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青年のLife

「そうか・・・。」

俺は女の行動を簡単に許せた。怒りなど綺麗に消えるほどの衝撃が俺を襲っていたからである。

「えっとどなた?」

俺の様子をやはり察したのか乙は女に問いを投げかける。

「あぁ。私はそこの京命大学の池田美紀と言います。」

「京命大学・・・。」

確かアメリカと提携を組んでいて、研究なんかもここではアメリカと同じぐらいの技術で行なっている大学か・・・?

だが、やはり、俺にはそれだけだった。

そこで何故か唐突に俺は口を開いてしまう。


「俺って何なんだろうな・・・?3年後には死ぬのか?」

「えぇ。そうみたい。でも、3年後の世界は相当を混沌の様よ?」

そこで池田はいきなり新聞を見せつける。

先刻の未来の新聞。


「未来の情報を手に入れるにはそれが一番なんじゃない?」

「確かに・・・」

―気付かなかった・・・。


そこには有り得ない世界の姿が映し出されていた。

途上国の紛争に火を注ぐように技術を提供する 「ジパング」という機関。

そして、紛争は紛争を呼び、


世界は3度目の大戦を迎えていた。

ジパングという組織は一つの国となり存在さえ曖昧となっていた。


「なんだ・・・よ。これ。」

「はい。あと、これ。多分重要。一応USBも」

そこで池田は新聞とは違う紙の束を出す。

「文字化け・・・?」

「USBにも同じデータが・・・」

―これ、まさか・・・。

「これって”化けメール”で解けるんじゃ」


化けメールとはあぷらぼ。最初のアプリで、簡単に言えば人に見られると困るメールをわざと文字化けさせ、アプリを使うとメールを見ることが出来るというアプリ。役にたたない。


―役にたたないとは思えど、まさかこんなところで・・・。いや見られたくないから活用したのか。

などと考えているうちに大量の文書を解析したようだ。


「んー。ジパングによるαプロジェクト・・・?」

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