私の呟きは女帝には聞こえていたらしく、いやらしい笑みを浮かべながら、自信満々に自身の推理の続きを説明し始めた。
「王国の馬鹿にしては良い目の付け所ね。
その通り。私たちがこの部屋に入った時点で既にこの扉の内鍵のつまみは見ての通り完全に壊れていて内鍵としての機能を果たしていなかった。
もちろん、それだけなら何かしらの方法で手に入れたこの部屋の鍵を使えば外から施錠は出来なくはない。
でも、外鍵も鍵穴の奥深くに何かを詰めていて、開鍵を不可能にさせなくさせている状態だった」
よく見るようにと言うかのように、女帝は鍵を鍵穴に差し込むが、鍵は中心部で止まり、それ以降には進まない状態になっていた。
「つまり、犯人はこの外鍵を詰め込んでから部屋に入り、そして犯行後、内鍵を閉めて鍵を破壊したと言う所謂密室状態を作ったと言うことよ。
そうよね? 下種で屑の犯人さん」
何度目かのいやらしい笑みを浮かべた女帝はその視線をフレイヤに注ぐが、それを防ぐかのように白い髪の少年。帝国第四皇子のヴラドさんが手を上げ、全員の視線を自身に集中させると咳き込みながら口を開いた。
「ごほっ、母様の推理は分かりました。
ですが、ごほっ、この部屋の鍵はサムターン錠ですよね?
なら、ごほっ、ごほっ、例え外から出た後に内鍵を閉めるくらいは簡単に出来ると思いますし、それにわざわざそんなことをしなくても、状況を作って内鍵を壊してから、外から施錠して、その後に鍵穴を詰めればこのトリックは可能ですよね?」
確かにその通りだ。
サムターン錠はつまみを回せば簡単に施錠できる都合上、簡単に開鍵、施錠をするのは簡単だ。
つまり、彼女の推理には穴があるはずのだが、そんな彼の意見を馬鹿にするかのような見下す視線を注いだ女帝は溜息一つすると口を開く。
「ヴラド。頭が悪いことと自身の立場を自覚していないのならその発言は許すけど、王国を援護するだけじゃなく、的外れな推理をするのなら、その口を永遠に閉じなさい。
たしかに、サムターン錠は糸や簡単な仕掛けで開くこと自体は可能だし、推理する際にはその可能性を調べることから始まるわ。
だけど、今回は、その可能性は皆無だわ。何故なら――――」
「鎧を着たレオンの死体を吊っている縄が扉に固定されているかでしょ?」
「へえ。まさか自白するなんて。
ここまで推理されていれば、もう誤魔化せないと悟ったからかしら? その潔さは好きよ。フレイヤ・ソウル」
「別に自白なんてしてないわよ。
こんなことその扉と状況を見ればわかる」
少しだけ体調が良くなったのだろう。先ほどまで真っ青だったフレイヤの顔色は元に戻っており、まるで起こっているかのような力強い瞳で女帝を睨んでいた。
「全く。この私が少しだけとは言え好感度を抱いてあげたのに、そんな抵抗をするなんて……
良いわ。なら、あなたが絶対に犯人であると言う証拠の続きを見せてあげる」
そう言って、女帝は先ほどの推理の続きを始めた。
「先ほど言ったようにこの扉に固定されている縄は吊るされているレオンの死体と繋がっていたわ。それもかなりの重量のある鎧を着た筋肉質な男の死体がね。
つまり、この扉には常に最低でも100キロの力で引っ張られているのと同じと言うことよ。
そんな力で引っ張られている扉を開いたらどうなると思う?」
