3-15、私の帰る場所 【第三章完結】
眩しさに目を閉じたナルだったが、右手を翳しながら、ゆっくりと瞼をひらいた。
(……え)
遥か記憶の底にある、懐かしい光景。
そこは、駅前の商店街だった。
借りていたアパートから徒歩十分の場所にある、アットホームな雰囲気の商店街に、ナルは、立っていた。
じじじじ、とセミの声が聞こえる。
押し寄せる熱気は、今が冬ではないことを示していた。
ナルは、ふらふらと、商店街を歩いて。
ふいにショーウィンドウのガラスに映った自分の姿が、日本では浮きまくっている中世ヨーロッパ風のドレスであることに気づいた。
なのに、誰もナルを振り返らない。
まるで、存在しないみたいに。
すぐ近くで、セミが鳴き始める。
何匹も重なるセミの声を聴きながら、困惑する頭を必死に整理した。
師匠の気まぐれは、いつものことだ。
唐突に何かをやり始めるのも、付き合わされるのも、ナルは慣れている。
今回も、また何かやり始めたなぁ、くらいの感覚だった。
けれど。
ここは間違いなく――日本。
商店街にある時計を見ると、以前にはなかった電光掲示板で、日付と天気が表示されていた。
ナルが死んだ年から、二年が過ぎている。
ナルは、まだ現状が把握できていないまま、とぼとぼと商店街を歩いた。
「この事件の被害者、この近くに住んでるんでしょ」
「……ああ、俺、花持ってった」
「え? 知り合いなの?」
「××なぁ、中学んときの同級生。あんま、接点なかったんだけど……まぁ、普通のやつ? だった。あー、でも、真っ直ぐだった印象があるなぁ」
カップルの会話を聞きながら、二人が眺めている方向を見る。
商店街を行き来する人が見れるように、大きなテレビが置いてあった。ショーウィンドウ越しに、ナルもそのテレビを見る。
――先日横領容疑で逮捕された××容疑者は、部下に罪をかぶせたことを認めており……
(あ……)
元上司だ。
ナルは、テレビのすぐ前に立った。
ワイドショーのひと枠で、取り上げられたニュースらしい。知らないおじさんが、「本来ならここまで大きく報道されることはないんですけどねぇ」と話し始めた。
『逮捕された××容疑者が、罪をかぶせたっていう部下の女性は、拘置所内で死んだわけでしょ? しかも、心身の疲労が原因っていうじゃないですか。なんで、会社はこの××容疑者の訴えを真に受けたんだって話ですよ。こうして明らかにできるんなら、最初からしろってことで。どうして当時、もっと調べなかったのか。許せないですね』
「……これ、私のこと?」
ここは、日本。
それも、ナルが死んでから二年後の。
戻ってきたのだろうか。でも、ナルはもう死んでいる。テレビでも今、そう言っていた。ならば、なぜここにいるのだろう。
テレビの画面が、ぱっと変わって。
沢山の献花が置かれた、地面が映る。そこがどこだか、ナルにはわからない。映像がさっと引かれて、献花を手向ける人々の姿が映った。
知らない人もいるが、見たことのある人たちもいた。
同級生だったり、ご近所の知人だったり。
かつての、会社の知り合いもいる。
(……そっか。私が無実だって、分かってもらえたんだ)
元上司が、社会的また法的制裁を受けて、初めて理解したのだろうけれど。
それで、十分だ。
今こうして、この世界に来てよくわかった。
今のナルには、かつて馴染み深かった商店街でさえ、違和感がある。
早く帰りたい――あの世界へ。
シンジュのもとへ。
この世界はもう、ナルの世界ではない。
ビュオッ!
風が吹いた。
強風に煽られて、咄嗟に目を閉じる。
次に目を開いたとき、ナルは真っ暗な部屋で座っていた。
(え……白昼夢?)
「ななななにが起きたの⁉」
(この声は、ファーミア?)
「すぐに明かりをつけろ」
(シンジュ様!)
