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能力が全てをすべる世界で剣術だけで成り上がる  作者: ホワイト
第二章

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49/61

第49話「体育祭16【疑心闇鬼】」

(なんで?あんなに智美は優しかったのに)

(兄ちゃん……兄ちゃんが!!)

(俺は大切な人も守れない!)

(みんな死んでいく……)

(智美……探しに来たのになんで)

(弱い自分が憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!)


(あいつは智美の偽物?)


(あいつは……誰だ?)


(偽物だ……”敵だ”……)


あいつは敵だ!!



「終わりだ、影駭響震」


「あぁぁ、うぉあああああ!!」

頭から鋭い角が生えて”鬼人”になる。

その雄叫びは智美の拳と共に周囲のものを止め、戦闘の音がしばらく止まり、沈黙に包まれる。



千鬼晩乱(せんきばんらん)……」


そのおぞましい声で放った言葉と同時に周りに数千という数の”分身”が放たれる。


「お前は……偽物だ!」



分身は見境なく人を襲う。

白いフードを被った者のところに10人ほど向かうが、異変の際にバリアを使っていた者が前に立ってバリアでその者を守る。


「良くも兄ちゃんを……」

だが私には何百という数が割り当てられていた、


「影蝶」


何人かは黒い蝶に飲み込まれて消滅するが、抑えきれず多くの分身が私を襲う。


「うおおおおおおお」

一方本体はひたすら雄叫びを上げている。


「あいつ、あのまま暴走していたら放っておいても死ぬな。」


そう言って剣を構えながら船馬(ふねば)は撤退する。


「ちっ……逃げたな」

舌打ちをしながら私も影移動で一時撤退する。



刀夜視点


「うっ……ここは?」

「やっと起きたか?」

俺は気づくと知らない人に担がれていた。


「逃がすか!!」

先程まで俺が戦っていた奴が後ろから追いかけてきている。

「今はそれどころじゃないだろ?あの鬼を止めた方が合理的だ!!」



「お前は何者だ?」

(俺は奴のスピードの恐ろしさを知っている。それなのにこの男は俺を担いだ状態で奴から逃げている?)


その警戒した俺の質問にこちらを向き、

「助けてやったのに生意気な奴だな…まぁいい、俺は第4位の……名前なんだっけ?」

「……へ?」

「すまんすまん俺は忘れん坊でな笑」

(名前を忘れるなんて相当だぞ……、それにこの分身?は闇鬼か?)


俺は色んなことに混乱していると、

「まぁとにかく俺はお前と戦いたいからここで死なれるのは困るんだ。」


「とにかくあいつは俺が相手をするからあの友達?を救ってこい!あのままじゃ”死ぬぞ”」


「とにかくお礼だけ言っておく……」

そう言って俺は第4位から離れる。

……が、


「お前は俺に一度負けただろう?」


奴は俺を猛スピードで追いかける。


停眼(ていがん)!!」


その第4位の叫びで奴は俺の背中の数センチ手前で止まる。後ろを向くと元はどちらも黒色の目だった第4位の目は片方が白色もう片方が黒色のオッドアイになっていた。


「これがお前のことを少し甘く見ていた俺の償いだ。行け、豆腐!!」


「刀夜だ!!……ありがとう。」

俺は後ろをふりむかないで闇鬼の元に向かう。



第4位視点


(あれ?体育祭の時に豆腐って名前じゃなかったか?)

俺が思っていると

「お前強いな?名は?」

動けない奴は俺に問う

「忘れたって言ってるだろ?お前こそ何者だ?」

「強者には名乗るのが俺の同義だ、いいだろう、俺の名は古楠(こくす)(よう)だ!!」


刀夜視点


俺は闇鬼の元へと走る。

(絶対に死なせない!)



???視点


「あの学園が襲撃に?”霜月”は何をやっているんじゃ?」

一人の老人が驚く。

「本当にあの方の計画を邪魔するな、あいつらは」

呆れた表情で言う若い男性。

「誰が向かう?」

俺はその言葉に意見を言う。

「俺が行こう……」

「新人……まぁ”師走(しわす)”は俺といい勝負だったし大丈夫か。」


補足

刀夜が古楠の能力リベンジに対して”万物を封印する能力”を使わなかった理由は、単純な戦闘力で劣っていると察したからです。(能力を封印しても意味が無いと感じたから)

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