「ごほ、ごほ、その重量で扉は思いっきり開きますね」
「その通りよ。ヴラド。
しかもこの扉は開く際にはどんな開け方をしても大きく音が鳴るような仕組みが組まされている。
恐らく、暗殺者などが扉から侵入した際に室内にいる人間が扉が開いたことを察せられるようにね。
つまり、そんな扉を思いっ切り開いたらこのように! ホテル中に響いて、このホテルに居る人間がすぐに何事かと集まるほどの音が出るわ」
自分の推理を証明するかのように100キロの力で開かれたことを想定したかのような力強さで扉を開く。
その瞬間、鼓膜が破けるのではないかと思えるほどの轟音が鳴り響き、私は思わず反射的に耳を塞いだ。
「つまり、犯人はレオンの死体を吊った時点でこの扉から出ることも入ることも不可能になると言う事よ。
では、どうやってレオンの死体を吊った状態で、この部屋から出るか。
そして、全員が屋上に居る状態でどうやってレオンの死体を吊ったのか。
それを今から証明するわ。
そしてそれこそが、フレイヤ・ソウルと言う殺人者が犯人だと言う証拠になるわ!」
得意げに、そして気持ちよさげに宣言した女帝は洋室に入り、荒れている部屋の中央にある顔を布で隠されているレオンさんの死体の前まで進むと自分の推理の続きを始めた。
「まずレオンの死体の状態を伝えるわ。
レオンの死体はこのように首と足が縄で縛られていた状態で、玄関から真正面の窓から吊るされていた状態で発見されていた。
死亡場所は争った形跡のあるこの洋室内で、第一発見者はそこに居るクソ王国の公爵令嬢とこの部屋の階下で働いていた従業員の三人で、全員の証言に不審なことはないことからその情報は一致しているわ。
では、何時レオンが殺されたかについてだけど、発見直前に何かがぶつかった音がしたことと、悲鳴が上がったことは全員覚えているわね?」
女帝の言葉に全員がゆっくりと首を縦に振る。
確かに私たちは帝国側の最後の顔見せの一人の挨拶が始まる瞬間に、何かがぶつかった音がして、その直後に悲鳴が出たことは知っている。
「そしてその衝突音は、この窓柵にある傷と凹みから鎧と柵がぶつかった音だと言うことが分かったわ。
つまり、このことから考えるに、普通なら死亡時刻は悲鳴が上がった19時前後だと言うことになるわね。
もちろん、事前準備があったとしても殺してからこの状況を作る都合上、少なくとも18時45分時点ではレオンは死亡していたことは確定しているわ。
このことから普通に考えるなら、レオンの死体を窓から投げ捨てる都合上、最低でも18時45分から19時時点までこの部屋に居る人物が犯人になると普通の人間は思うわね。
実際に首の縄はさっき説明したように扉に固定されて、窓からの以外の脱出は不可能になっている上に、反対に足の縄は何処にも固定されず、二階まで伸びていて、一見すると犯人はこの足の縄を伝って、この部屋を脱出したように見えるようになっていたわ」
「なっていた? では、真実は違うと言う事でしょうか?」
「ええ、そうよ。ナターリア。その証拠を見せてあげるわ。
全員、この足のロープの先端を見なさい」
レオンさんの足に未だに繋がっているロープの先端を指さす女帝。
その指先に視線を注いだ。
「……先端が焦げていますね。だが、それがどうしたんですか?