「少々お待ちください、すぐに明かりをつけてまいります」
(ジザリ!)
「これが不思議体験か? 蝋燭と暖炉の火が同時に消えるという……わりと、しょぼいものだったな」
「フェイ、お前がやりたいと言い始めたんだぞ」
「やってみたかったのだから、仕方がないだろう」
シンジュと師匠の会話が、暗闇のなかでぽんぽんと弾む。
ジザリは、明かりをつけるのに苦戦しているようだ。これだけ真っ暗なのだから、当然だろう。
暗闇のなか、各々の会話が横行する。
メイドたち三人は慰め合っているようだ。
ふわっ、とランプに明かりが灯った。
ぼんやりとした火が、部屋を暖かく照らす。
ほんの小さな火だが、辺りが見えるだけで安心した。
ふいに。
ナルは、隣のベティエールの顔色が悪いことに気がついた。
今なお言い合いをしているシンジュと師匠の声に隠れて、こそっと尋ねる。
「ベティ、大丈夫?」
「あ、ああ。……ぼうっと、していた」
「……。……もしかして、変な夢、みた?」
「!」
ベティエールが勢いよく振り返る。
視線を合わせた瞬間、言いたいことが伝わったような気がした。
(やっぱり、七不思議の七つ目って、あの、うんこ? なんで? 今更だけど、普通に考えておかしくない? 幽霊ってうんこするの? いや、朝食食べてるみたいだから、出すものは出すかもしれないけど)
「ナルは、大丈夫、か」
「うん。白昼夢みたいなの、みた。意識だけ別の世界へ行ってしまったみたいな」
「私も、だ。過去を、見てきた。それも、私が、知るはずのない、知り合いが体験した、だろうこと、だ」
「偶然、かな」
「だろうな。オカルトなど、信じん」
ベティエールが力強く言い切ったので、不思議な安心感を覚えた。
(ま、そうだよね。あの白昼夢みたいな内容が、事実かどうかなんてわからないし……私はもう、この世界の住人なんだなぁ)
ナルは静かに息を吐くと、そっと後ろに凭れるよう姿勢を崩した。
姿勢よく座っていたため、あちこちが凝ったからだ。
もっと身体を伸ばそうと、後ろに手をついた、そのとき。
ぐにゃ。
手に、何かが触れた。
全身に、ぶわっと汗が溢れる。
駄目だ。
これは、駄目なやつだ。
今この手を退けた瞬間、これはきっと、匂いを爆発させる。
前回でわかった。
退けたから、匂ったのだ。
退けなければ、たぶん、そこまで匂わない。
「ベティ」
「なんだ」
「左手……ベティの横にある、生温かいものに触っちゃったんだけど」
「生温か……っっ!」
振り向いたベティエールが、息を呑んだ。
「私、振り返らないほうがいい?」
「あ、ああ。……素手はきつい。かなりきつい。見ないほうがいい」
「ど、ど、どうしたらいい?」
「待て、今、考える。まず、それは……あれだ。出来立ての、スイートポテト、だと思え」
「う、うん」
ベティエールは、大きく深呼吸をしたあと。
おもむろに、シャツを脱いだ。
さすがに周りの人たちも、ベティエールの奇行に気づいて、動きを止める。
ベティエールは脱いだシャツでナルの手とスイートポテト(仮)を包み込むように持ちあげると、片手でナルを抱き上げた。
「な、どうした!」
シンジュの声がする。
ベティエールは、ナルを抱えて、第二大広間を出る。
そのまま玄関から、土砂降りの外へ飛び出した。
激しい雨のなかでは、匂うものも匂わない。
ベティエールは素早くナルの手からそれを退けて、シャツごと捨てた。厨房裏の井戸まで行くと、ナルの手を洗ってくれる。
冬の雨に打たれて、震えながらも、概ね手についていたスイートポテト(仮)が取れた頃。
ベティエールに促されて、ナルは先に、ふらふらと屋敷に戻った。
途中、倒れそうになったところを、リンが支えてくれる。反対隣には、アレクサンダーがいた。
