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能力が全てをすべる世界で剣術だけで成り上がる  作者: 紡雪
第三章

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第61話「災害」

刀夜視点

もう力が…「冬眠冬華」が消える。

(神無月は居なくなったけどそれ以上にやばい)

「まずい…ことになったな……」

隣から第4位の声が聞こえて、起きてたことに気づく。

「起きてたのかよ」

「ああ、2分前…ぐらいに」

「結構前だな!」

霜月は起きていないようで、うめき声をあげている。

「とにかく学校にいるものを全員避難しなければ!」

近寄ってきた慶悟が叫ぶ。

その言葉に俺と第4位と下城はハモって……


「いや…ぶっ壊す!!!!」


「師匠はまだしもお前らボロボロだろ!?体力なんか残ってないだろ?」

「そうよ、弱いあなた達は座ってなさい」

煽るような顔で下城は俺たちを見る。

「誰かさんが回復……してくれた……ら楽なんだけどな!!」

第4位が苦しそうに叫ぶ。

下城は嫌そうな顔をしてから。

「江戸…」

一人の医者を召喚した。


神無月視点

「助かった……長月…」

俺は長月の影移動でその場から脱出していた。

「ここまで来ればいい?」

「ああ、ありがとうな」

とても綺麗なお辞儀をして、長月と別れる。


「”助かった”か……」

私はそう神無月に聞こえないように呟いた。


「おい!」

その声に俺は振り向くとそこには腕を組んだ”弥生”がたっていた。

「なんだその有様は?」

「少し手間取って…」

「手負いの霜月を殺しに行くのにそんなにボロボロになるのか?それに、お前は期間を守ることを破った霜月を殺すために行ったのに、結局お前も期間を破って生徒に攻撃してるじゃないか。」

神無月はぐぅのねも出ない。

「期待はずれだな笑」

苦笑いをしてこう続ける。

「神無月、お前は能力が強い、でも弱いな」

(なんだ?その矛盾は……)

「何が言いたい?」

気づけば俺の耳元に


「……死んでもらう」

と呟く。


ザワッ

次の瞬間背中がゾッとした。

”反射”命に危機を感じて、能力を無意識に使っていた。

(???)

だけど、隕石は降っては来ない。

「一体…何が……」

「能力を食べて無くしたと言うべきかな?」

「…もう聞こえてないか」

既に神無月の頭は胴とおさらばしていた。

「能力ないと……いや能力があっても弱かったな。」

(あいつとはいえ手負いの霜月は流石に殺してきただろうし、不慮の事故とでも伝えようか)

そう考えて歩き出す。


刀夜視点

隕石の大きさは学校の体育館程、それが3つ現在進行形で落ちてきている。そしてその3つはやがて合体し、1つの隕石となる。

爆風が既に届き、とてつもない圧迫感がつたわる。

下城のお陰で身体が楽に動く、体力は回復しないが、痛みがない分1発は全力の一撃を食らわせられる。

(反射するか?)

そう考えたが、この大きさの隕石は流石に反射や封印はできないと直感が言っている。

「各々全力をぶつけるか、」

俺たちだけでなく、避難を終わらせた火火季と慶悟も攻撃を準備する。


「いくぞ!」

第4位のその合図で全員がいっせいに技を出す。


「巴…」


双龍炎門地(そうりゅうえんもんじ)!!」


雨雨(さみだれ)!!」


「妖刀 蒼我(そうが)!!」

我龍(がりゅう)


「神刀 筒姫 「神姫解放」」

「真夏の盤 奥義「彼岸(ひがん)」」


全員の全力が合わさって隕石に向かう。

隕石は少しかけるがそれでも止まらない。

「くそっもう一度!」


「むだ……だ、あいつの能力で……”絶対”にとま…らない。」


意識を取り戻した霜月がそう言う

「なんだって!?」

続いて後ろから第4位が言う。

「……逃げるぞ、撤退だ」

「敵の言うことを信じるの?それに信じたとしてももう無理よ、今から逃げても間に合わない!」

下城が反論すると

「俺が能力で止めている間に全員走って逃げろ!」

「それだとお前が!」

俺が言うと

「これは壊せると思っていた俺の判断ミスだ。ここで全滅するより俺が一人死ぬほうがずっとマシだ。」

「逃げながら能力を使えばいいだろ?」

火火季が問うと

「あんな大きな物体を止めるには逃げながらは厳しい。早く行け」

「そう…」

下城はすぐに走り出す。

「おい!いいのか?」

火火季が止めると下城は

「彼の意志を無駄にしないために私たちができることは逃げることよ」

そう平然と言っていたが、下城は唇は噛んでいた。

下城に火火季と慶悟も続く。

「お前たちも逃げろ!」

第4位が俺と霜月に叫ぶ。


「さて…無茶をするか」

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