第二十章
この間ハーデンに買った、子供用魔法剣の持ち主になる予定であった、ゴブリン達に襲われ監禁され、それを先程俺が助け出したヴィルテス様に、これもハーデンに作り与えた木剣の説明。
木剣5本の内4本目と5本目の説明。
「そのダンエイクロイドの剣とギデルの剣とはどういうことでしょう?」
「はい、4本目の木剣は、恐らくダンが持っていそうな大剣を想像して模したものです。」
「持っていそうな?」
「作った時は、です。」
「そ、それはどういうことですか?」
「はい。これを作った時はダンの剣を見たことが無かったもので、でも先程初めて本物を見て確信しております。これがその模倣に正しかったと。」
「いや、そういうことじゃない。何故、そのように見ていない物を想像できるのだと聞いたんだ。」
「そうですよね。これを言葉で説明するのは難しいのですが、」
そう言い、二人の顔を見ると、ヴィルテスは首を傾げて俺を見、ハーデンは目を見開いてワクワクしながら俺の言葉を待っているかのよう。
「簡単に説明するなら、俺にはちょっとした特殊な能力がございます。」
「は?と、特殊な・・?」
「うんうん、それでっ!?」
「特殊な能力とは何ですか?」
「それは、様々な情報から、その先の事を知り得る能力にございます。」
「さまざまな・・・」
「・・・・」
「そ、それは?も、もう少し分かり易く教えて頂けないでしょうか。」
「はい。例えばダンエイクロイドの剣の件ですが、彼を見、彼の言葉を聞き、彼の所作を確かめ、それらを重ねていく度に、普段は衛兵の時に持つ武器とは違う物を使っていそう、から、防御に特化してそう、になり、攻撃も一撃狙いではないか、となって、大剣を大盾に見立てた戦いをするだろうな。となったのです。」
「そ、そんなことがわかるのすか?」
「はい。それで、そうならば、この様な剣を使っているのではと考え至り、この4本目の木剣に辿り着いた訳です。」
「そんなことがあるのですか。」
「はい。その流れでですが、ギデルのパーティーの大盾使いを見た際に、彼がかなり防御特化の冒険者だと思った時に、ダンとの共通点がいくつか見当たることが気に掛かり、二人の共通点を探っていくと背格好は大きな差があるけれども、顔立ちはどことなく似た箇所が多く見られ、その他色々な情報からも重ね合わせ、兄弟だと確信するに至ったのです。」
「あぁ、あのハイマート家の方達の事ですね。」
「あ、えぇっと、家名は初めてお聞きしたのですが、そう、彼らの事です。それを聞いたダンはかなり驚いておりました。」
「そうだろうね。そんなことまで解るなんて。」
「それでも、この力のお陰で、ゴブリン達のまとまった動きから集団の可能性を思い至り、ゴブリン砦の発見に繋がりゴブリン大隊討伐隊の結成に運べたこと、更にはあなた様等が西の草原で襲われた話から、ゴブリン大隊の関与を感じ、そのゴブリンを率いる者には後ろ盾がある事を考え、襲った貴族の人間を人質に取っている可能性を思い至り、討伐隊指揮官のギルマスに救援活動の許しを得るに至ったということもあるのです。」
「そ、そうだな。その事にはこれから生涯を掛けて礼を尽くしましょう。」
「そんな畏まらなくて大丈夫ですよ。こうしてこのハーデンとご一緒させて頂けてるだけで、滅多にない機会を頂いております。」
「そ、そうなのですか。この位私ならいつでも言われれば応えますよ。」
「それは大変有り難きお言葉。是非その節はお願い致します。」
俺は、簡単にそう説明したが、これらは全てみつかい様の御力によるものだ。
ここの所余り説明してこなかったが、俺の思考の全てにみつかいさんから、「ピン」や小さい「ピン」を頂いている。