焦がす程度、どんな人間だって出来るし、それ程度なら証拠にすらならないですよ?」
レイの言葉に楽しそうな呆れるような、そんな矛盾する溜息を吐いた女帝は再び説明を続けた。
「王国はやはり馬鹿ですね。次期国王の第一皇子すらこんなあからさまな証拠を見て何も感じないなんて。
ええ、そうね。確かに縄は焦げているわ。だけど、重要なのはそこではないわ。
……そうね。図面で説明した方が早いわ」
そう言った女帝は、先ほど見せた図面に死体を指す人型の絵と縄を示す赤い線を引いた。
「レオンの死体を通常の方法で投げて捨てた場合、犯人はどうやってもその時間帯までこの部屋に居なければいけない。
だけど、こういう風に縄を隣の部屋まで延長させたうえで固定した後に、露天風呂にロープを炙るように蠟燭を立てる。
その後、この露天風呂の柵と窓の柵を伝って、隣の部屋の露天風呂まで行き、玄関から堂々と屋上の顔見せの会場から出る。
まず、ここまでが密室となっているこの部屋から脱出する方法だわ。
では、ここからどうやって、遠隔操作でレオンの死体をまるで今投げ捨てたかのように見せかけつつ、吊るすのか、答えは簡単よ。
炙るとはいえロープは基本的には可燃性。そんなものを長時間炙ればロープの一部は燃え、その強度は低下し、レオンの死体の重さと合わさって、徐々に切れていく。
つまり、ある程度時間さえ稼げれば、誰も部屋に居ないにも関わらず、ロープが切れた瞬間に、レオンの死体はまるで今投げ捨てられたかのように大きな音を立てて現れるわ。
そうなれば、誰もがその時間帯まで犯人はこの部屋に居ると錯覚する。
加えて言うなら、最初に死体を吊るす際に、壁に水平になるように吊るすことで階上からは身を乗り出して見ようとしない限りは発見されないと言う一種のカモフラージュになる。
そして、このトリックの最大の利点は犯行後の証拠隠滅のしやすさよ。
露天風呂と言う床が濡れている場所を利用すれば、窓からこの部屋に入る直前に燃やした縄の残骸は投げ捨てたうえで、蝋燭を蹴り倒せば、床にある水のおかげで簡単に消火出来るうえに、例え蝋燭の残骸が残っていたとしても、その見た目上、誰もが床に落ちた石鹸だと錯覚する。
そして、それを証明するかのように、私が露天風呂を調査していた時に、この半分解けた蝋燭の残骸と少量の灰を見つけたわ。
このことから、犯人の条件は大きく三つ。
真っ先にこの部屋に入った人物であること。
レオンが従業員に連絡し、顔見せが始まるまでの18時15分から18時45分以降に屋上に人物であること。
そして、隣の部屋にいる人物であること。
さて、それじゃあ、ここに従業員に記録してもらった全員の参加時間を記載したものを提示するわね」
そう言って、女帝はまるで弄ぶかのように、私たち全員がいつ屋上に来たのか記録されている紙を出した。
女帝第一皇配:17時45分
パーヴェル(帝国第二皇子):17時55分
アンナ(帝国第一皇女):17時55分
ダヴィド(国王):18時00分
ナターリア(帝国第三皇女):18時05分
エリザヴェータ(帝国第四皇女):18時05分
レイ(王国第一王子):18時10分
ノウビリティー(王国第八王女):18時15分
女帝第二皇配:18時15分
女帝第三配:18時20分
グリューン(帝国第二皇女):18時20分
リーネ(帝国第四皇女):18時20分
リリー:18時25分
ニルド(公爵):18時25分
スカジ(公爵夫人):18時25分
アレクセイ(帝国第三皇子):18時30分
ヴラド(帝国第四皇子):18時30分
フレイヤ:18時35分
女帝第四皇配:18時45分
女帝第五皇配:18時45分
エカテリーナ(女帝):18時45分
「さあ、ここまで条件が揃えば、誰が犯人か分かるわよね?
いい加減その硬い口を開いたらどう?」
じわじわと責めるような言葉を吐きながら、フレイヤに近づく女帝。
その距離が手を伸ばせば届く距離まで近づいたその瞬間――――
「申し訳ございません。女帝様。
私、王国第八王女のノウビリティー・ブラッドと申しますが、フレイヤ公爵令嬢様の弁護をしてもよろしいでしょうか?」
煌びやかなドレスの裾をつまみ、軽く頭を下げた第八王女のノウビリティー様がその進行を止めさせた。
「弁護?
私の完璧な推理を前に一体何を弁護すると言うの?」
「弁護と言いますか……フレイヤ様にこのトリックを構築するのは不可能だと言うか、そもそもフレイヤ様を容疑者に加えること自体が間違っていると言うか……
結論から申しますとこの推理には大きな間違いがあります」
「は? 私の推理のどこが間違っていると言うの?