屋敷を飛び出したナルたちを、追いかけてきてくれたらしい。
何事もないかと、見守ってくれていたのだ。
(……騎士って、凄いなぁ)
玄関をくぐると。
皆が唖然とした様子で、土砂降りに打たれてずぶ濡れになったナルを、見ていた。
「……お風呂、入ってもいい?」
「あっ、はい。すぐにご用意いたします」
「香油の用意もお願いね。この前買ったやつ」
「はい!」
カシアたちメイドが、すぐに準備に向かった。
のちに。
この一件は、料理長ご乱心事件と名付けられ。
その後、オカルト系の儀式は一切禁止となった。
ナルが風呂へ行ったあと、シンジュはベティエールの元へ行った。
いきなりナルを連れて、真冬の雨に打たれるなど正気の沙汰ではない。
何か事情があるはずだ。
しかし。やはりというか、ベティエールに聞いても『答えられない』という返事のみだ。
ベティエールのことだ、ナルのためにとった行動なのだろう。
それはわかっている。
わかっているが。
あの場に、シンジュもいたのだ。なのに、ナルはベティエールが抱えて部屋を出て行った。ベティエールが、ナルの何かに気づいたのだろう。
どうして、シンジュは気づけなかったのか。
同じ部屋で、隣に座っていたのに。
寝室に戻ったシンジュは、ベッドにもぐりこんで、丸くなる。
ベティエールとナル、二人の間に何か秘密があるようだ。
ベティエールだけではない。
以前に、やたら見目のいいメイド――メルルといったか――が言っていたように、ナルはシンジュが不在のあいだ、ファーミアというメイドの胸を揉んでいたらしい。
もしかしたら、ナルは、メイドの一人とそう言う関係なのだろうか。
貴族のなかには、特殊性癖の者も少なくない。
シンジュは四十手前だが、ナルはまだ十代。休日しか帰宅しないシンジュと閨事を共にするだけでは、足りないのでは……。
(平日も帰宅するようにするとして……無性に、寂しいな)
このまま、例の計画を進めてもよいのだろうか。
いや、取り消すことはありえない。
ありえないが、けれど。
夫婦といえども、他人だ。
すべてを知ることはできないし、ある程度の譲歩も必要だろう。
わかっているのに、醜い独占欲に支配されそうになる。
しばらくぼうっとしていると。
ナルが寝室に戻ってきた。
布団にくるまっているシンジュに気づいたのか、ナルが駆け寄ってくる。
「シンジュ様⁉ 具合が悪いのですか⁉」
「……なんでもない」
「そうは見えません。お医者様を呼びましょう」
「不要だ。……ナル」
「はい」
「さ、さっきの、ことだが」
「あ……はい。そのことを、シンジュ様にお話ししようと思っています」
がばっ、と布団から起きた。
驚くナルに、ぐっと詰め寄る。
「ベティエールの奇怪な行動について、だな?」
「それも含めて、すべてをお話します。信じて頂けないかもしれませんが」
そう言って、ナルは苦笑した。
シンジュは咄嗟に腕を引っ張って、ナルとともにベッドへ倒れ込む。
「ベティエールは、格好いいか?」
「え? はい、かなり」
「ベティエールと……恋人になりたいか?」
「私が愛しているのは、シンジュ様です。ほかの誰に口説かれても、靡いたりしません」
「ファーミアという娘はどうだ、恋人なのか?」
「ファーミア? メイドの? ……いいえ、恋人じゃありませんよ。というか、私、いたって性癖はノーマルなので」
「そうか」
ふふ、と笑うと、ナルは訝しむ表情をしたが、シンジュの機嫌が直ったことを悟ったのか、自ら身体を摺り寄せてきた。
「お話を聞いても、引かないでくださいね?」
「ああ」
「あれは、この屋敷へ来て暫くした頃でした――」
そうしてナルは、今日に至るまでにあった出来事を、かいつまんで話してくれた。