この頃、もう俺は、頭の中に起こる「ピン」やちいさな「ピン」などにすっかり慣れていた。
慣れたなんて言い方もどうかと思う程だ。
慣れずにいられなかった。と、言うべきだ。
人間は思考する生き物だ。
ぼぉーっとしている時でさえ、実は逆に色々思考、もしくは妄想、もしくは過去の記憶の追想している事が殆どだ。
俺はこの87日間、寝ている間以外、全ての思考に大なり小なり「ピン」があるのだ。
そんな慣れないものに急に晒されたらノイローゼにでもなり得る程だ。
だが、そうはならなかった。
それはある意味当然なのかもしれないが、みつかいさんからのチート能力にてこの「ピン」によって精神的にも肉体的にも害される事がないようになってたのだ。
この「ピン」が永遠に続いていても、気にならない体だということだ。
では、全ての思考に正解・不正解が即座に教えて貰える状態になると、自分自身では思慮できなくなるのではとも思った。
が、それもそうはならなかった。
上手く説明出来ないが、
「この先危険があるよ」
といった助言がある訳ではなく、
「この先危険はあるか」
と、思考した時にのみ、それに対しYes、Noが返ってくるだけ。
要は思わなかった事に対しては何も無いのだ。
それとは逆に、先を思えば思う程、それに対し合っているか間違っているかが返ってくるのだ。
例えるとすると、将棋の勝負が分かり易いかも。
素人同士の将棋の戦いでは、駒を指す1手、2手先を読んで指すのがせいぜいで、3手位先を読める者はそこそこ将棋をかじった者と言われると思う。
しかし、プロの棋士になると数十手先、時には数百手先まで読めると。
今の俺は自身の思考に対する正否に対し、すぐさまその先に起こり得る事に対して思考し、またそれに対する正否を確認して、を、永遠にと思える程頭の中で繰り返す事が可能になっている。
みつかいさんに思ったことの正否を答えて貰ったからと、思考力が無くなることは無く、むしろ更にもっと思考する癖を付けた。
今ではもし前世に戻ったなら、先の将棋の8冠全てを取った棋士にも圧勝だろう位の思考能力だ。
この思考力とみつかいさんの御力により、ダンとダルクが兄弟だったり、ダンが防御力に特化した大剣使いだったり、ギデルが、まあ、そういう家系の者だったり、男爵家のご婦人とその息子が捕虜として生きているだったり、魔道手榴弾からゴブリンに人間の、更には俺と同郷からの転移者の後ろ盾がある事を知れたのだ。
しかし、この能力を一から説明して、今俺が懸念している事を皆に理解して信じて貰うにはかなり難しいと思う。
だから、俺にはある程度の物事を先読み出来る力があるとだけ理解して貰う事と、それを裏付けるだけの証拠に成り得るものを主要メンバーに提示していくことで、理解して貰おうとしているのだ。
この思いが、梨花亭の大テーブルの者達に上手く働いているかが気になるが、今はこちらのご子息様に上手く伝わるかが先だ。
「そこでヴィルテス様、この後4本目の木剣をお試しになられるより、レソルザット男爵様がヴィルテス様に作らせた剣に興味はございませんか?」
「勿論だ。しかしそれはハーデンに買い与えたと?」
「はい。左様にございます。しかし、故あってハーデンにはまだ振れないと申しております。」
「ほぉ。」
「しかし、ハーデンにはどうして振らせられないのかを、昨日中に実際に持たせた上でそれを理解して貰う予定でした。」
「うむ。それで?」
「はい。この場で昨日の予定を行い、ハーデンがまだあの剣を振るのには技量が足りないと解って貰った上で、ヴィルテス様に振って貰いたいのです。もちろん、ハーデンの許可を取ってですが。」
