Scar red
リーダとリョフの戦いが終わる数十分前
# baker side
〈バチャッ!!〉
水溜まりを何度も蹴りつけながら、ベイカーは馬を駆り北上し続けていた
ナベリウスとガゼルリアをミザリーに任せルースルーを抜け出してまで飛び出したのは
「クロジアさーんっ!!居ないのか!?」
クロジアを探す為だ
ルースルーと護国王都 ジャンベルタンの間の区間の何処かにいる、という情報のみで居場所を探すのは難解ではある
それでもベイカーは動かずには居られなかった
ガゼルリアの復讐の理由
そして、抱えていた気持ちのようなものの片鱗を知った
ルースルーに留まり、第三者であるベイカーが悟すよりもずっと必要な存在がある
ベイカーはそれに懸けることにしたのだ
月明かりもなく
雨模様の空の下で人一人探すのは、距離が絞られていても容易いものではない
「なんか人探ししてばっかだな…でもミザは見つけたんだ。クロジアさんだって!」
と周囲を見回していたその時
ぶわっと風が吹いた
目を細め雨が目に飛び込まぬよう顔を逸らしすと、その風の中かすかに鼻につく匂いがあった
「なんだ…?なんか焦げてるような…匂い…」
ハッとした
クロジアが成った悪魔、アニマというらしいその悪魔は炎を使っている
もしかして、とベイカーは立ち止まりその焦げた匂いの出処を探した
風の気まぐれに多少遊ばされはしたが
大体の方向にあたりをつけ、その方向へと進む
30mほども進むと視界の先
地面に横たわる木々が燃え燻っているのが見えた
「こんな雨の中燃えてるんだ…普通の火じゃないはず」
駆け寄り、馬を降りると
再び辺りを見回した
ふと、巨大な大木が目に入る
大いに繁った枝葉は雨を凌げそうなほど密に広がっている
事実枝葉の下の地面は多少湿ってはいるが水溜まりなどは今の所できそうにない
だが密すぎるが故にその枝葉の下はより一層暗い
ベイカーはもしやと目を懲らす
すると、その幹に誰かがもたれかかっているのを見つけた
「あっ…クロジアさんっ!!」
そこに居たのはクロジアだった
闇夜の中、鮮明に表情がわかる訳では無いがどこか疲労しているようにベイカーは感じた
呼びかけた声でやっと存在に気づいたのか
クロジアがゆっくりと顔を向けてくる
「やぁ…また会ったね…」
その言葉遣いは疲労からか弱々しい
「怪我を?」
「…少しね。でも良いんだ、受け入れている」
クロジアの言うように身体の数箇所から血が滲んでいる
深いものはなさそうだが、それでも出血量から見ると危険ではあることは間違いない
「手当てをっ…」
ベイカーが背負った鞄を下ろしながら膝をつく
「良いんだ…それより君は…なんでここに?」
「手当は僕の都合だ…ちょっと失礼するよ」
クロジアの制止もきかず、クロジアの足や腕に手早く布を当て包帯を巻き止血を施す
「都合…?」
「…分かってるんでしょう?ガゼルリアさんがルースルーで儀式を決行したんだ」
「それなら分かってる…これでガゼルの望みが叶ったんなら、本望さ」
「…どっちの、本望なんですか?」
「なんだか…意地が悪い聞き方だね。もちろん…2人の本望ってことだよ…」
バッ
とベイカーがクロジアの襟元を掴んだ
「ホントにそれでいいと思ってんのかよ!幼なじみなんだろ?」
ベイカーが似合わず声を荒らげたのは
クロジアの言葉が自分に言い聞かせているように聞こえた、自分を、騙しているように思えてしまったからだ
「幼なじみだからさ、家族同然…いや家族だって思ってる。だからガゼルの望みを叶えるためになんでもやるさ…」
