聖杯の水銀
今こそが現代であり、それは進んでいて、決して止まることの無い歯車だ。そしてその歯車は望むことの無い場所へ進む。それこそ、「争い」という場所に入るだろう。いや、望んでいる輩もいるが、。そして今こそ、毎日が戦争という訳ではないが、対立し、ずっと別れている第三の帝国軍があったのだ。まずは1つ目から、それはこの国の中で1番の歴史を誇り、そしてその変化は水のように流れ自由に高々く発展を遂げる、昔ながらの考えに囚われず革新的な考えで成り立っている。簡単に言えば「水」、「海」と呼ばれる国だ。勿論これは正式名称ではないが幼い子に教えるのであれば本当にこんな帝国だ。そしてこの国は絶対的忠誠と協力が有名である。けれども独裁国家では無い、何故ならこのリーダーが、あまりにも桁違いに色々な意味でおかしいからだ。しかし裏切りや恨みには程遠い国、それも、この部下達も奇想天外な事ばかり言うような連中でだからである。では2つ目の国だ、この国はただただ昔ながらの伝統を守り続け地位や身分が激しい国で完全なる独裁国家である。しかし努力で這い登る事もできる為日に日に国内で血は流れワイングラスに滴るくらいに綺麗な飛沫が上がるのだ、優雅に。その勢いは何もかも飲み込み、消し去る、破壊の心に蝕まれる「炎」、と覚えて貰いたい、では最後の国、これは本当に謎に包まれている、連中は感情を表向きに出さずただそっと潜めて弓で打ち殺すのが手法でリーダーは人形のようにたんたんと物事をこなす。それは分からないとしか言い様が無い、暗闇に潜み神出鬼没の「闇」と言われる。この国達は法的には縁を切っており他国への侵入には処罰される。冷戦と言えば冷戦状態で、何故こんな状況かは、昔からいるリーダーとその有力な部下しか知らないと噂される。
聖杯の水銀
2021/03/16 23:42
(改)
序章「気まぐれ」
2021/03/21 14:29
(改)
第一章「黒いカラスなんて沢山いるよ」
2021/06/06 14:12
第二話「切実に欲はあるもの」
2021/07/07 11:34
(改)
第三話把握と確信の迷
2021/07/14 11:31
(改)