日本の古典は大人の世界
日本の古典、好きなのです。枕草子からの色々読みあさっています。
面白いですよー、え?学校で勉強したとき、面白くなかった?はい!そうです。教科書ですからね、面白くも何ともありません。
真面目、てふてふや、やうやう、真面目ちゃんに改悪されてます。それに、全文でも無いので仕方ありません。
学校で出てくる枕草子はエッセイですね、あの感性は大好きです、私の愛読書。
源氏物語は、奥が深いですよー、女の怨念、それよりも男の嫉妬!が出て来て、フフフいとおかし……
そして楽しい、古事記、日本列島産まれて物語ー、そしてこれが、エロ!日本の神様エロいです!不倫!この頃からあります!
正妻が嫉妬深い、昔からそうだったご様子
まぁ、そのほか色々と、血なまぐさい事も色々と……日本の神様、ヤってます!素晴らしいです。この自由人、見事!
ギリシャ神話も、ゼウスが色々乙女に手を出して、ものにするとき、白鳥に化けたり、金の雨に化けたり、それなりに頑張っておられます。
ところが日本の神様!あまり化けません。どストレート、直球勝負!流石です、上手をいかれます。
そのナンパテクニックとは、
……先ずは、男の神様ある日美しい乙女に出逢う、熱い視線を送る、乙女がそれに気付き、神を見つめる、
名前を聞かれる、答える乙女、これで神様お持ち帰りです、はっ?名前答えたら、私の全ては貴方のもの?
恐ろしいです、そもそも綺麗だな、と見たら即座にそっちになるのか?男の神様は!と突っ込みどころ満載です。
それでは、教科書では真面目ちゃんになってる、古事記の冒頭をチラ見せしましょう!
……高天ヶ原に様々な神様が現れ、太陽、月、地球が出来はじめた。そして高天ヶ原の神様達は、最後に生まれた『兄』イザナギ『妹』イザナミに、国造りを命じられた。
二人は天浮橋にたち、天沼矛を下界に突き下し、こおろ、こおろ、海をかき混ぜ、島を造り降り立つ
そして先ずは八尋殿を建てると『兄』イザナギは『妹』イザナミに聞く
「お前のからだはどんな風に出来ている?」
「私のからだは、ほぼ出来上がってますが、ただ一ヶ所欠けてるところがありますの」
その『妹』の答を聞いた『兄』は、
「そうか、おれのからだには一ヶ所余分な場所がある。そこをお前のからだの、欠けているところに刺し入れて塞ぎ、契って、国を産もうと思う」
おい?お前さん達、兄、妹?おい、いいのか?神様なら許されるのか?
教科書には、二人で力を合わせて国を産んだと読んだような?
契って国を産もう!露骨だ!二人は抱き合う?ストレートだな、そして子供を次々に産む?
その後最後の火の神を産んだ時に、愛しい奥さんが、その時大火傷を負ってあの世に行ったので、
お前のせいで、イザナミが死んだ!と産まれた我が子を斬って殺す父親イザナギ?おいおい、あかんだろ。
まぁ、冒頭だけですが、こんな世界です。
ツッコミ満載!現代の感覚からすると、神様はとんでもないお方が多い?読んでて面白いですよー。
後々に出てくるお話ですが、美しい乙女に声をかけ、迎えに来るよと囁いて、その後放置、ずーと放置。
しかし、乙女はおばあちゃんになっても、待っておりました。そして再び出会えた時に、忘れている神様、神様なので、年を取ってません、卑怯者ですな。
さすがに哀れと思い、その後のフォローは、しっかりとされておりましたが、なかなかの悪でございます。
日本のファンタジー、面白いですよー、
ちなみに、英雄スサノオ、アマテラスねーちゃんに嫌がらせするべく、お姉ちゃんの神殿に入り込み、う〇〇とお〇し〇こ、撒き散らして帰る弟です。
秋の夜長に、ジャパニーズファンタジー楽しいですよ。