動と静
では幸せというのはどのような状態なのだろうか。
・おいしい物を食べる
・好きな人と過ごす
・趣味に没頭する
全て幸せな状態であると言えるが、これらは一過性の幸せであり、我々は週に5回10時間程度の不幸な労働をしなければならない。
つまり上記の3つを幸せと考えると、あまりに不幸な時間が長すぎる。
ここで一つ考えてほしいことがある。
「マラソンランナーは不幸なのか?」ということである。
彼等は5時間程の苦痛を「ゴールした時に気持ちいい」程度の理由で好き好んで耐えているが、その時間は苦痛ではあるが不幸ではない。
我々も仕事終わりのドカ食いや安酒のために、フルマラソンよりも長い苦痛に耐えている。
しかし明らかに我々は不幸だ。
これは我々が耐えている週に5回10時間の苦痛と何が違うのであろうか?
それは「目標達成に向けた攻めの苦痛」と「快楽が来るまで守りの苦痛」という違いである。
この2つの明確な違いは幸福を達成する方法である。
マラソンは自分の足で走ってゴールするという目標を達成しなければならないが、
仕事は時間が経つと自動的に終了する。
つまり真の幸福とは目標を達成し続けることでしか満たされないのである。
しかし、仕事で目標を掲げている人はどうなるのか?という疑問が上がるかもしれない。
そんなものはない。
なぜなら現在の日本で、なくなって困る職業に着いている人間の方が少ないのだから。
続いてはどのように目標を達成し続けるのかを解説しようと思う。