94/125
13-1 日常
王宮へ来て7か月が経った。
『勇者』の魔導書も習得して、早!!!っと皆に驚かれたが、
いつものも事なので、気にしない事にした。
それから、週の休みには酒場で情報収集、
王宮勤めの時は、上級侍女としての仕事以外は、
庭を散歩したり、貴族の女性とお茶したり、
図書府の本をよんだりして過ごしていた。
そうしていると、ワシも暇でな~と言う、
大臣数人とも仲良くなり、ティータイムと言う、
情報交換をしている。
職業では、それぞれギルドが力を持っており、
ギルドで掟があり、問題があればギルド内で裁かれるので、
王宮が口出しする事はあまりない。
道を作るとかも、土木師ギルドによって、
仕事配分されるので、時々依頼するぐらいで、ほとんどお任せだ。
孤児の保護も、教会が組織されていて、
順調に運営されている。
ギルド、教会に問題が起きれば、王宮の出番だが、
それぞれ独立意識が強く、
悪い事をして、王宮に裁かれるぐらいなら、
自分達でケリをつけると言う意識があり。
王宮は今日ものほほんと平和に過ぎていった。