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貴石奇譚  作者: 貴様 二太郎
番外編7
178/200

備忘録

 ◇石人


 ミオソティス

 優

 勿忘草入りの珍しい貴石の瞳。可能ならばぜひとも入手したいが、現在契約を必要としていないようで残念。


 アルビジア

 優

 上記の姉と揃いで入手したい。こちらも現在契約を必要としていないもよう。


 オルロフ

 不可

 筋肉質すぎる。顔も好みではない。


 ムサイエフ

 優

 ぜひとも入手したい。

 しかし海の魔法使いや神獣の横槍が懸念されるので入手は難しそうだ。


 マーレ

 優

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 貴石の瞳を持つ美しい人魚、ぜひとも入手したかった。


 ハイドランジア

 優

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 見世物としては大変面白かった。


 カストール

 優

 成長期前の少年の姿の方がより好みだったが、青年姿でも好みなので問題なし。


 ポルクス

 優

 上記兄と揃いで入手したい。

 欲を言えば子供の頃に入手したかった。


 カリカルパ

 優

 上記兄2人と揃いで入手したい。


 ロートゥス

 優

 海の魔法使いの横槍さえなければ今頃ウェリタスと揃いで入手できていたはず。

 彼にはこのお礼をいつか……


 マルカジット

 優

 機会があれば入手したい。


 ◇亜人


 ヘルメス

 良

 顔は平凡だが火傷痕がそそる。


 リコリス

 優

 できれば少女の姿のうちに入手したい。色も好み。


 ミラビリス

 良

 顔はどちらかというと並よりだがメギストスの色を持っているので可能ならば入手したい。


 ルークス

 優

 父親そっくりの美しい顔がとても好ましい。鱗もいい。


 イリス

 優

 できれば成長前に入手したい。


 レナート

 良

 背中の歪な翼が好ましい。死霊術師(ネクロマンサー)というのも大変好ましい。

 だが現在は契約を必要としていないようで残念。


 ◇人魚


 リーリウム

 優

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 できれば5人姉妹揃いで入手したかった。


 ウェリタス

 優

 海の魔法使いの横槍さえなければ今頃……

 見た目は大変好みなので機会があればまた接触したい。


 ◇人造人間(ホムンクルス)


 テオフラストゥス

 不可

 見た目は悪くないが、せっかくの筋書きを台無しにしてくれたのは忘れない。


 パエオーニア

 優

 賢者の石の瞳は非常に魅力的だが、百花の魔法使いと海の魔法使いの保護下にあるので様子見。


 プリムラ

 優

 入手済み。


 ◇魔法使い


 パーウォー

 不可

 顔は文句なしだが体のほうが筋肉質すぎて好みではない。


 サンディークス

 不可

 純血の獣人は好みの範囲外。


 マレフィキウム

 良

 鱗があるのが好ましい。


 ファートゥム

 良

 入手適わず。

 生前は毛嫌いされてしまったようで契約を持ちかけたが全て断られてしまった。


 グリモリオ

 優

 顔も見た目の年齢も好みなので、いつか機会があれば……

 しかし私より生きながらえている力ある魔法使いを捕らえるのは困難か。


 トリス

 良

 入手済み。


 ペルフォラツマ

 不可

 好みの見た目年齢ではないので。


 ◇人間


 アワリティア兄弟

 カウトゥス 良

 クルーデーリス 不可

 ドロースス 不可

 ストゥルトゥス 不可

 長男以外は問題外。


 ヘムロック

 良

 契約を必要としていなかったため入手適わず。

 壊れている姿はとてもそそられた。


 キクータ

 優

 契約を必要としていなかったため入手適わず。

 こちらも壊れていてとてもそそられた。


 プルウィア

 良

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 顔は並だが虹彩異色症の瞳は美しかったので欲しかった。


 クピディタース

 優

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 好みだったが入手ならず。見世物としてはとても楽しめた。


 ソーリス

 優

 後の舞台への布石のため入手適わず。

 好みだったが残念ながら契約ならず。


 イフェイオン

 優

 上記に同じ。できれば兄と揃いで入手したかった。


 来紅

 優

 たまには毛色の違うものもと思ったのだが、過保護な神獣のおかげで手出しできず。


 ◇その他


 エルバ

 優

 契約中だったグリモリオに牽制されたため入手適わず。

 生ける死体(リビングデッド)として動き回っている姿はなかなか面白かった。


 アケル

 優

 海の魔法使いと紡いだ物語はなかなかに面白い見せ物だった。

 いつか機会があれば……



 ※ ※ ※ ※



 走らせていた(ペン)を止め覚書(メモ)から顔を上げると、エテルニタスは月を仰ぎ見た。


「さて、次はどのような物語を見せていただけるのか……」


 青白い月の光の下、赤い悪魔は覚書を閉じると闇の中へと消えていった。


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[一言] 一言コメントの変態っぷりが実に赤い人!
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