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~プロローグ~

こんにちわ、リルンです。

今回で10作目です!! ありがとうございます!!

記念すべき10作目は覚醒現象伝説シリーズより

「覚醒現象伝説―正ト負ト情―」になります。

「覚醒現象伝説―私ノ記憶と彼―」の続編です! 実は連載物はまだ複数ありますが、覚醒現象伝説シリーズは出したくてうずうずするのですw え、他のもちゃんと投稿しますよ? そこは安心して下さいね?


話としては前作と続く感じで、時間は一切、経っておりません。


前作や記念すべき第1作目を読んでいない方は、読んでからこれを読むことをお勧めします。

 覚醒現象は止まらない。今日も一人、覚醒人間となった。赤い月を見た者は血が騒ぎ、獣へと覚醒し、大暴れする。そのことを恐れた人々は皆、口を揃えてこう名付けた。

『覚醒現象伝説』だと――――……


 私も覚醒人間の一人。赤い月を見て、私は人間じゃなくなった。覚醒人間になると、もう生きたくないというぐらい、長生きし、人間より死ににくくなる。不完全ではあるが、不老不死になる。私は今、レガンという心の赤を持つ者と共に、私と同じ、覚醒人間を保護するという活動をしている。覚醒人間になりたては、暴走してしまう。そしてなりたてじゃなくても、時々暴走してしまうことがある。それを止め、保護しようと、私達は様々な場所に飛んだ。そして今宵も……覚醒現象事件が起き、現場へ向かう。


「油断しないでよ? レガン。張り切ってるけど、下手したら死んじゃうんだからね?」


「分かってるって。留美と同じような感じなんだろ? まぁ首さえ取れなければ大丈夫だ!」


「……大丈夫かしら、この人」


多少不安が残るが、まぁ頼りになる存在であることには間違いない。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


「!? 地鳴り!?」


「留美…!!」


「大丈夫。それにしてもこの音……」


「きっと覚醒人間の仕業だろうな」


「急がなきゃ!! 皆を巻き込む訳にはいかないわ!! レガン、捕まって!!」


「ああ!!」


レガンが私の体にしがみつくと、力を込め、ピョーンと飛ぶ。


「酷い……街が……凄く燃えてる……」


「もうこの街は……終わりだな……」


街は火に包まれていた。ビルも倒れ、多数の死人もいた。何かが焼ける臭いと血の臭いが混ざり合い、吐きそうになる。そんな中、一人、彷徨い歩く女性がいた。……獣の姿だった。


「……いた。あそこよ。……悲しいオーラと復讐のオーラが混ざってる……」


「よし、行こう!!」


「……うん」


私達は女性がいる所へ降りてみることにした。


 崩れた街を一匹の獣が眺めていた。大人の女性の姿をし、牙と爪からは血が垂れていた。目は真っ赤。長い髪は風でゆらゆらとなびかせ、ボロボロな服を着ていた。


「ああ……崩レタ……。憎タラシイ……コノ街……!!」


女性は声を上げ、そして狂った笑いを上げる。


「貴方は……本当にそれで良かったの……?」


「!?」


声に反応し、女性は振り向く。慌てて女性は元の人間の姿に戻り、


「貴方は誰? 何のことを言ってるの?」


そう誤魔化した。私は女性の目を見て名乗った。


「私は留美。貴方と同じ……覚醒人間けもの

投稿ペースとしては遅めです。

現在、ノートにて執筆中でございまして……

まだ完成していないのですよ…。

投稿のスピードが一気に遅くなる=執筆が追い付いてない

ということであって、放置してる訳じゃないので、御理解くださいませ。


これからも覚醒現象伝説シリーズをよろしくお願いします!

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