ベイカーはシンパシーを、幼なじみのために熱くなったクロジアの言葉にシンパシーを感じていた
幼なじみの為に
ベイカーもミザリーの為なら惜しむものはないだろう
それに懸ける熱量はきっと同じ
だからこそベイカーは来た
「後悔する、必ず…ちゃんと話をするべきだ」
「何を話せばいい…ガゼルの大切な弟妹を、テシルとセシルを殺した儀式で僕が悪魔の力を得たなんて言えるわけないだろ」
「それだけじゃない!もっと考えることが、話し合えることがある!明日明後日の、もっと先の…未来のことだってそうだ」
グッとクロジアが苦虫を噛む
「僕は…生きるつもりも資格もない。あの日からガゼルの復讐を果たすために生きた…そして今日その役目を果たせたんだ」
「それをガゼルリアさんが望んでると思ってるのか!優しい人なんだろ、ルースルーで話を聞いただけの僕にだってわかる。でもだからこそ、クロジアさんが必要なんだよ」
「どういう…ことだ?」
ベイカーはそっと襟から手を離した
「ガゼルリアさんは、僕やミザに逃げろ。って言ったんだ。敵対心はおろか、僕達を気遣う素振りさえ見せてた。ナベリウスが彼女の弟妹を騙り話しかけた時には怒りさえしてた。家族の為に怒れる優しいひとだって分かった、でもだからその果てが気にかかるんだ」
「…」
「教えてくれ、ガゼルリアさんはナベリウスを降臨した後どうするつもりなんだ?復讐は護国王やルースルーの人を生贄にした時点で成立するなら、その後ナベリウスをどうするつもりなんだ?」
「ガゼルは…ナベリウスは力のみで意志のない存在だと言っていた。呼び起こしても意志のない存在だから、ガゼルが取り込みそのまま力を使わず眠らせたままにすると」
「やっぱり、クロジアさんには伝えてないんだな。ナベリウスには意思があった…ガゼルリアさんを取り込もうとしてる、でもガゼルリアさんがそれを知らないはずないし頭の良い人だ、対処法を考えてないわけない」
頭の中に入ってくる情報の整理が上手くつかないのかクロジアが首を軽く振った
「待ってくれ、ナベリウスが意志を…取り込む…?ガゼルは…ガゼルはどうなる?」
「ナベリウスを目の当たりにした印象から推測すると…ガゼルリアさんの意思が残るとは思えない」
「そんな…ガゼル…」
「これも推測だけど、リョフ・テンマって悪魔とガゼルリアさんが関係してる…そのリョフ・テンマとガゼルリアさんとの間には何らかの取引があるんだ。そしてリョフは「来たるべき時」と口にしてた」
「…それがナベリウス降臨のことだと?」
「ガゼルリアさんの目的からするにそう考えるのが自然だと思う。そしてそれがリョフの目的だとしたら…ナベリウスは実体のない幽霊みたいな悪魔だった。でもガゼルリアさんの身体を奪うことで実体化するとしたら…それさえ計画の内だとしたら」
「待てよ…何を、何を言いたいんだ…?」
「ガゼルリアさんはナベリウスに自分を取り込ませて実体化させ、リョフに自分ごと倒させるつもりなんじゃないかってことだ」
ガッと
今度はクロジアがベイカーの襟元を掴んだ
「それじゃ!ガゼルは死ぬ気だって言うのか!?…なんで…ガゼルまで」
「多分…ナベリウスを世に放つリスクを知って、そうするしかなかったんだ…犠牲を出さないために」
「…そんな……ガゼル……ッ」
ベイカーは自身の襟元を掴んだクロジアの手に自分の手を添えた
「このままでいいわけない…それがガゼルリアさんの望みでも…クロジアさんの望みとはかけ離れてしまうはずだろ?