「そ、そうなのか、でも、それでもお願いする。」
「はい。承知致しました。ハーデンもそれでいいか?」
「お、あ、はい。お、俺、わ、私はまだ取り扱いすら出来ないとの師匠の言葉、師匠にお任せします。」
「そうか。悪いなハーデン。それじゃあ部屋から剣を持ってきてくれるか。」
「あ、はい。少しぉ待ちを。」
「しかしハーデンには振らせられないとは、いったいどういった理由で?」
「それは見てのお楽しみです。」
「そ、そうか、ならば待ちましょう。」
「はい。お待ちください。」
ハーデンが小走りで剣を抱えて戻ってきた。
「し、師匠、これを。」
「ありがとうな。ハーデン。」
「いや、どうって、あ、問題ないです。」
「ふふっ」
そうハーデンの言葉遣いに微笑み、俺はハーデンに庭の中央に立つように促す。
「俺が先に抜いていいのか?」
「あぁ、その約束だったろ?」
「あ、ああ。」
「ここで左足を後ろに引いて正眼の構えになるように立て。」
「あ、あぁ。」
俺は剣を鞘ごと柄が先になるように持ち、ハーデンに向ける。
「ハーデン、柄を両手で持て、拳が離れるようにだ。」
「は、はい。」
「重いからな。力を入れろ。」
「はい。」
「では、抜くぞ。」
「おう。」
俺はハーデンの前に立ち、剣が正眼の構えを取ったままを維持するように、ゆっくりと後ろに下がっていく。
「抜けるぞ、気を付けろ。口を閉じて力を入れろ。」
「むむっ」
「キンッ」
と甲高い音と共に薄く白い色に輝く刃を持った、両刃の少し小さめの大剣が姿を現す。
と、同時に、剣先が俺の右下の方向に流れ、ハーデンがよろめき、ハーデンの後ろに引いた左足が浮きかかる。
「あっ」とハーデンがこぼす。
俺はすかさず前にでて、左手でハーデンの肩を押さえ、鞘を握った右手で剣柄を握っている拳ごと剣を下から支える。
「あ、ありがと、師匠。し、しかしどーなってんだ、これ?」
「どうしたんだ、ハーデン。」
「ど、どうって、重いんだよ。これっ。」
「重いと言ったって、お前昨日も今日も普通に持っていただろ?」
「あ、あぁ、なんでだろう。普通に鞘ごと持った剣より、抜いた剣の方が重いってこと、あんのか?」
「そんなことはない。今の剣は、この鞘の分軽いぞ。」
「じゃあ、何でこんなふらふらすんだ?」
「自分の目と感覚で確かめろ。それで気付けば振れるのも早まる。」
「そ、そうなのか?じゃあよく見る!」
「そうしろ。」
まあ、そんなにじっくり見なくとも異変に気付ける筈だが。
「ああっ!何だこの剣先!何でこんな形してんだぁ?」
それそれ。
「どうしてだと思う?」
「この形が何かに必要なんてこと、、、そうじゃない。重さだ。剣先を何かの理由で重くする為だろ?」
「何で剣先を重くしたいのだと思う?」
「剣先を重くすると、、、突きの威力?回した時の威力?なのか?」
そこまで思考できれば十分だと判断する。
「そうだ。良く分かったな。流石はハーデンだ。」
「そ、そうなのか?合ってたか。」
「あぁ、十分な答えだ。それが解った上でもう一度構えてみろ。」
「は、はい。」
「手を離すぞ。」
「むむっ」
先程と同じように力を篭めるハーデン。
すぅーっと手を離すと、先程とは違って綺麗に立ち構える。
「うむ、いい姿勢だ。それならゆっくりと振ってみろ。本当にゆっくりとだけ、一度だけだ。」
「はい。」
そうしてハーデンが剣をゆっくりと上段に上げ、上段の構えの位置に着いたらピタッと止め、そうしてまたゆっくりと振り下ろす。
「たったのゆっくりとした一振りで疲れるだろ?」
「はい。こんなに難しいものとは考えられなかった。」
