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聖杯の水銀
初投稿!頑張るで!
刹那とはこの事だね。3つの光がきらきら光っている時何故か周りの音が消えていた。もう、動けないのもあって周りの速さに着いていくにも焦っていた。その瞬間に血塗れのナイフを持った「もの」が上から降ってくる。何も感じず立ち止まっていた、もうこれで最期かと。足はすくみ、倒れる。「違う、」けれど予想は裏切る、たったの一瞬で別の誰かがその「もの」を粉々にする、文字通り粉々に。「大丈夫?」と囁くように落ち着いた声で問いかけられた。何故かその声に安堵感と共に我慢していた恐怖が一気に零れ涙が出ている。故にこれこそ本当の感情だった。返答出来ずにその場に座っていると「誰か」は手を差し伸べた。それを掴もうと手を伸ばし手を掴む、離れないように。
連載していくつもりです!ゆったりごろごろ