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関所2

「待ち給え」

関所は、道のド真ん中を横切るようにして、漆喰と石材、そして木でできていた。

その前に、鎧を着た3人の男が、槍先をこちらに向けつつ、呼び止める。

「どうしました」

俺は犬と横並びになりつつ、門番へと返事をする。

「犬と入ることはまかりならん。ここにて引き返すか、それとも犬を置いて中に入るかを選び給え」

「俺たちは、統長に会いに来たんだ」

俺はそう言った。

統長は、大統長に選ばれる資格を持っている人のことだ。

古国と呼ばれる国の元首は、全員統長と呼ばれる。

ここの統長は、犬の話によれば、大統長にかなり近い人だったらしい。

今から500年前ということなので、今も生きているとは思えないが、一度会う価値はあると思い、やってきたわけだ。

だが、それを正直に言うと、捕まりかねない。

そこで、俺は通行手形を思い出し、彼らに見せてみた。

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