止められるのは…ガゼルリアさんを死なせないためにはクロジアさんが必要なんだ…此処で動かなかったらきっと後悔する!」
曇天の下の木陰の中
その中にありながらもベイカーはクロジアの目が潤んでいるのを、揺らいでいるのを見た
そして歯を食いしばったクロジアは立ち上がった
「馬に一緒に乗せてくれ…僕はガゼルに、会いたい!」
「急ごう!ミザがナベリウスを抑えてくれてる!でもそれもどれだけもつか…いや!ミザなら…」
ベイカーは指笛を鳴らし、馬を呼んだ
すぐに駆け寄ってきてくれた馬は未だ力を余らしているようで蹄を鳴らし急かす素振りさえ見せた
ベイカーが先に乗り、クロジアを引き上げる
木陰から出るとその身体はかなり傷を負っているようだった
「クロジアさん…その傷は?」
「ジャンベルタンの兵達も赤い光の柱に気づいていた。そのタイミングで護国王が行方不明、王都のなかで見つけられないことに関連付けてルースルーに兵が向かうのは避けられない」
「それを妨害してたってことか…でもアニマの力があるなら…」
と言いつつもベイカーは気づいていた
「僕はあくまでも妨害しただけだ…城門を破壊して、街を荒らした。数時間出兵を遅らせれればそれで良かった…」
「だから…兵士達には一方的にやられたんですね。無関係な人を傷付けまいと」
クロジアは首を横に振った
「辞めてくれ…別に言い訳したいんじゃない。罪は十分に犯してるさ…ルースルーでの過去の儀式を調査している中で何人も傷つけた、核心の情報を持っていそうな奴に、儀式の当事者に拷問紛いのことだってした」
「僕は…クロジアさんじゃないから分かるなんて言えないけど責めるつもりはないんです。僕も、幼なじみを悲しませる奴がいたら許せないから…」
「ベイカー…だったね。僕は…責めてもらったほうがまだ楽かも知れない、でもガゼルには言えなくて…頭の中に時折聞こえるテシルとセシルの声は…「クロと一緒で良かった」って言うんだ…」
「それって…」
「一緒に過ごした日々を思い出させて…慰めてくれてる。僕がそう思ってて欲しいって望んで、聞こえたふりをしてる幻聴だって分かってるんだ」
「クロジアさん…」
ベイカーは背中にいるクロジアの声が震えていることを、かすか鼻をぐずらせ涙を堪えていることに気づいた
「自分の罪を理解していても…大切な人達に、あの子たちには許していて欲しいって思ってる自分勝手な自分が…ガゼルの傍に居ていいのか…」
「…僕の幼なじみ、ミザは一度死んだんです」
「…あの三つ編みの子か、確かに…そう言っていたよ」
「もう4年弱ぐらいになるかな。ミザも人の悪意で…勝手な都合で」
おそらくミザリーから多少話は聞いていたのだろう、だがベイカーは言葉を続けた
「ミザはあれでも王様の血を引いてたんです、でもゴチャゴチャに巻き込まれないためにそれは両親と王様の側近の一人しか知らなかった、でもそれが謀反を企んでた奴に知られてしまって…存在すると都合が悪いと村を襲われたんです」
「あの子が…そんな…」
「見えないでしょ?…でもそんなのあってもなくても僕には変わらないちっちゃい頃からの幼なじみなんです…だから死んだ時は…本当に悲しかったし悔しかったし寂しかった」
「…そうだろうね…辛かったろう…」
「僕はその時…ミザが死んだ時傍に居れなかったんです。気付いたときには…もう眠りについた後だった。知らない内に…大切な人がいなくなる、そんな後悔をクロジアさんにして欲しくないんです」
クロジアはハッとした
そんな後悔をしているから
そんな後悔をして欲しくないという一心でベイカーはここに来たんだと分かった
「…あの子にも感じたけど、君たちは優しいんだね。悪魔の魂で生き長らえるなんて…不思議でもあるが」
