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逃飛行  作者: 三浦央
第一章 彼との出会い
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間話休題 作者が好きなことを呟くコーナー パート1

私は伊藤計劃さんの

「ハーモニー」という小説が好きである

知らない人のために説明すると

もし、自分の体を機械に管理させることで、病気で死なない世界になったら…どうなる

というお話です。

まだ読んで無い人は読んでみてね。

小説苦手な人は、映画化もされており、

(アマプラ、u-next、fod)

で見れます

ネタバレ注意

ここからの内容はネタバレを含むため、ネタバレ嫌いな人は閉じてください












「さよなら、わたし。さよなら、たましい。

もう二度と会うことはないでしょう」ー霧慧トァンー

これは、人間が意識を失うまでに残した、最後の言葉であり、鎮魂の言葉である。

この物語の重要な点は、意識というものがなくなるということは本当に良かったのだろうかということを考え、人間の幸福で完璧になるためには、どうすれば良かったかを考えることである。

だから、この作品は、そのような問を筆者に投げかけるとともに、作者が、敗北宣言をした問題に、より良い答えを作ってくれと頼む、極めてメッセージ性の強い作品でもある。

では、私が、伊藤さんより良い答えがあると言えば、答えはノーである。

第一、私が伊藤さんより、賢いわけないし、普通に、幸福になるためなら意識をなくす方法が1番である。

しかし、意識がなくなってしまうのが、なんか、寂しいのである。たぶんその感情があれば、まだ私たちは意識をなくすことはないとおもわれる。

ところで、私が心に残った一文を紹介したい。

「若きウェルテルの悩みというゲーテの小説では、

それに影響を受けて、多くの人が自殺したんだって

それってすごいと思わない?」ー御冷ミァハー

感銘をうけた。

多くの人が、自殺したというマイナスな内容ではあるが、そのことが、多くの人の感情を小説というもので動かしたということであり、それが、私の目標であると感じられた。

だから、わたしも小説で誰かの心を動かしてみたい。

それが、小説というものの意義だと思う。

ー伊藤計劃さんが、早くに亡くなられもうこの人の文章を見れないのを悲しく思いますが、このハーモニーという作品を生み出してくれたことに感謝をこめて。ー














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