「ははっ、それでも最初は構える事も出来なかったのが、ゆっくりでも振れるようにはなっただろ?」
「そう言われればそうかもだけど、でも今のは振った内に入らないぜ。」
「そうかもしれないが、それでも自身の目で剣の形を見て、剣の威力を増すために剣先が重いと理解した直後、構えは取れる様になり、ゆっくりでも振れるまでになった。」
「そ、そうかな。」
「そうだ。それが大事なんだ。この後もっと詳しく説明するが、この先は、この剣の持ち主になる予定であった人物、ヴィルテス様が振られた後だ。それで二人には答え合わせをして貰う。」
「答え合わせだと?」
「また自分で考えろってか。」
「そうだ、が、言葉づかい。」
「あ、あぁ、そうでした。そうします。」
「それではヴィルテス様、この剣を振って頂けますか。そして、注意点は、先程ハーデンと話していた通りです。剣先が重いのでご注意下さいませ。」
「うむ。」
「それと、レソルザット男爵様がどうしてヴィルテス様にこの様な剣をお与えなさろうとしたかを、お振り終えた後、ハーデンと共にお考えください。」
「それを先程、答え合わせと申したのか。」
「左様でございます。」
「それならハーデン、お前の剣を借りるぞ。」
「は、はい。」
俺は鞘に収まった剣をヴィルテスに渡す。
ヴィルテスはそれを受け取り、左手で鞘を、右手で剣柄の鍔元を持って、慎重に剣を抜く。
「キンッ」
と、鋼のそれより甲高い音は、魔鋼が剣芯に使われているからだろう。
ゆっくりと剣を抜いたヴィルテスは、剣をすぅっと縦一直線になるように片手で持ち。
「た、確かに重いな。」
そう言いながら、左手に持った鞘を無言で俺に渡す。
俺はその鞘を受け取り、ヴィルテスに言う。
「剣先の重量の違和感を感じながらも、ヴィルテス様にはご充分に堪能下さいませ。」
「そうか。それなら十分に楽しませて貰うぞ。」
「はいっ。」
俺はヴィルテスから離れ、ハーデンの横に立つ。
「言うまでは無いだろうが、良く見ておけ。」
「お、おうっ」
俺達に映るヴィルテスの剣技は、先程の木剣でのそれを圧巻するものであった。
時々、何かに違和感を感じてか動きを止めるヴィルテスだが、傍から見るとかなり簡単に試し振りを続けているように見える。
しかし、そう感心して見ている間に、突然動きを止めたヴィルテスが。
「やはり、自分にはまだ過ぎる物であるな、これは。」
それに俺は応える。
「そうでしょうか。私には十分にこの剣を扱い切れていらっしゃるように思います。」
「いいや、これより教示を賜る事になるお主に、世辞を貰う訳にはいかん。」
「これはお世辞ではございません。真にこの特殊な剣を、初見でここまで振られるようでしたら、十分にこの後も使いこなせられるでしょう。」
「いいや、これはハーデンの剣だ。これが私の物であれば数日にでも使いこなして見せようが、他人の物を簡単には出来ぬ。」
「そういう事でしたか。それなら、レソルザット男爵の想いとは何なのか、それとも名工ガイスの腹案などがあったのか。お考えくださいませ。」
「うぅむ。俺の事をただ守りたいだけなら扱いにくくはしないだろうし、子供の力以上に倒せる威力を求めて、とはあるかも知れないが、そうじゃないような気が、、、」
「あ、あの、男爵様もヴィルテス様に成長を願ってなのでは?」
突然のハーデンの的を射た答えに即座に応える。
「はい。それが一番の理由ですね。合ってますよ。」
「いや、それだけでは無い筈だ。」
なのにそれに反対意見を被せるヴィルテス。
「何故そう思われるのですか?」
「この剣先の重さは、このいびつな形だけではなく、魔鋼の配分も先端に寄せてるからだと思うんだ。」
