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BlackWhiteWars - 1 ゲームノセカイ  作者: ねこなぎ
3/3

例の青いやつ

俺たちは街のある方へちゃくちゃくと足を進めていった。

そのときだった


ガサガサッ!!


また茂みの音!?

「おや?また音がしましたね…」

「ちっ…またかよ。オラ!!出てこいよォ!!俺は変な機械があっても戦えるぞォーーー!!」


ライの叫びに驚いたのか、茂みにいた奴は姿を現した。

…ってあれ?

「スラ……イム…??」


「ちがうよ。ヅライムだよ。」


「スライムが喋った!?」

スライム……いや、ヅライムと名乗る奴はなんと喋りだした!

確かに某RPGでも喋る個体はいたけど…

「だからちがうよ。僕はヅライムだよ。ヅ・ラ・イ・ム!!

もうービビらせないでよ。驚いて出てきちゃったじゃないか…そ左頬に傷のあるそこの君!」

ヅライムはライを睨んだ。

「なんだよ、ヅラをかぶったヅライムさんよぉ。アイツかと思ったじゃねーか。」

「はぁ?なんだよ君?このヅライムに殺されたいの?」

「なぁ…ヅライム…」

クロメモが口を開いた。

「ん?何だい?」

「お前倒したら金って手に入るよな?」

「そりゃあ…まぁ、僕は敵だから倒せば金は手に入るんじゃ…」


ヅライムは文を言い切る前に光となって消えた…

「一体何が……ってクロメモ!お前いつの間にそこに移動したの!?」

「…おい。見ろよシロウゴ……。か、金だぞぉぉぉ!!」

クロメモは目にも止まらぬ速さで落ちている金を拾いに行った。


「おまたせ~。ふぅ……疲れた~。」

「クロメモさん……あなたさっきいったい何をしたんですか?ヅライムさんを殴ってたように見えましたが……」

な…なんという!ネッケツはさっきのクロメモの行動が見えていたというのか…!!

「あーあれね。えと、RPGってさぁ敵倒したらお金もらいるじゃん?それであいつ敵なのかなぁ…って思って聞いてみたんだ~。

それであいつは敵って言ったから倒した。金はゲームじゃ必須だよ~ん?」

あ…そうだった……思い出した…。こいつ、お金大好きだったんだわ…。

「なるほど。で、お金はいくら手に入ったんですか?」

「ん?あ~……これだけ…。2@だけ…」


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