すべて話し終えたナルは、恐る恐る、シンジュを窺う。
眉間に凄まじい皴が出来ていた。
「あの……引いてます?」
「まず、何度も『うんこ』と連呼するな」
「駄目ですか?」
「お前が言うと、排せつ物も可愛く思えるから駄目だ」
「……? ……すみません」
たまに、シンジュの言っている意味がわからないが。
駄目だと言われたのだから、今後は控えよう。『排せつ物』では紛らわしいので、『お通じ』や『排便』といった言葉のほうが、いいだろう。
「……だが、そうか。この屋敷のいわくとやらを、改めて調べておこう。何か対策ができるかもしれん」
「信じて頂けるんですか!」
シンジュは、むっとしたように顔を顰めた。
「当たり前だ」
「~~シンジュ様っ!」
抱きつくと、優しく背中を撫でてくれる。こうして甘やかされると、胸の奥がむず痒くて、心地よく痺れてしまう。
大好きなシンジュの香りに包まれて、幸せすぎる。
ずっとこうしていたい。
ずっと。
「昼まで、ゆったり過ごすか」
「はい」
「ベティエール殿には、あとで礼を言っておこう。新しい服も贈っておく」
「ありがとうございます」
「どっちの手だ? スイートポテト(仮)を掴んだのは」
「左手です」
シンジュはナルの左手を取ると、軽く匂いを嗅いでから、己の頬に当てた。
「あとで、感触も忘れさせてやろう」
「え?」
「今夜、じっくりな」
ナルの手に口付けたシンジュが、ニヤリと笑う。
ニヒルな笑みは驚くほど扇情的で、思わず、生唾を飲み込んだ。
「ナル、久しぶりに読書をしないか」
「いいですね、元々図書館へ行く予定でしたし。読みたい本、沢山たまってるんです」
「ならば、じっくりと本を楽しむとしよう。その前に、紅茶をいれてくれ。お前の紅茶は、美味い」
美味い、といわれると、お世辞でも嬉しくなる。
ナルは喜び勇んでベッドから降りると、ベッド横の卓へ向かった。
湯でカップを温めながら、紅茶パックを取り出そうとして、蓋をあける。
「え?」
茶葉がない。
紅茶パックが、ひとつも。
代わりに、一口チョコサイズの小さな袋が入っていた。
(なにこれ、ゴミ?)
取り出すと、硬いものが包みの中に入っていることに気づく。
捨てる前に中身を確認しておこう。
そう思って、包みをひらくと。
ダイヤモンドのついた指輪が入っていた。
ひと目で、玩具ではない、高級品だとわかる代物だ。
「これ、って」
「箱はこっちだ」
シンジュの声に振り向くと。
ナルへ、手のひらサイズの箱を差し出すシンジュがいる。
シンジュは窓のほうを向いてるので、視線は合わない。
ナルは、そっとシンジュの手のひらから小箱を受け取った。
ひらくと、男性用の指輪が入っている。
ナルが包みから取り出したものと、ペアになっているものだ。
「あ、あの、シンジュ様」
「結婚しないか」
「え……」
「もうしているが、改めて、言わせてくれ。私と結婚してほしい。……夫婦として、生涯、共に歩みたい」
息を呑む。
そのまま黙っていると、シンジュが、おそるおそる振り返った。
「……い、嫌ならば、構わな――」
「嫌なわけ、ないです。感動しちゃって……中身確認してよかったぁ」
嬉しさに緩む涙腺を、手の甲でぐりぐりと押す。
シンジュはほっとしたように微笑むと、ナルの手から小箱を取り上げて、女性用の指輪を取り出した。
「手を出せ」
言われるままに手を出すと、薬指に指輪がはまる。
促されるまま、ナルも、シンジュに指輪をはめた。
「改めて、結婚式をひらこう。披露宴もしたいな」
「そうですね」
「ナルの希望を叶えてやりたいと思うが、また、話し合おう。ナルのやりたいことを、全部やろう」
「そんなこと言っちゃっていいんですか?」
思わず笑ってしまうけれど。
