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能力が全てをすべる世界で剣術だけで成り上がる  作者: 紡雪
第一章

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第22話「異変5」

(早く決着をつけなければ……それに天堂達も気づいてこちらに向かってきているはず……。)

俺は刀を構えて

「神刀 筒姫「神姫解放」」

(修行の成果を見せましょう!)


「あの時とは少し雰囲気が違いますね……。まぁ関係ないですけど!」

(まずは能力範囲外に一瞬で移動する……)

地面を蹴り、一瞬で能力の範囲からもう数センチで抜けられるだろう場所まで来た。

だが……

そこで俺の目の前に透明な壁ができる。俺は急ブレーキをすることが出来ず、そのままぶつかる。

「早いですね……けど、もう遅い。あなたは逃げられないですよ!」

先程の黒いマントを被った奴が結界?のようなものを貼ったようで俺はここから出られない。

「安心してください……僕を倒せば解除しますよ。約束します。」

その後俺の視界から消え、背後から声が聞こえる。

「僕に勝てたらですけど!」

そう言って俺を蹴りあげる。そのまま小さいナイフを俺に投げる。俺はそれをかわしきれず、頬にかすり傷をおう。


(逃げることが出来ない以上佐保姫に変えた方がいいです。……)筒姫が言うが、

(いや、このままで行く!)

(なにか策があるんですね?)

範囲というものがないので、避けても避けても、避けた瞬間にまた剣やら、斧やら、光線やらを俺に向けて投げたりしてくる。投げては取ってまた投げてを繰り返す。

(ハァ〜)

息を吸うのがやっとなほど絶え間なく続く猛攻。

少しでも気を抜けば”死”


だが……それはあちらも同じ、絶え間がないということはあちらも疲労している。


俺は時雨が一息つくその瞬間、それを見逃さなかった。俺は仕掛ける。

(筒姫の能力は”マーキングした物と自分の位置を入れ替える能力”!)

(どうぞお使いください!)

筒姫は俺に能力の使い方を教えてくれた。この能力は一瞬で移動することができるため不意打ちに向いていると。

実はさっき投げてきた武器全部にマーキングをした。

俺は時雨が持っている斧と入れ替わる。


「真春の盤 「夏早閃(かしょうせん)」」

俺は不意打ち+さらに速度を上げて奴が能力を使う前に刀を打ち込む。

「がはぁ!!」

そのまま結界に吹き飛ばされ、結界が変形し、ちぎれそうなところギリギリで止まり、そのまま地面に落ちて倒れる。

「残り1分はある!早く毒の解除法を教えろ!」

俺はさっきまでこの策のために泳がせていたが、かなり内心で時間を気にしていた。何とか間に合って良かった……


すると時雨はククククッと笑い出す。

(!?何がおかしいんだ?)


「残念でしたね。効果範囲外はそのまま時間が進むので僕が止めた時間の分、あなたが感じていないだけで外では時間が経っていて、すでに5分は経ってます。」


(嘘だ……ろ!?)

「ちなみに言うと、毒は能力ではなく機械であり、この学校の地下深くに隠してあります。まぁ、もう遅いですけどね笑」


「残念だったのはお前の方だな!」

俺、時雨、結界を作った奴はその言葉の聞こえる方を向く。

そこには天堂やボロボロの光樹、下城、そして毒にやられていた教師達がこちらに来る。

(良かった無事だったのか……)

どうやら天堂や光樹が頑張ってくれたみたいだ

(だから俺への応戦もなかったのか……)

そこで俺が気になっていたもう一つのことに納得がいった。

「なんで生きてるんだ!?お前達は毒ガスで死んだはず……」

(こいつ焦ると敬語外れるよなぁ〜)

「だから解除したんだよ?」

「あの機械の前には仲間が守っていたはず……」


俺は冷静になり、結界から質問をする。

「あの後何があったんだ?」

光樹がそれに答える。

「実はなーーーーーー」


「とにかく時間がない!手分けして探そう!」

「了解」

そう会話して俺は刀夜と別れて食堂に向かう。

「うん?何か音がする……」

食堂についてある違和感に気づく。


(機械……音?)


かすかに聞こえる機械音に違和感を感じて、俺は光を一点に集め、熱を作り、食堂の地面のコンクリートを切れることを確認して、出力を上げて食堂の床一面を切り壊す。

「ビンゴ!」


少し端のところに階段がむき出しに見える。

どうやらどこかのコンクリートの部分が隠し扉のようになっていてそこから本来は行くみたいだな……

俺は階段を降りる。

(待ってろよ!闇鬼!俺が助ける。)

俺が降りる度に、コツンッという音が反響して聞こえる。

そして一つの扉が見えてくる。

(この奥から機械音が聞こえる。)

そう思い、俺はその扉をゆっくりと開ける。

そこにあったのは……巨大な何かの機械だった。その機械の中には緑色の液体が入っていて、上からガスのようなものが出ていて、ガスは水道管に繋がっている。

「なるほど……どうりでさすがの第一位も分からなかったのか……」


「よくここがわかったな?」

その声に俺の心臓は飛び上がる。






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