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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

とあるヒトのはなし

作者: 三小宮

最初は何を語ろうか


この世界の仕組み、生き方、人との接し方?

実際の所、僕にも良くわからないよそんなもの。


教えてくれって

自分で見つけてくれとしか言いようがない。見つけれるかどうかまずそもそも答えが有るかどうかさえわからないけど


ああ、そうさ僕は創造伸でも無いし、全知全能でもない。ただそこにいてそこにある存在なだけさ


ただ、人を観察して、観察して、観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察観察し続けるだけの存在さ


そういや、君は転生したいらしいな

じゃあ、転生した男の話でも君は聞きたいかい?


わかったよ!

これから話すのは日本在住、32歳、年収400万、年齢=彼女なし、勿論童貞、本人曰く自分の人生は不幸であったと言っていた男の特段面白くもなく、特段つまらなくもない話だよ。



その、男は金髪碧眼のイケメンの父と黒髪、褐色の美人の母の元に産まれたのさ。



「%%,%%#%#$%#&¥$$%&%¥%%」

「$&%&%,%%#$#$&%$」


目を開けると褐色美人の女性に抱き抱えられていた。

え、え、もしかしてこの美人の人が母親!


目を横に向けると金髪碧眼のイケメンがそこにたっていた。

前世、良く言っても平凡顔の俺にとっては凄くうらやましい。

だけど、この母と父の子なら、絶対にイケメンに慣れる。


更に、控えている使用人ぽい人と作りの良さそうな家、この家は絶対に貴族だ!

この時点でもう勝ち組なようなものじゃないか!!

異世界転生万歳、神様ありがとうございます。




ちっとも面白くない?

それは嫉妬だね


嫉妬じゃないって

君だって、転生したいと願っているんだからこうなりたいと思っているんではないのかい?


違う。面白そうだからか、けど、それは結局、前の人生がつまらなかったからだろ日本在住、32歳、年収400万、年齢=彼女なし だったんだから。


簡潔に早く続きを話せって。

正直ここから話すことはあんまりないんだけどね。


一歳の時にね、自分の顔を鏡で見てそれはそれは猿みたいな顔で絶望してね。貴族だから大丈夫だって自分を励ました


一歳半の時、親が話している言葉が日本語だと気づいてね。異世界でも日本語話す話しも有るじゃないかと自分を騙し


二歳の時、町にでて過ごしている場所が日本だと気づいてね。そして、彼は二歳にして語ったのさ、また同じように生きるのか?死ねば今度は素晴らしいところに転生出来るのではないかってね。


そうして、彼はビルのレストランの窓から‥‥


これで特段面白くもないつまらなくもない話はおしまい。

この話を聞いて君は転生するかい?


そろそろ時間か君が転生したらぜひ観察させてもらうよ

僕はただ死者がどっかいかないようにお話をする誘導員でしか無いわけだからここまでさぁ。


もう一度、会えた時はまた何かお話を用意しとくよ





















因みに彼は生きてたらイケメン、金持ちの息子として生きれたんだけどな。

彼女がどうなるのか楽しみだ。ぜひ、転生して欲しいなー





因みに最初日本語聞こえなかった理由は耳が発達していなかったため、日本語を、日本語として認識していなかったならです。

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