表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/26

全てのStart

すべての始まりは小さい頃の空想だった。ジパングたる秘密結社を作り、自分たちが世界を変えていく。といういかにもな設定のもの。


そこには数人の男女がいた。だが、今やそのうちの一人すら頭には残っていない。


□■

これが答え。そのうちの一人であった俺がいなくなれば問題などない。時間はある。

俺はいつの間にか母校である京命付属高校に向かっていた。


今の世界は既にアンカープランの中に収まっている。今の日本のような言論や宗教の自由など存在しない。皆の意思は全て同じ。ただ、生きている屍。世界の様子というのは単純に言えば、荒廃。

一度世界が崩壊しているといっても過言ではない。経済崩落から第三次世界大戦。

その影響から、未だ半壊している校舎がここにある。


□■

屋上。

―あっさり消してしまったな・・・。

ガチャン。音を立て風を全身に浴びる。


・・・。ふっと思い出を消してしまった宮本とのことを思い出し二人で座ったあの場所に目を移す。

「ッ!?」絶句。

そこには銃であっさりと撃たれて殺さている宮本の姿。



「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


□■

その後のことは覚えていない。だが、もう一つ明確に覚えているのは。如月との思い出のショッピングモールにひと組のカップルが死んでいたこと。


それは如月の姿でもあった。


走った。足が追いつかないほど。

研究所に戻ってもあるのは俺が殺めた二つの死体。


□■

結局変わりやしない。


これが現実。


何を見落としていた?






単純だ。俺という存在が間違いだったのだ。


どんな形であれ運命づけられている。


俺は数字を書き始めた。






これで全てが終わる。


「がはっ!?」

全身に激痛。

「あがっ・・・・・。」


意識がゆっくりと薄れていく。


□■

「これでよしっと・・・。で、あとは数字かな?もう、長いなぁ・・・。あ!」


ギューン!


「あっちゃー時間間違えちった・・・。しかも、これ相当ヤバイ時間かも・・・。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