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ベッド確認。
智[あー俺、ソイツ知らないんで。ソイツが勝手に幼馴染みとか言ってるだけなんで、そこんとこ皆さんよろしくお願いします]
和[………(唖然)。]
気が付けば君が隣に居て、
君が気が付けば僕が居て、
君が居ないのに気付くと僕が走って捜して、僕が居なくなっても、君らしく君で居た。
馴れた天井が、重なる僕等を呪うかのよう微笑む…君には見せないから。
怖い思いはさせない、
正義とか守るとか、まだ大人になってない僕等はどう生きてどう足掻いてどう夢を叶えるのだろう…――
もし誰かが傷付くのなら、一度だけ言わせておいて…
君が好きな季節は冬で、冬は寒いから僕は嫌い。
外に出ないのに、僕の誕生日すらを消し去る綺麗な粉雪が嫌い。
―――君と居れるだけでいいから――
[愛してる]
和[相変わらずクールツンデレ俺様ドS主義だな、いとしの智君]
智[番犬は番犬らしく、男子寮の門を見張ってろ。最近ストーカーが多いからな]
和[酷い。]