「ミザの説明って結構難しいんですよね。でもミザの中にある悪魔、フェンリルはミザの母親なんです。ミザは母親を庇って死んだ、でもミザのお母さんはフェンリルの力を持ってたこともあって、機械の身体をあてがいそこに魂を呼び戻したんです。」
「…家族の気持ちが彼女を生かしたんだね…だからあの子は、ガゼルや僕の気持ちを汲み取って…悩んでくれてた」
「それを感じたから…ミザに剣を渡したままにしたんじゃないんですか?」
「…あの子が懸命に僕らを理解しようとしてくれている悲痛な顔が、昔のガゼルと少し重なってしまったんだ。だから、なんとなく…深い意味はなかった」
〈バチャッ〉
大きい水溜まりを蹴りつけた音で
過去に耽っていた二人は現実に目を向き直した
ミザリーの過去を話したのは
クロジアやガゼルリアの過去を一方的に知っていることに不公平感を感じていたという訳ではない
だが、形は違えど悲しみを知っているからこそ同じ後悔させたくないという思いを感じてもらいたい
その一心からだった
「あの剣はミザの力になってベリウスを倒すきっかけになってくれる。だからまだ!まだきっと間に合います、ミザがそのために頑張ってくれてる!」
「本当に…そういう子なんだね、あの子は」
「はい!」
誇らしげに返事をしながらベイカーはルースルーへと更に馬の脚を早めた
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18年前
ルースルー
僕は、クロジア・レンブラントは
気づけば雨に打たれていた
「なんで…こんな所に…?」
最後の記憶は、幼なじみのガゼルリアとその弟と妹
テシルとセシル、その4人でガゼルリアの家で夕食を取った所からだ
今日は昼間から明日のガゼルリアの誕生日を祝うためにテシルとセシルに付き合って色んな準備を忙しなくしていた
幼い2人が小さな木箱を作ったり、絵を描いたり、ガゼルリアに気取られないように楽しそうにしているのを見守っていた
だから明日が良い日になればと思って雨の音に耳を傾けていたら
微かに、雨の音に紛れそうなほど微かに木の扉が開く音が聞こえた
風で自分の家の扉が開いたか?と身体を起こして見てみたが変わらず閉じたままだった
気のせいかとも思ったが寝付けないこともあって、なんとなく立ち上がって家の扉を少し開け外の様子を見ることにした
夜から降り出した雨は勢いを強め、夜の闇と合わせて視界を阻むカーテンのように振り続けている
少し扉を開けただけで、風が雨をクロジアへ叩きつける
余りの勢いに直ぐに扉を閉めようとしたが
そこで異変に気付く、視界の向こうに何か人影のようなものが見えたのだ
こんな雨の中、おまけに深夜だ
出歩く人などいるはずがないが絶対とは言いきれない
気になったのが、その人影が二つ
それも少し小さい子供のように見えた事
「でもまさか…」
と隣の家
ガゼルリアたちの家に目を向けて唖然とした
「…扉が開いて…?」
不意に身体が熱くなったのを感じた
靴も履かずにガゼルリアの家の前に向かい、開け放たれた扉から中を覗くと布団が二つ敷かれている
一つはガゼルリアが寝ており、こんな雨の中だが静かに眠っているようだった
だがもう一つの布団、テシルとセシルがいるはずの布団には誰もいなかった
気付くと同時に人影を見た方向へと走り出した
ぬかるみに脚を取られながらも前に進む
「(ガゼルに声を掛けておくべきだったか?)」
とも思ったが好奇心旺盛な盛り
豪雨になにかそそられてこっそり抜け出したぐらいのものだろうと思っていた
それならガゼルリアに怒られないように
内緒にしておいてあげようと
それに見かけてから見失うほど時間は経っていない
すぐに連れ戻せると楽観的に考えていた
だが少し走ると、広場の方から何か気配を感じた
「なんだ…?なにか光ってる?」
赤い光が柱のように空に伸びている
いつからだ?さっき光り出したのか?