シンジュは、ふと、真剣な表情になった。
「惚れてるんだ。好きな女を喜ばせたいと思うのは、当然だろう? 甘やかしまくってやるからな、覚悟しろ」
「……もうすでに、甘やかされまくってます」
頬を赤くして呟くナルの腕を引いて、シンジュが抱きしめた。
そのままベッドに押し倒し、貪るようなキスをする。
「紅茶、が」
「あとでいい」
繰り返しキスをしているうちに、肌が熱を持ち始める。
先程から与えられ続けた甘さや喜びで、驚くほどに、身体が素直に反応してしまう。
前世では、小さい頃、漠然と結婚に夢をみていた。
成長してからは、『結婚』が自分とは無縁の存在だと思い、仕事を生きがいにしてきた。
生まれ変わってからも、結婚など自分はしないのだと思い込んでいた。
なぜならば、それまでに斬首刑に処せられることを知っていたから。
人生とは、奇異なものだ。
ナルは処刑されず、カタチだけの結婚で命を繋いだ。
心許せる大切な人たちに囲まれて、カタチだけだったはずの結婚相手を、心から愛して。
シンジュの背中に、両手を回す。
自分の指で光る指輪に、目を眇めた。
込み上げてくる涙があった。
喜び、嬉しさ、以外にも、色々な感情が混ざった涙が、頬を伝う。
「……シンジュ様」
「なんだ」
すぐに返事をくれる。
それだけで、嬉しい。
シンジュがそっと、ナルの頭を撫でた。
流れる涙に、唇が触れる。
視線が交わると、自然と目を閉じた。
触れる唇が熱くて、気持ちいい。
沢山後悔して、沢山泣いて、沢山苦しんできた。
これからも、多くの苦しみに合うだろうけれど。
ナルには、帰る場所がある。
愛する人がいる。
生きていて、よかった。
本当に、よかった。
ナルは今、とても幸せだ。
閲覧、ブクマ、評価、感想、誤字脱字報告、ありがとうございます。
この話で、本編完結となります。
貴重な時間を、この物語に使ってくださり、感謝しかございません。
ナルのお話、ということで、サブキャラに関しては、掘り下げておりません。。
ヒーローに関しては……ヒーロー側の事情がメインになるはずだった四章ごと消滅してしまったので、ちょこちょこ本文に散見するのみになってしまいました。
≪番外編について≫
・途中でストーリー修正をしたため、回収出来なかった伏線
・掘り下げることの出来なかったサブキャラに関しての、補足的なお話
・その後の日常
を、まったり不定期に追加していこうと思います。
まだ予定段階ですが、もし読んでやろうという方がいましたら、ぜひ、宜しくお願い致しますm(__)m
≪謝罪≫
初めてチャレンジした、う〇こネタ。
ヒーローの嫉妬を煽ったり、使用人との関係を深めさせたりと、割と重要なアイテム(?)だったのですが。
好みが分れるところかと思うので、少しでもくすりと笑って頂けたなら嬉しいです。
またかよ、もう、う〇こネタはいいよ! と思いながらも、最後まで読んでくださったあなた……そう、あなたです。あなたも、ありがとうございます。
※5/11追記※
沢山コメントありがとうございます! 順次お返事させていただきますm(__)m
やはり伏線未回収は(とくに、う〇こ)よろしくないかな……と。
伏線消化、一部のキャラの掘り下げを混ぜ込みつつ、本編(続編?)として更新させて頂こうと思いました。
主人公は変わりませんが、視点がコロコロと変化すると思いますので、苦手な方はご注意ください<(_ _)>
内容決定後、更新分ストックできましたら、再び更新させて頂きます。
次作は未定です~。
なろう(ここ)で女主人公の成長物語か
ムーンでTLか。
エブリスタでライト文芸か。
それでは、ここまでお付き合い下さり、本当にありがとうございました<(_ _)>
次ページは、人物等の一覧です。