表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

落ちていた自転車

 夜に歩いていたところ、足にある物がぶつかった。何かと思って見ると自転車だった。このまま放置していると危険なので歩道の端に移動させた。翌日、その現場に行ったところ自転車は無かった。多分、落とし主が持って帰ったのだろうと思った。

 それから3日後、ある夫婦が私の自宅を訪ねて来た。その夫婦は自転車に二人乗りしてやって来たのだった。「4日前の夜、自転車を足にぶつけたのは、あなたですか。」と旦那さんが尋ねられたので「はい、私です。おかげで足にアザができました。」と答えた。すると奥さんが「それじゃ、この自転車に傷を付けたのは、あなたですね。」と言った。「故意ではありませんが私です。」と応えたところ「この自転車を置いていきますので、1か月間だけ大切にして下さい。」と言い残し二人は帰って行った。

 翌日からその自転車を使用することとした。1か月後の深夜、買い物に行くため自転車に乗っていたところバランスを崩し転倒してしまった。私は崖下に落ち気を失い、自転車はそのまま路上に放置された。気を取り戻した時、路上を歩いていた人がその自転車にぶつかり転倒した。その人は自転車を道路の端に置き帰って行った。私はあの夫婦が「1か月間だけ大切にして下さい。」と言ったことを思いだし、翌日、自転車にぶつかった人の家に行き、自転車を貰ってもらったのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