「はい。そこに気付かれましたか。流石はヴィルテス様。それで、何故その様にしたかは分かりますか?」
「そこが解らん。俺は突きと同時に風刃を短中距離の相手に出したいのだが、この剣は剣先に魔鋼が多い為に風刃を射出するのによりタメが必要になる。」
「はい。続けて下さいませ。」
「剣先に魔鋼が多い事で俺の魔法剣に土属性の重量を載せ、大剣を鈍器化させる位しかない。でもそれでは、、、」
「はい。それで合ってますよ。」
「えっ?」
「親としては中距離で優勢になる事より、近接で危害が及ぶことを回避出来ることの方が大事に思えます。」
「そ、そんなことの為に?」
「いいえ、そんな事、では無いのです。そんな事よりも、この剣でヴィルテス様が剣の取り扱いをご上達なされる事の方が大事だったのです。」
「そ、それって、俺がさっき感じたのは、大人の大剣、よりもちょっと先のハオクさんの大剣に近づけたってことでは?」
「良く分かったなハーデン。そういうことだ。分かりますか?ヴィルテス様。」
「わ、悪い、詳しく教えてくれ。」
「はい。レソルザット男爵様も、ガイスも、ヴィルテス様が直ぐにでも大人の大剣を難なく取り扱えるようになるし、その先の性能が欲しいと。」
「そ、そんなことを?」
「はい。それで作らせたのがこの剣です。」
「う、うむ。それで?」
「はい。そこでお二方は、あなた様の成長に役立つ性能に特化した剣を考えたのです。」
「それとこれとは?」
「はい。剣先の重さは、ヴィルテス様が取り扱える重量を少しだけ超えており、更にはヴィルテス様が得意とする魔術がやや発動しにくい剣なのです。」
「え?」
「そうなりましょう。ヴィルテス様は齢10歳にして大人の大剣を取り扱うだけに留まらず、魔法剣をも使えると。そこを過信せず難儀に取り扱う武器、それがこの剣です。」
「そ、そ、そうなのか。」
「はい。この剣を今の10歳のヴィルテス様にお与えになり、ヴィルテス様が15歳になる頃には物足りなくなる物。それがこれにございます。」
「何故、10歳の俺と15歳の俺なのだ?」
「それは、10歳にして大人の大剣を取り扱えるヴィルテス様に、ただ大人の大剣を与えては無謀というもの。どうしても10歳のお体には大人の大剣の長さ大きさは無理が生じましょう。」
「うむ。」
「そこでこの剣です。」
「うむ。」
「この剣は、大人の大剣以上に性能を持たせたいのに、その長さは子供用の大剣に納めたいから出来た形、しかもそこに魔法剣士の魔法の成長を促す様になっているのです。」
「そ、それは、、、、、、?」
「ここまで色々ご推察なされたなら、今ヴィルテス様がお考えになられてることは、ほぼ正解といえましょう。」
「そ、そうなのか。」
「はい。そう、ご理解頂いた上で、今、ヴィルテス様はどの様に感じられますか?して、何をお望みになられますか?」
「わ、私は、ち、父上に会いたいっ。父上に自分は無事であったことを伝えたい!夫人にも儀姉さん達にも!」
ヴィルテスの両目の端に、涙が溢れる。
「そうでしょう。この剣や木剣の事は後にでもお話ししましょう。それよりレソルザット男爵様にヴィルテス様とお母様の御無事をお伝えになるのが先決にございましょう。」
「うむ。そうであるな。」
少し顔を俯かせ、袖でそっと顔を拭って言った。
丁度そこで、梨花亭の食堂で話し終えた面々が、コルテッラ夫人を先頭にこの中庭に入った所であった。
「ヴィル、こちらの話は終わりました故、帰りますよ。準備は宜しくて。」
「は、母上っ、わ、私は、ち、父上に会いとうございます。無事を一刻も早く知らせたいです、、、」




