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14-2

「けがや病ではないらしい、原因が不明なのだ、

 マリエッタは最高位解毒魔法が使える、

 駄目かもしれないが、試して欲しいとの依頼だ」


少しでも可能性がある事は試してみたいと言う事なのだろう、

親としての気持ちは分かる、しかし。


「王子と仲が悪い人なのでしょう?」


「民の命がかかっている」


自分を嫌っている人からの依頼でも、

迷わず、困っている人を助ける道を選べる。


ああ、王子はこうゆう人だった。


そんな所が・・・


「王子の事、好きよ」


何となく、口をついて出る。


王子は目に見えて狼狽しており、耳が赤くなっている。


表情があまり変わらない人なのに珍しい・・・


私は、淡々とそんな王子の様子を見ていた。


「えっと、それでは・・・」


「ええ、ご子息の様子、見てみるわ、

 私に何かできるかは不明だけど」


「ありがとう」


「いいえ~」


そう言って、昼食を食べた。

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