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14-3

それから、グノワール卿と連絡のやり取りがされ、

すぐにグノワール卿の屋敷に向かう事になった。


王子と二人で、グノワール卿の屋敷に向かう。


貴族の屋敷に相応しい、立派な屋敷だが、

豪華絢爛といった風はなく、

どちらかというと、つつしまやかな印象を与えた。


これがグノワール卿の、飾らない人柄を現しているようで、

『土木師』として多くの事業を手掛け、

その功績と合わせ、私はグノワール卿に好感を持った。


グノワール卿は40代前半と思われる、

白髪交じりの髪に、どこか憔悴した表情をしている。

目も濁り、活力が感じられなかった。


「王子、それにマリエッタ様、ありがとうございます」


その言葉にも、元気がなく、

子息の前にグノワール卿が駄目になってしまわないか、

心配になるぐらいだった。


「それでは、さっそくですが、ディーダの部屋にご案内します」


ディーダと言うのが、子息の息子の名前なのだろう、


そう思いながら、子息の部屋に入るなり、驚愕に目を見開く、

そこには6人程の『治癒師』が、子息に高位回復魔法をかけていた、

その中でも1人は『聖者』なのだろう、最高位回復魔法もかけられていた。

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