「(あの二人はこれを見に行ったのか?)」
と結論めいた推測も出せたが
逆に安心できないような不安さをその光に感じた
程なく広場にたどり着いたが
そこは昼間とはまるで様子が違った
周囲に何人も、10人以上いるローブを被った人達が佇んでまるで祈りを捧げるように広場の中心を見つめていた
その見つめる中心には少し他とは違う色のローブを纏った人物と
探していた二人のガゼルリアの弟妹の姿があった
「テシル!セシル!なにやってるんだ、帰ろう!」
呼びかけたが何故か返事はない
豪雨とはいえ聞こえない距離ではないはずだともう一度呼びかけようと更に一歩近づいた
ハッとして立ち止まった
見えた二人の兄妹は目が虚ろで、起きているのに眠っているような
明らかに何かがおかしいと
「テシル!セシル!かえ…」
再び呼びかけようとした僕は後頭部に衝撃を受け、地に倒れ込んだ
薄れていく意識は眠りにつく前のようで
ゆっくりとゆっくりと掠れていった
そんな意識の中で耳に届いたのは
「異変に気付いてきたか…まぁいい、捧ぐ魔力は多くても困らんだろう。あの双子に比べたらか細いだろうがな」
誰だ?知らない声だった
いや、それよりも双子?テシルとセシルのことか?
こいつらが二人を…?
そこで意識が途絶えた
そしてどのくらい時間が経ったのか
焼け付くような熱を身体中に感じて意識を取り戻した
「(熱い…なんだこの熱は…こんな雨の中で?)」
多少意識が混濁していたのか、何が起こったのか思い出すのに少し時間がかかった
思い出したきっかけは
雨の中、耳に届いてきた
ガゼルリアの慟哭だった
「あ…ぁあ…ガゼル…?テシルッ!セシル!」
幼子の二人は亡骸になったまま燃えていた
幼子の二人の顔に頬を寄せたまま泣くガゼルリアの髪を、頬を焼き始め
そこで僕はやっと立ち上がってガゼルリアを二人から引き離した
「ガゼルッ…ごめん…僕が…」
呼びかけてはじめてガゼルは僕が居たことに気付いたのか
雨と涙が混ざった泣き顔を向け、両腕にしがみついてきた
その顔をずっと忘れることはないだろう
「(テシルもセシルは…僕が助けられたかも知れないんだ…だから、僕は…)」
そしてその一週間後の朝
雨の日
僕は身体中を焼かれるような痛みに襲われた
起き上がれず、喉が焼けるようで声も出せずただ悶えるしかできなかった
それが何時間続いたか
やっと収まってきた痛みは引いてきたが身体には妙に熱がこもっている状態が続いた
「(あの二人も…苦しかったろう、痛かっただろう、辛かったよな…)」
と思い出した時、足元に赤い陣のようなものが現れた
なんだ?と思う間もなく自分の内側からこもった熱が放たれる感覚
その後見下ろした自分の両腕は悪魔のものだった
脚も身体も全てが
でも動揺で身体が震えたのは一瞬だった
僕は受け入れた
「これは…業の姿だ…あの二人を救えず…ガゼルを哀しませた僕の…」
意識すると、今度は身体に放った熱が戻るような感覚と共に人間の姿に戻ることができた
少しの時間、そのまま立ち尽くしていると
ガゼルリアが家を訪れてきた
雨に濡れた髪
未だに目元は赤く悲愴な表情は晴れない
手頃な布で濡れた髪を拭わせ向かいあったガゼルリアは復讐したい、とポツリと言った
僕は一瞬、目を閉じた
きっとその為の力だ
テシルやセシルを生贄に得た悪魔の力が自分に宿ったのは、ガゼルの望みを叶えるためだ
全部だ
全部を使う
「わかった。僕が協力する、支える」
全てをガゼルリアのために