王国の屑が、下手な弁護をしたら承知しないわよ」
自分の完璧な推理が真正面から否定されたことに額に青筋を立て、般若のような顔をする女帝の姿など見ていないと言うかのようにノウビリティー様は自身の推理を始める。
「確かにこの方法ならこの部屋に居なくても時間になったら第一皇子の死体を今その瞬間に投げ捨てたかのように見せること自体は可能です。
しかし、そのためには……音を立てずに、第一皇子の死体を窓まで持ち上げて、その上で他の人に見えないようにこの形で縄を張らないといけないのですよね?
そんな大人の男の人でも大変な力仕事、あの方には不可能だと思うのですが……」
「王国第一王子のレイ・ブラッドの俺からも追加補足させてもらいます。
確かにこのトリックは彼女の魔法を使えれば簡単に状況を作ることは簡単です。
だが、全員が知っているようにこのホテル内では魔法は使えない結界が張ってある。
つまり、彼女がもし犯人だとするのなら、自力で第一皇子を窓まで連れてきて、そしてあの図のように様々な用意をする必要があると言うことだが、彼女のあの細腕では流石にそのような芸当は不可能じゃないのですか?」
「……う、ぐっ……」
「反論が無いと言うことは、御身も自身の推理の穴を認めたと言うことで良いか?」
「…………国王」
自分でも想像していなかったのであろう王族の反論に苦渋の表情を浮かべる女帝。
そんな女帝を更に追い詰めかつフレイヤを護るかのように、フレイヤの前に立った国王は強い視線を女帝へとぶつけながら更に口を開いた。
「女帝。御身の推理自体は確かに一考の余地のあるものだった。
しかし、検証もろくにしていない状態で我が国の貴族。それも第二の国王と呼ばれるソウル家の唯一の娘であるフレイヤ・ソウル公爵令嬢を容疑者に立てるにはその推理はあまりにもお粗末であったのではないか?」
「はい……確かにそうです……確かにお粗末な推理でした。申し訳ございませんでした」
お粗末な推理で一人の人間に冤罪を被せかけたと言う事実のせいだろうか、先ほどまで優位に立っていた女帝はその表情を悔しそうなものに変えながら頭を深く下げるが、その姿に国王は深いため息を放つ。
「女帝よ。謝るのは当然だが、相手が間違えているのではないか?
御身が謝る相手はそこのソウル嬢であろう?」
「はい、分かりました。フレイヤ・ソウル公爵――――」
そう言って、ゆっくりと悔しそうにフレイヤに向けて頭を下げようとする女帝。
「あ、今考え中で、他の事頭に入れる余裕ないから謝らなくて良いよ。
どうせその女の謝罪に価値も無ければ意味もないし」
しかし、そんな女帝の謝罪は背中を向けながらパンフレットと屋上に来た順番が書かれた紙を読んでいたフレイヤによって阻止された。
「ちょっとフレイヤ。ここは形なりにも謝罪を受けなければ礼儀として――――」
「んじゃ、頭下げなくて良いから私に冤罪を被せかけた賠償金として、公爵家の三年分の収益を払って。
それで許してあげるから」
「こ、この小むす――――」
「さてと、それじゃあ、完全じゃないとはいえ、私の冤罪は晴れたわけだし、私は先に下のロビーに戻らせてもらうわね。
私の方でも犯人がどうやってこの部屋から出たのか推理したいから」
「え!? フ、フレイヤ。ちょっと待ってくだい!
え、えーと……すみません。私も失礼します!」
私の制止を聞かずにひらひらと手を横に振りながら、部屋を出るフレイヤ。
そんなフレイヤの非常識としか言えない言動に、私は彼女の後を追うためにレオンさんの部屋を出て扉を閉めるのだが……女帝の姿が完全に消えるその瞬間、私は見てしまった。
深く下げていたその頭を少し上げた女帝の目頭と口頭が上がり、嬉しそうな顔になっていることを――――
もう少し更新頻度早くしたいですが、中々うまくいかないですね。
ですが、最後まで頑張って書きたいと思うので、どうか最後までお付き合いください。
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