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宿場町

宿場町は賑わっていた。

だが、犬の姿を見ると、誰もが道を開け、腫れ物に触るような扱いをしていた。

「全く、変わらんな」

犬がため息をついて、それでも鼻をひくひくさせながら、あたりをうかがっていた。

「ふむ、ここならいいだろう」

犬が入っていったのは、もうすぐ宿場町が終わろうかというタイミングであった、一軒の宿だった。

「いらっしゃい」

老婆が一人、女将として出迎えてくれた。

「お犬様と、青年様がお一人ずつ、ですね」

「ええ…」

当たり前の対応をされて、俺は面食らった。

何と言っても、この世界では犬は心底嫌われている存在。

なぜ、この女将さんは、そんな存在を受け入れているのだろうか。

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