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MINKU 時空を超えた物語  作者: 榊 直 (さかき ただし)
6章 再びダンジョンへ
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第28話 リブロー

 臭い息を放っている、ガイコツ騎士が剣を振りかざして、迫ってきた。皆は先に進んだ。しばらく逃げながら、進むとガイコツ騎士は追ってこなかった。

「おかしい、なぜ追ってこない?」コングが不思議がった。突然、床が振動した。ガツンと床が少し下がった感じだ。

「何か、音がするわ。ゴーって」サリーが言った。

「うわ!水が流れてきた。にげろ!」キューが大量の水が流れてきたのを見て叫んだ。

「うわー」皆は大量の水に流され、溺れそうになった。

「地下水が流れる仕組みだ」ジルが流されながら言った。

皆は洪水のような水に流された。

「下にレバーがあると思う。それを動かせば大丈夫と思うわ」サリーが流されながら言った。

水はどんどん流れてきて、ついにダンジョンの中は水でいっぱいになった。皆は必死で水から顔を出して泳いだ。しかし、水がさらに増えて、呼吸をする所がなくなりそうだった。ジルが水の中に潜り、器用に泳いだ。しばらくすると、戻ってきて、

「だめだ。レバーがあるのだが、入り口が狭い。手が入らない。何か道具があるのだろう」

「今から道具を探す時間は・・」コングも溺れそうだった。

「私がいくわ」ちいがひょっこり出てきた。

ジルのゲージに入っていたのだが、

「スイミングスクールで泳ぎは練習したもの」

ちいはすいすい潜り、レバーの所までたどり着いた。途中、流れが強くて大変だった。

ちいはレバーを動かした。小人なので、狭い所も入れたのだ。

下の床が動き、水が排出した。どんどん水が減っていく。

「でかした。ちい」コングが言った。

すぐさま、ジルはちいをゲージにしまった。流されてはいけないと思ったのだ。


「みんな無事か?」コングが皆に聞いた。

水は引いていたが、皆はずぶ濡れだった。

「全員いる」ジルが数えた。

「服が早く乾く魔法はないの?」キューが魔女に聞いた。

「そんなのあるかい!」

「たいまつに火をつけて、暖まろう」ジルが提案した。

「よし、たいまつを出してくれ」コングが言った。

ポルサが袋からたいまつを出し、火をつけた。

皆は服を乾かし、休んだ。


 しばらくして、皆も十分休んで、服も乾き、気力が回復した。

「この先にリブローがいると思う」サリーが言った。

「みんな、剣を構えろ」コングが言った。

ジルは弓を構え、フルームとバーバラは石を口から出す準備をした。コングはマスターブレードを握りしめた。ポルサも剣を構えた。魔女も身構えた。ジリジリと進んだ。

シーンとするダンジョン。どこからか、声がした。

「大勢きたな。私のコレクションになってくれるか」

リブローがす~と現れた。不気味な感じで。

「来たな!」ジルが弓矢を放った。弓矢はリブローの近くで、ボロボロに崩れて落ちた。

「な、なんと!」ジルはびっくりした。

コングが突進した。剣をリブローに突き刺した。しかし、リブローはコングの動きを止めた。

「か、体が動かない」リブローはコングの体を浮かした。50%の確率で脳を破壊する「ボルノズン」だ。

「お願い。耐えて・・」魔女が悲願した。

コングは耳や鼻から血を出し、震えた。

「ボルノズン」リブローが唱えた。

コングは弾き飛ばされた。

「コング!」皆が駆け寄った。

「だ、大丈夫だ・・」コングがか細く言った。

「良かった。呪文は失敗だった」魔女が安心した。

「ぼ、僕もやる!」キューはリブローの後ろに回り込んだ。

「いや~。風の魔法!」キューが最大の風の魔法を放った。リブローは手を上げてこらえた。

「あ、あれ、飛ばされない・・」キューはいちもくさんに逃げた。

ポルサは稲妻を剣から出した。リブローにあたり、感電した。

フルームとバーバラが石の矢を口から出した。リブローにあたり、ダメージを与えた。

リブローは怒り、強力な波動を皆に放った。皆は弾き飛ばされた。

「つ、強い・・」ジルが立ち上がりながら言った。

「そろそろコレクションになってもらおうか」

リブローが本を構えた。魔女はこれを待っていた。リブローがジルに狙いを定め、呪文を唱えだした。ジルの体がフワ~と浮き、本に吸い込まれそうになった。魔女はジルの前に駆け寄り、呪文を唱えた。

「シーダン!」

ジルは体が自由になった。リブローはその逆で、

「うわ~」と叫び、自分の本の中に吸い込まれていった。

リブローの本がバサリと落ちた。

「魔女、これは・・」ジルが汗を出しながら聞いた。

「本に吸い込む魔法をシーダンの魔法でやり返したんだ。シーダンは魔法返しに使うんだ」

「やったぞ!僕らの勝ちだ」コングが叫んだ。

「本はどうする?」ジルが言った。

「燃やしたほうが良い。持っていても良いことはない」魔女が言った。


 たいまつの火で本を燃やした。

「もう後は上に行くだけよ」サリーが言った。

「やった。ピエール王国だ」キューが言った。

地上に出る長い階段があった。

皆は少し早く階段を登った。光が見えてきた。

皆は地上に出た。目がくらんだ。地上だ。

向こうの方に大きなお城見えた。


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